常任委員会の所管調査

9月25日

                 (清掃センター管理棟)

 所属の教務厚生常任委員会で所管事務調査を行いました。所管事務調査とは委員会に与えられた権限で、委員会の所管(つまり市の仕事のうち、その委員会の守備範囲)について調査することができます。今回は①清掃センターの運営について、②学校給食の放射性物質測定について、③特別支援学校建設用地について、④鬼石小学校プールについての4件について、それぞれの現場に出向いて調査しました。私はいつも現場主義をモットーにしていますが、やはり現場に行って担当者と直接話をするといろいろ見えてくるものがあります。改めて現場の大切さを感じた調査になりました。

                 (清掃センタープラットホーム) 

 藤岡市清掃センターは昭和61年2月に稼働し、すでに26年を経過した施設です。こういった施設の耐用年数は、一般的には25年と言われていますが、藤岡市の施設は平成10年度から11年度にかけて改修工事を行っていて、耐用年数を迎えるのは平成37年となります。その後、改築となれば事業費は、現在と同じ焼却炉が1つの1系列で約150億円、2系列であれば約200億円かかると言われており、国の3分の1の補助を受けても、とても藤岡市単独で賄いきれるものではありません。

 そのための対策として、毎年計画的にメンテナンス費用をかけて補修し、定期的に改修を行ってできるだけ長く使えるよう努めていく必要があり、当面の間はこの方針で乗り切っていくことが可能です。長期的にはいつかは限界を迎えるのでしょうが、その時は西毛広域で一部事務組合をつくり、大規模な施設を作ることで負担を軽減していくというのが県の方針であるとのことでした。

 日常的な業務に関しては、職員による管理と委託先企業の作業により良好に運営されていました。市内のごみ排出量の増加に対応して、現在24時間連続運転が続いている状態であり、その努力に感謝したいと思います。また予算委員会で私が質問した、市外で発生したごみの持ち込みへの対策がすでに今年度から実施されており、その迅速な対応を評価したいと思います。

               (測定機器 Nal(T1)シンチレーション検出器GDM-15)

 東日本大震災によって発生した福島第1原子力発電所での事故発生以来、市内においても放射性物質への不安の声が高まっています。特に子育て中の保護者の食の安全に関しての不安の声にこたえるため、藤岡市学校給食センターに測定機器を設置して、放射性物質測定を行っています。もとより市場に出回っている食品については、流通段階で検査が行われていて安全性は確認されているのですが、藤岡市が児童・生徒に提供する給食の安全性を、市が自らの手で確認することは意義深いと思われます。

 測定は市で購入した機器と、消費者庁より貸与された機器の2台を使って、専任職員1名で毎日実施しています。基準値としては、みかぼ保育園にも給食を提供していることから乳児用食品に適用される基準値を採用し、50Bq/kgという厳しいものになっています。測定は給食が子どもたちに提供される前に全て終わらせ、万一の時は給食の提供を見合わせることになっていますが、現在まで問題になるような数値は出ていません。

 今後も原発事故が完全に収束し、市民の不安が解消されるまで継続する必要があると思います。

                 (道の向こうの駐車場と農地が予定地です)

 県立特別支援学校が、県の空白地域解消の方針により多野藤岡地域にも設置されることになり、平成26年度当初に藤岡市内に開校の予定で準備が進められています。この実現には多くのお母さん方が中心となって署名活動をしていただき、大きな力となりました。

  建設用地の確保は本来は県の事業ですが、早期開校のために藤岡市が替わって用地を取得して県に提供することになっています。 予定地は藤岡市立東中学校と藤岡市学校給食センターに隣接した、一部市有地を含む9,153㎡の土地であり、現在市有地は駐車場に、民有地は農地等になっています。今後取得と造成を行い、8,560㎡の土地を県に貸与、来年度中に県が施設を建設する予定です。

 外周道路については開校までに市が新設と拡幅を行いますが、国道254号から笹川の横を通るアクセス道路については、交差点改良について県警との協議が必要なため、開校までに整備が間に合わない見通しです。鬼石県道から進入する現道は、東中学校と学校給食センターの前を通過する道路なので、児童生徒の安全な送迎のために早期の整備が望まれます。

                 (市立鬼石小学校新プール)

 藤岡市立鬼石小学校のプールは昭和41年の建設であり、老朽化による漏水が起きていました。漏水箇所の改修と循環ろ過装置の交換には多額の経費がかかるため、投資効果を考えて、国庫補助事業を活用して新しく作ることになりました。

 総工費は8,032万5千円でステンレスプール25m×5コースが、8月31日に竣工しました。完成したプールは温水シャワーや滑りにくいプールサイドなど児童の安全と健康に配慮されています。またプールサイドの下に点検口があり、プールの下に人が入って作業ができるため、メンテナンスがやりやすくなっています。またプールの水を防火用水として使えるよう、バルブが設置されているなど、工夫された施設になっていました。すでにプール開きが行われ、ぎりぎりでしたが授業にも使用することができました。今後は1,148万円の予算を投じての、旧プールの解体および外構工事が行われることとなります。

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藤岡市 窪田行隆
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