Archive for the ‘アート’ Category

画家・M.C.エッシャーは、1898年6月17日にオランダのレーウヴァルデンに生まれ、1972年3月27日に死去。名前を聞いてどんな絵を描いた人かは分からなくても、絵を見れば直ぐわかる芸術家だ。

下の写真で、私とエッシャーのつながりを話したい。左の画集は1973年12月30日に東京・青山の嶋田洋書で2,420円で購入。23歳の暮れに買っているが、全く記憶がない。もう、45年前のこと。右上の図録は、1977年4月18日に千葉バルコで購入とある。右下の図録は今月10日、現在、上野の森美術館で開催中の展覧会で購入。

何十年振りに作品を見たが、改めて白黒の魅力を再認識した。白から黒までの諧調の美しさと、色の単純さからくる力強さ。現在のパソコンの技術でこのような絵を描くのは容易いかもしれないが、絵に表現されているアイデアは、そう簡単ではない。展覧会場は大混雑していたが、刺激的なひと時となった。

エッシャー

今日の午後、金谷美術館コンクール2017の表彰式に参加した。昨年12月に審査した239点の作品の中から、選出された受賞作が展示されていた。10号以下の作品という制限のなか、様々な表現の作品群が自己主張していた。

私も、いまだにデザインコンペに挑戦している。過去に出品した作品をみると未熟さを感じるのが、その最大の理由だ。忘れられないコンペがある。審査員が尊敬するデザイナーであり、文字を主体とする課題だったので挑戦した。残念ながら2位だったが、尊敬する審査員のコメントが、その後の私の制作上の励みになった。

この金谷美術館コンクールの目的は、「地域の芸術振興を図るため」とある。このコンクールから素晴らしい芸術家が羽ばたくことを期待したい。表彰後に美術館前で記念撮影。

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今夜、Eテレの番組の日曜美術館を見ていたら、富津市金谷の金谷美術館が取り上げられており、ビックリすると同時にうれしかった!

放映された内容は、「〜膨らむイメージ・躍動する生命力〜」のタイトルのもと、クリスピエール・ラビュッシ、ジョージス・ウェンガー、津田裕子、岩波昭彦などの作品が紹介されていた。

会期は来年1月8日まで。休館日は毎週水曜日と、年末年始(12月26日〜1月1日)。慌ただしい師走ですが、ゆっくりと自身を見直す時間にしてはいかがでしょうか。写真は、この展覧会の内覧会の時に撮ったもの。

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木更津市ほたる野のギャラリーに行った。

ここを主宰している人は、富津市出身のプロカメラマン・平野耕作さん。会場の正式名称は、ギャラリークレフ。HPを見ていただければ、情報が掲載されている。

そして、今回、写真展を開催している人が、富津市在住の下間(しもつま)長平さん。下間さんは、二科会写真部の会員。この内容で検索していただければ、今まで二科会に出品した作品が掲載されている。今回のテーマは富士山。モノクロの作品もあり、さまざまな富士山の表情をみることができる。開催が今月30日までと期間がないが、ぜひ足を運んでみて下さい。下の写真は、ギャラリークレフ。

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11年前の夏、鴨川市にある城西国際大学のセミナーに行った際、1枚のチラシを手に取った。タイトルは、「橋本博英展 色彩の交響曲」とあり、房総の風景の彩りと空気感が、見事に表現されていた。

裏面の略歴を見たら、阿佐ヶ谷美術専門学校・講師とあった。この学校、私の卒業した学校。驚いた。でも、ご本人の顔を思い出すことができない。2006年7月21日、この展覧会場の東金市にある城西国際大学・水田美術館を初めて訪問。会場にあった写真を見て、すぐに思い出した。橋本先生の授業を受けたことはないが、いつもスリッパを履いていた姿を鮮明に思い出した。

2度目の展覧会が開催中。会期は今週の22日まで。今月中に仕上げる報告書などがあり時間がなかったが、圏央道を走り東金市へ。私の他に鑑賞者はなく、ゆっくりじっくり観れた。久しぶりに充実の時間を得た。略歴には、66歳没と。私も現在66歳。印象深い展覧会となった。

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今月上旬、木更津市立中央公民館で開催された版画展に行った。第32回・彫音(ほりおと)展とあるから、歴史あるグループ展。たまたま、このグループに所属している版画家を以前より知っていたので、何年か前からDMをいただくようになった。

このグループ展が素晴らしいのは、いつもテーマを設けて作品を制作していること。今回のテーマは、「上総七福神めぐり」。対象地域も木更津・君津・富津にわたっている。グループで現地に行って、会員の親交を深めながら制作に臨んだのでしょうか。それとも、グループで行く日には都合がつかなく、1人で現地に行きスケッチしたのでしょうか。ともかく、皆で同じテーマで制作することで互いの視点も刺激になり、何より地域に密着していることがうれしい。市民が普段見慣れている風景を新たな見方で感動を伝えてくれる。また、この「テーマ作品」と「自由作品」の数のバランスがとれていて、更に素晴らしい。

このグループの代表者が受付にいたので、撮影許可をいただき印象に残った作品を撮った。真ん中の風景作品が、以前より知っている方のもので、右の作品は、作者は女性だがシンプルで力強く、ストレートに作者の気持ちが伝わってくる。

 

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先日、富津市の六野(むつの)という地域に用事があり、帰り道は少し遠回りになるが、長狭街道に出て鋸南町の菱川師宣記念館に行った。

