安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

持続可能な社会保障のために

未分類 / 2006年9月25日

多くの方々からお話をお伺いする中で、やはり負担増問題はよく出てくる話題です。年金はじめ国民健康保険の自己負担や介護保険の利用者負担の見直しなど、いわゆる負担増に対する風当たりは大変強いです。しかし、高齢化社会が進む中で制度を破綻させることなく持続可能な制度にしていくことが最も重要であること、セーフティネット(安全網)を整備しながら進められていること、そして給付と負担の関係に秘策はないこと等々を説明させて頂き、納得の度合いに差はあるでしょうが、皆さんに御理解けるよう努力しています。

ある方の体験をご紹介させて頂きます。その方のお父様は64歳の若さで脳出血で倒れ、半身麻痺の病状に陥られました。現在要介護5の認定を受けられ、老人保健施設に入所されています。その方は在宅ケアもお考えになりましたが、常時車イスで、一人で起き上がることも出来ないお父様を、エレベータなのないアパートで、奥様とお母様と協力しても支えることはできない、と判断され入所するという苦渋の選択をされました。昨年の介護保険制度の改正に伴い、その方の食事代だけで毎月約45,000円の自己負担となったそうです。大変な負担であることに違いはありません。只、その方が言われるには、介護保険制度があればこそお父様を支え、守ることが出来る。なければ自己負担ばかりで大変なことになっている。制度があること自体に感謝するべきではないか、とのことでした。負担増は誰だって辛い。実行する政党にとってもダメージになることは必至です。しかし、現実を無視した空論を放つのは無責任です。勇気を持って将来を見据え、具体的な行動をおこし、世界に冠たる日本の医療保険にせよ、介護保険にせよ、制度が維持できるようにしなければ元も子もありません。この現実に秘策がないのは事実です。社会保障に関して、「今自分のために何をしてくれるのかだけが大事で、将来のことはいつか誰かに考えてもらえばいい」という方は大変少ないのではないでしょうか。あくまでも「持続可能であってこそ人々の生命も守り続けることができる」ということであると考えます。