menu

2月13日

 議員説明会が行われ、来年度予算案の概要について内示がありました。一般会計については245億円で前年比5.9パーセント減、国民健康保険特別会計など10特別会計2事業会計も含めると、総計429億3446万円で前年比3パーセントの減となっています。

 数字上は減額予算ですが、今年度予算にはガス企業団を民間に売却した代金と、国の補正予算で学校の耐震改修が前倒しで計上された分などが含まれているため、それらを除くと1.5パーセント増となり、前年並みの予算が確保されました。とはいっても「・・・を除くと」というフレーズは例年使われており、このデフレ時代に大幅減や大幅増でなければ、総額の比較にはあまり意味がないようにも感じます。

 問題は内容ですが、新規事業で主なものは清掃センター焼却灰再資源化処理で7259万円、保育園・幼稚園第3子以降保育料無料化に5509万円、小中学校気化式涼風装置購入に2097万円などです。気化式涼風装置とは、水が蒸発するときに気化熱を奪うことを利用して、温度を下げた風をおくる装置です。昔、エアコンが普及する前に家庭用の「冷風扇」というのがありましたが、その大型機を学校の体育館に設置します。これは公明党が求めた学校の暑さ対策として導入するもので、来年度予算案にはその他いくつか公明党の提案した事業も盛り込まれています。詳細については今月21日に召集告示され28日に開会する定例議会に上程され、審議することになります。3月議会でも引き続き一般質問にも立つ予定で準備しています。しっかり取り組んでまいります。

コメント投稿

ブログバックナンバー
サイト管理者
藤岡市 窪田行隆
fuji_fuyuzakura@yahoo.co.jp