ご存知の通り、この記念館は浮世絵の「見返り美人」で有名な菱川師宣(ひしかわ もろのぶ)の出生の地にある記念館。時々、興味深い企画展を開くので、そんな時は訪れている。今回は、この記念館が開館30周年ということで、東京富士美術館の協力を得て、ジャポニズムの影響をうけた時代の画家(マネ・モネ・ルノワール)の作品が並んでいる。「ジャポニズム」とは、19世紀後半から浮世絵などの日本の美術工芸が西欧美術に影響を与えた現象のこと。また、浮世絵版画(喜多川歌麿・葛飾北斎・歌川広重)も展示されており、興味が尽きない。ぜひ、皆様もご一覧を。

菱川師宣記念館・299-1908安房郡鋸南町吉浜516 電話:0470-55-4061 会期は、2月7日(日)まで。会期中無休。開館時間は午前9時〜午後5時まで。近くの道の駅「保田小学校」で、この企画展のチラシをゲットし持参すれば入館割引(20%)されます。

 

菱川師宣

久し振りの、ブログの更新です。

きょうは、午前10時より地元・金谷(かなや)地域にある金谷美術館のボランティア活動に参加してきました。昨年11月から始め、きょうは3回目の活動。水仙を植え替えたり、芝生のなかのクローバーを除去したりと、好天にも恵まれ有意義なひと時となりました。金谷美術館は、2010年3月15日に開館し、約2年後には公益財団法人の認可もうけている、地域密着型の美術館です。

私は、初めての地域を訪れる際には、事前に美術館・ギャラリーがあるか調べ、30分でも時間が取れれば訪問するようにしていますが、そんな施設がない時は、少しガッカリします。そんなことから、金谷美術館が発展するために、微力ですが、応援していこうと密かに決意しています。

左から、敷地内に可憐に咲いた水仙。きょうの参加メンバー。美術館別館に向かう通路の脇に咲き始めた河津桜。春の鼓動を感じた暖かい一日でした。

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富津市の南部、東京湾フェリーの近くにある金谷美術館。2010年3月15日にオープンしたので、3年が経過しました。私は年間パスポート券を持っていますので、時間の許す限り、近くにいくと立ち寄るようしています。同じ絵でも、何回も見ると、その印象も変わってきます。

富津市内の方に聞くと、意外と行った方が少ないのに驚きます。人は、近くにあると直ぐに行けるからと、案外行かないものかもしれません。現在開催中の企画展「& Ocean」は、年代に関係なく楽しめます。小中学校が夏休みでもあるので、ぜひ家族連れで行って見てください。きっと、お子さんの夏休みの良い思い出になると思います。企画展のタイトルは、英語で少し難しい印象ですが、展示されている絵はわかりやすいものです。詳しくは、金谷美術館のhpをご覧ください。

今回の企画展は、9月23日(月)まで。休館日は毎週水曜日。但し水曜日が休日の場合は翌日が休館。一般の入場料は800円。中高生は500円。小学生は200円(但し、土・日・祝日は無料)。

先月の中旬、寒気がして、その日は早めに就寝。翌日は微熱があったが、その後回復に向かった。これで風邪は治ったと油断していたら、下旬に妻と母がひどく咳き込んできた。もう自分には免疫があるだろうと思っていたら、ゴールデンウィーク後半に高熱が出てしまい、3日間寝込んでしまった。

3日間寝込んだおかげで、仕事が山積していたが、12日の日曜日、市川市芳澤ガーデンギャラリーの「和田誠」展に行ってきた。わたしは、国内のグラフィック・デザイナーで尊敬して方が、3人いる。東京オリンピックのポスターや、NTTのマークで知られている亀倉雄策(かめくらゆうさく・1997年82歳で逝去)。二人目は、ユーモアあふれるポスター、視覚のトリックを利用したアート作品で知られている福田繁雄(ふくだしげお・2009年76歳で逝去)。三人目が、和田誠(わだまこと)さん。現在も「週刊文春」の表紙の絵を描いている。イラストレーター、映画監督、エッセイスト、絵本作家として多才を発信している。そのイラストをみれば、直ぐに「この人か!」と、ほとんどの方に分かってもらえると思う。

この3人のデザイナーは、作品集や著作を通して自分なりに理解しているが、一度でいいからナマの人間に触れたいと願っていた。しかし、残念ながらお二人の方に会うことはできない。そんなことから、最後の方には、ぜひ一度お会いしたいと願っていたところ、ギャラリートークがあると新聞記事で知った。当日、午後1時から整理券を出すとあったので、万全を期して正午過ぎに会場に着くと、既に10人の希望者が並んでいた。1時には定員50名を超える人たちが並んだ。そして、忘れかけていた少年の心で、開会の2時を待った。

想像以上に、やさしく、気配りをされる人間でした。当初、サイン会は無いと学芸員が言っていたが、トークの最後に「やります!」と発表。わたしは、会場で購入した「和田誠ポスター集」を抱え、順番を待っていました。驚いたことは、差し出される本などに、それぞれサインを書く位置を全体のバランスを考慮し、楽しみながら真剣に続けていたことです。ひとつひとつが、違うのです。わたしの番が来たので、表紙を開いた次にくる無地の部分を差し出したら、和田さんは次のページをめくりイラストが描かれている下に「Wada Makoto」と描き、更に装飾的な線を付け加えました。驚きと歓びの瞬間でした。ナマの人間に触れることができた、貴重な1時間半でした。

写真は、ギャラリーの外観。庭園に咲いていた薔薇。住宅地とは思えない豊かな自然環境。

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富津市 藤川正美
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