安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

揺らぐ学歴社会について

未分類 / 2007年7月9日

最近は「年金」が主要なキーワードですが、つい先日までは「格差」が大きく取り上げられていました。時々保護者の方々と話をするのですが、やはり自分の子供たちには将来のために「学力をつけてほしい」と言われています。

学力をつけ、学歴をつけてどうするのか?安定した未来に生きてほしいという願いからだと思います。従来の学歴エリートの多くは一流サラリーマンか役人になっていましたが、只、時代は変化しており、今はその立場も安心していれるものではなくなっています。「サラリーマンと起業家・医者などの所得格差が拡大している」と分析する学者いることもあってか、最近の「できる」高校生は東大ではなく医学部を目指すそうです。ある保護者は「もう医者になるしかないんだから、金がかからず学力をつけられる方法を考えるのが政治の役目だ」と言われてました。こうした話を伺うと、まさに今の日本を象徴しているようで、「自分さえよければいい」の典型だと思いますし、「みんなのための税金だぞ」と言いたくなります。

何のために学力をつけるのか?「詰め込み能力」の追求でやってきた日本の教育・評価方法に限界が訪れているのは間違いありません。従順な社員がいい社員、と言われた発展途上国の日本なら意味のあることでしたが、世界の中の日本となるとそれだけでは難しくなります。「考える力」をつけ人間性、人間力を高める教育への変化が必要だと強く感じています。只、これは児童生徒より先に大人が気づき、変化することが最初の一歩。私自身、自分に何ができるか、まず考え、行動していきたいと思います。

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