小売りと政治の競争激化について 896
暑いですね。水分をしっかりとりたいと思います。
消費者にとっては有難いことですが、また様々な商品の価格競争が激化している感じがします。先日、お世話になっているガソリンスタンドのご主人は「今の価格競争にはついていけないよ。大手しか生き残れない。うちみたいなところはやめるしかないよ。」とのこと。あるスーパーにお勤めの方曰く「どうやって儲けているのかわからない位に安いです」。体力勝負が各業界の形を変えてきましたが、これから小売業はどのような形になっていくのか。社会環境の変化の中で、市場に全てを任せる環境作りは、限界にきているようにも感じます。
ところで、最近、業容を拡大しているのが「ネットスーパー」。スーパーマーケットにインターネットで注文し、買った商品を自宅まで宅配。在宅介護家庭や、子育て中の家庭、高齢者世帯にとっては助かるサービスです。イトーヨーカドーやダイエーなど大手スーパーだけでなく、地方のスーパーもネットショップやネットスーパーを立ち上げています。規模の大小は勝敗に影響するものの、新たなアイデア競争の始まりでもあります。インターネットのもつ「可能性」の広さを感じます。
更に大物がこの業態の競争を激化させています。ネットショッピング最大手の楽天。我が家もネットショッピングは時々利用していますが、重量物の購入などは大変便利です。楽天はネットスーパーを視野に、昨年から楽天市場で午前中に購入した商品を翌日に配達するサービス「あす楽」を始め、取り扱う商品点数を一気に3倍に拡大。既存スーパーにとっては驚異です。
サービス競争は利用者にとって歓迎すべきものですが、その激化は売上、雇用にもかかわる悩ましい面もあります。一方、政治の政策競争は大歓迎。ここにきて自民党が3年後をめどに「幼児教育の無償化実現」を謳えば、民主党は来年度から「国公立高校授業料実質無償化」を訴えています。但し、国で繰り広げられる不毛な権力闘争は「百害あって一利なし」。いい加減にしてもらいたものです。また不祥事も絶えません。民主党も自民党にとって代わるというなら、不祥事はもういい加減に止めてもらいたいです。
民主党不祥事リストについて:http://gyota.seesaa.net/article/122749947.html
公明党が結党された約40年前には考えられなかったことですが、自民・民主の主張の方向性は、いずれも公明党が「福祉の党」として主張してきたことそのものです。公明党が「民衆のための政治」を標榜し、行動してきたことは、当初「素人だ」と唾棄されてきましたが、今や主要政党の公約にまでなる時代となりました。
政治ジャーナリストの岩見隆夫氏は「自民党や民主党だけには任せられないという問題点。そこに公明党としての中心的な争点がある。」と指摘。
利害関係者のための政治ではなく、真に「民衆のための政治」を追及する我が党の考え方は、時代のプラットホームのように、政治の基盤になりつつあるのではないかとさえ感じます。まだまだやるべきことはありますが、大きな変化を感じます。
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