menu

 

病院記念式典

 

1月13日

 公立藤岡総合病院の開院記念式典に出席させていただきました。藤岡総合病院は、藤岡市・上野村・神流町・高崎市(旧吉井町分)で構成される多野藤岡医療事務市町村組合によって運営されています。昭和26年に「多野病院」として開院し、平成9年に現在の名称に変更されました。

 

 この病院は、平成16年に市の郊外に付属外来センターを建設して入院機能と外来機能を分離、以来13年間も入院棟と外来センターが遠く離れて立地するという不便な状態が続いていました。それが外来センター敷地内に新たな入院棟が建設され、ようやく再統合が実現しました。圏域住民の期待に応えて、病院の理念である「患者本位の医療」を、これからも実践していってほしいと思います。

 

 この建設事業には、100億円を大きく超える費用が掛かっています。病院は本来は利益を生む事業ですので、その利益を背景に借り入れを起こせば大きな事業も可能になりますが、自治体病院は赤字経営というイメージが大きく、事実多くの病院が苦しい経営を強いられてきました。国は自治体病院に対して経営改革プランの策定を義務付け、経営の立て直しを図っています。藤岡市でも鬼石病院は現在赤字ですが、藤岡総合病院は現在黒字経営で、今回のような思い切った事業も実施できました。かってはこの病院も赤字経営だったのですが、歴代の担当者が苦労を重ねて、今日の黒字経営に導いてくれました。そのことにもあらためて感謝しつつ議員として病院を支えながら、より良い病院になるよう提言も行っていきたいと思います。

 

 

 

コメント投稿

ブログバックナンバー
サイト管理者
藤岡市 窪田行隆
fuji_fuyuzakura@yahoo.co.jp