大混乱の初議会終了
先週5月16日に始まった初議会は混乱の中スタート。他党やマスコミも口々に「民主の行動は地方政治史上かつてない騒動」「懲罰か議員辞職に値する行動」といった状況にまでなりましたが、その後なんとかおさまり5月23日終了しました。各紙報道の通り、民主会派が常任委員会委員長・副委員長ポストを返上してまで副議長ポスト獲得への強硬姿勢を貫いたことが混乱の原因でしたが、結局民主党内部にしこりが残っただけでした。
尚、私はこの議会で文教常任委員会委員並びに環境総合対策特別委員に選出されましたので御報告させて頂きます。
何のための政治なのか?この1週間の混乱を見ていて民主党の対応について「国民、県民のため」という視点は微塵も見られなかったというのが率直な感想でした。民主党の中にも嫌気がさした議員が何人もいたようです。もし、「責任ある第2会派」と強調するならば、責任ある言動が伴わねばなりません。ある紙面には「まるで駄々っ子」という言葉まで踊りました。あまりに見苦しい権力欲の姿に「市民派」「議会改革」という言葉はパフォーマンスであることを目の当たりにした次第です。
東京世田谷区でトップ当選した民主党区議。外務省三等書記官を一等書記官と偽っていたとか。でも辞めない。御存知の方も多いかと思いますが、民主党が結成されてからなんと50人もの議員・秘書が逮捕されている事実。それも麻薬、暴行等々人間として目も当てられない愚行の数々。不祥事は後を絶ちません。自民党のことをよく突っ込んでますが、どこかのマスコミには是非ともここ5,6年の不祥事数及び内容比較をして頂きたいものです。経歴詐称や女性問題は当たり前のように出てきます。
すぐ忘れた顔して手のひらを返す。一体どうなっているのかと疑います。政治と金の問題。政治とウソつきの問題。いづれも政治不信の原因です。パフォーマンスで国民を偽る政治屋を断じて野放しにしてはなりません。
民主党は右から左まで幅広い。それ故に色んな方々がいるのも確かです。私の感覚では人間的にもまともないい方は何人もいます。例えば、初議会終了後、超党派の1年生議員と懇談会を持ちました。大変有意義な会合で、そこでは上記のような議員を感じる事はありませんでした。また興味深かったのが民主の新人の半分近くが元々無所属の市会議員だったということでした。
初心忘れず、共々に「県民のために」を忘れず前進していきたいと思います。
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