安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「さらば財務省!」について 501

未分類 / 2008年6月22日

先日、ベストセラーとなった高橋洋一元内閣参事官著「さらば財務省!」を読みました。元々ご本人が大蔵官僚。「小泉・竹中改革」の司令塔として「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融改革」「公務員制度改革」を実現した著者が、財務省と訣別。「官僚による改革つぶし」「日本のエリート集団はかくも腐り果てていた」との事実を明らかにした内容です。

どこから官僚がおかしくなってきたのか?著者は「官僚はそもそも行政の実務担当者に過ぎない。それが国を動かすのはわれわれだと思い上がったところから、次第に道を誤ってきたように思う。私は古い内輪の論理で今も生きる官僚が、日本を動かそうとしている現実が空恐ろしい。」と記しています。ではなぜ官僚が日本を動かせるようになったのか?戦前から続く官僚制度がGHQによって完全解体とはならず、戦後徐々に誤ったエリート集団として復活していったことがひとつ。もうひとつ感じるのは、やはり戦後政治の怠慢だと思います。「政策などは任せるから、我々(政治家)に都合のいいようにひとつたのむ」「それなら我々(官僚)にも都合のいい制度を作らせてもらいましょう(天下りからタクシーのビールサービス等々)」ということではないでしょうか。

こうした仕組みを作るには政治家と官僚だけでは成り立ちません。利権がはびこり「公共の利益」ではなく「個人の利益」を優先可能とした時代。全体最適ではなく、部分最適に陥る発想。恩恵を授かった個人、企業、組織が世論を形成。その仕組みが増幅され、今の日本をつくる大きな力となったと考えると「官僚が悪い」「政治家が悪い」とするだけでは解決には至りません。また売れるかどうかに腐心し、「客観的に伝える」力を失った一部マスコミにミスリードされることになります。

選挙民が意識を変え、60年を超えて作られてきた仕組みを変えていかねばなりません。悪いところばかりではなく、残すべきところもあるでしょう。只、既得権を返上する、取り上げることは大変な時間と労力が必要です。大阪府の橋下知事が悩むニュースを見ればよくわかります。ここにメスをいれ、仕組みを変えていく。これがまさに「改革」なのではないでしょうか。

日本の形を創るための選択をするのは国民の役目。政治・行政が私心なく「公共の利益」を追求することなど当然のこと。詰まる所、年金、医療、介護、子育て等、どこまでの公共サービスを求めるか?大きな政府か小さな政府か、税のあり方が全く変わってきます。どの政党、集団はどのような国にしようとしているのか?より明らかにする必要があります。改革を進め、選択肢を明らかにすることが政治に求められていると考えます。

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