安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

敬老会での会話について 959

未分類 / 2009年9月22日

昨日は綱島地区センターと港北公開堂で行われた、敬老行事に参加しました。皆さん、一昔前の高齢者と比べてお元気、溌剌なのを強く感じます。これからもお元気で幸せな日々を送って頂きたいと願っています。

港北公開堂で行われた、地元・菊名地区連合町内会開催の敬老会の開会前。ある役員の方からお声掛け頂きました。「以前、菊名地区の高齢者調査をした結果をブログに載せたでしょ。見ましたよ。有難う。」とのこと。こちらこそ拙いブログをご覧いただき感謝ですし、普段あまり見られない調査データでしたのでご紹介させて頂いた次第です。

地域高齢者の実態調査について:http://gyota.seesaa.net/article/113015237.html

菊名地区で頂いた敬老会式次第の中に、敬老該当者数の推移が掲載されていました。(対象は敬老の日現在で満70歳以上の方) データによりますと、平成51638人であった敬老該当者は、平成212925人と15年でほぼ倍増。都市部における急激な高齢化が見てとれます。

少子高齢化社会の進展による暗い部分がよく取り上げられますが、こうした方々が元気で溌剌と生活して頂くことが、社会の安定につながるものと思います。そのためにも、来賓の挨拶にもありましたが、人と「かかわっていく」ということが大事になります。町内会や地域行事、隣近所とのかかわりは大切です。「人は一人では生きていけない。人は人の中にいて生きていける」とはある詩人の言葉。

「生涯青春」の気概で日々を送って頂けるよう、サポート環境の整備に尽力して参ります。

ところで、開会前に「後期高齢者医療制度の廃止についてどうなの」とのお声掛けも頂きました。高齢者でも現役並みに収入のある方は負担していただく制度でもあり、現役世代だけに高齢化社会の負担を任せないとするものでもあります。ようやく落ち着いてきたこの制度。廃止してどうするのか?対案もなしに「反対」と言い続けて勝利した民主党。廃案にして以前の制度を放置することは、際限なく現役負担を重くすることにしかなりません。

昨日の読売新聞の記事を添付します。ご参考まで。

「年齢区分で区切る仕組みは廃止する」。長妻厚労相は17日未明の就任会見で、きっぱりと宣言した。75歳以上の医療費を現役世代が支援する後期高齢者医療制度は、昨年4月の施行以来、年金からの保険料天引き、周知不足などにより、大きな混乱を招いた。民主党などは、即時廃止し、従来の老人保健制度に戻すよう求める法案を昨年6月に参院で可決するなど、政権批判の追い風としてきた。

16日には、「全日本年金者組合」(組合員約9万人)が国会前で集会を開いた。冨田浩康書記長は「秋の国会で後期高齢者医療制度の廃止を実現することこそ、新政権の船出にふさわしい」とエールを送った。

しかし、制度開始からすでに1年半がたつだけに、制度廃止への反発も強い。京都府の広域連合は今月5日、鳩山政権の誕生を見越し、「制度が廃止された場合、老健制度が抱えていた問題の解決を遠ざける。制度の度重なる大幅な見直しにより、高齢者や制度を実施する現場に大きな混乱が生じることが懸念される」として、制度堅持を求める決議を賛成多数で可決した。制度を主導してきた日本医師会も、「廃止により現場が混乱する」との立場だ。

高齢者が国民健康保険などに加入したまま、医療サービスを受ける老健制度に代わる、新たな高齢者医療制度の検討が始まったのは1990年代後半から。国保を運営する市町村、健康保険組合、日本医師会などが論議を重ね、2005年末に、制度の枠組みが決まった。さらに、制度開始まで、保険料を徴収する市町村、運営主体となる広域連合は2年間をかけて、徴収システムの新設、窓口業務を行う職員の研修などに追われた。

すでに、来年度の保険料の改定作業も始まっており、すぐに制度を変えた場合、現場の負担は大きい。全国後期高齢者医療広域連合協議会の横尾俊彦会長(佐賀県多久市長)は、「多額な投資をして準備してきた制度であり、元に戻すとなると、同じくらいの費用がかかる。現状は落ち着いており、制度の基幹は残すべきだ。現場の意見を聞いてほしい」と指摘する。

さらに、開始当初、市町村に殺到した保険料などの苦情も目立たなくなっている。日本医療政策機構が今年1月に行った世論調査では、現行制度を基本的に維持すべきだとする人が、70代以上では56%に上った。在宅の高齢者を多く診る新宿ヒロクリニックの医師も「高齢者や家族が、制度に特に強い問題意識を持っているような印象は受けない。ある程度定着したのでは」と話している。

にほんブログ村の「政治ブログ」ランキングに参加中です。ブログ画面からになります。ご覧ください。
こちらをクリック
http://gyota.seesaa.net/

その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.gyota.com