安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

二酸化炭素の排出について 277

未分類 / 2007年9月26日

環境問題について多くの出版物や、シンポジウムなど様々な角度で語られております。「このまま現代の社会を継続すると二酸化炭素による地球温暖化で人類は、、、、」。一方「地球温暖化と二酸化炭素は関連性がほとんどない。温暖化は地球のリズムだ、、、」という考え方等々。どれが正しいのかわかりませんが、自然との共生を忘れてできた現代社会ですので、出来る限り共生に向け、ベストを尽くすのが「地球の一員」人間の役目ではないかと思います。

来週から始まる委員会のひとつに、私が参加する環境総合対策特別委員会があります。今回のテーマは「地球温暖化」の予定。活発な議論が予想されます。

興味深い数字があります。神奈川県における二酸化炭素排出量は1990年と比較し増加しているわけですが、一般家庭や街中等の排出量は29%増。しかし、企業のそれは0%と増えていません。環境技術の発達とともに、日本企業の技術水準の高さ、環境問題への意識の高さが表にでた数字であると思います。私も以前は日立の半導体事業部に従事し、グリーン調達やフロン対策、ISOなど環境対策にも取り組みました。そのときを思い返すと、確かに日本の力なら「ゼロ」であってもおかしくないと感じる次第です。この神奈川の数値をどう捉え、今後に生かすかを自身のテーマにしています。

外務省のHPに03年の米国オークリッジ国立研究所の「二酸化炭素排出量の多い国ランキング」が示された表があります。1位はダントツの米国1580(百万トン)、2位は1131の中国。3位が407と半減してロシア。4位は348のインド。そして5位が336の日本。因みに英国は153の8位とのこと。やはり日本は多いようです。

しかし、この数値。京都議定書を批准しない米国が1位で、出所が米国というのも皮肉な感じがします。

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