安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

モラルの低下 医療費未払い問題

未分類 / 2006年9月26日

昨日は持続可能な社会保障のための負担増について述べましたが、その一方で納得のいかない問題が存在していることも事実です。今日若者数名と関連する話をしておりましたので少し続けさせて頂きます。自分さえ良ければいい、といったモラルの低下が大きな社会問題、各種犯罪の原因になってきておりますが、例えば医療費の未払い問題もそのひとつです。先日病院関係者と話をしまして、その後のマスコミ情報と総合しますと、病院で診療を受けた後に医療費を支払わない「未払い」が04年度全国で約3000病院で発生し、未払い額はなんと約218億円、神奈川県だけで約110病院、約7億円に上っているとのことです。直近3年分の全国の未払い額を足し合わせると、約900億円、日本の年間医療費全体の0.1%になるそうです。

1件あたりの未払い額は入院の場合、約10万円。外来の場合は約5千円。救急と産科など緊急時に運ばれてくる人の中で発生することが多いとのこと。様々な事情の中で払えない方については社会全体で支えあうことが大事なわけですが、最近は「払えるのに払わない」人が急増しているそうです。こういうことはつい最近はびこり始めた誤った権利意識から出てきているように思いますが(街中で「えっ!」と思う出来事もこれに起因するものが多くありますが、その話はまた後日)、この問題で病院の経営は圧迫され、結局その負担はどこかに転嫁しなくてはならない話になります。私は真面目に生きている人たちにそれが転嫁されることを絶対に許したくありませんが、行政負担にせよ窓口負担にせよ、「食い逃げ」ならぬ「受診逃げ」は広く社会で負担することになってしまいます。本当に手助けの必要な方々には公共の力で支えていくことが大変大事なことですし、公明党が最も力を置いてきたことでもあります。しかし、もらう必要もなく、またその権利もないのに「人を騙す」かのように社会のための尊き財を食い物にする者は許せません。それは人から信頼の心を奪い、社会を不安定にさせる原因にもなります。行政的には不正の防止策強化をはじめ、生活保護を含めた行政のチェック機能、フォロー機能の強化は制度改革とともに極めて重要な課題であると考えます。