Archive for 2009年 10月

教務厚生常任委員会で行政視察を実施

山形県新庄市・天童市・東根市で事業視察を行う

 

 所属の教務厚生常任委員会の行政視察で、10月26日・27日・28日の3日間、山形県に行ってまいりました。山形新幹線沿線の3都市、新庄市・天童市・東根市を回って、藤岡市の参考になりそうな事業を視察してまいりました。以下、視察報告です。

(1)山形大学エリアキャンパスもがみについて(新庄市)

この事業は山形大学が、新庄市を中心とする最上地域を大学のソフト型キャンパスと位置づけ、広域圏全体の中で様々な教育活動を実践するという教育プロジェクトである。行政側としても広域圏に高等教育機関が無いことから、地域活性化と人材育成という地域のニーズと合致して実現に至った。平成17年、広域圏の8市町村長と山形大学長の間で連携包括協定が結ばれ、今年度で5年目の事業である。

具体的には、各市町村が独自のプログラムを用意して学生を受け入れ、学生は選択したプログラムを受講することで単位が取得できる。新庄市では山形大学フィールドワーク事業と教育実習受け入れを実施している。

フィールドワーク事業は平成18年度から山形大学が「フィールドワーク共生の森もがみ」を開講したが、新庄市でフィールドワークの講座を、新庄市の事業として開設している。これは山形大学の1年生を対象とした現地体験型の授業であり、新庄市では(1)新庄まつりについての講義・山車つくり実習、(2)新庄東山焼についての講義・作陶実習、(3)環境保全活動についての講義・実習、(4)食品の安全性についての講義・実習、(5)新庄地域の民話についての講義・実習の5講座を市内在住の作家・保存会等の市民団体の会員・企業経営者・市職員等が指導して実施している。講座は2回に分けた土・日曜日の4日間で行われ、学生は市内で宿泊して受講する。評価も地域の指導者が行い、後日大学で発表会を開催する。

教育実習については、従来は山形大学地域教育文化学部の教育実習は山形大学付属小・中学校で実施されていたものを、市内小中学校で受け入れて実施している。宿舎は県立高校の合宿所を提供してもらっている。付属校での教育実習に比べ、中小規模校での実習は児童生徒との人間関係を築け、暖かい交流が可能であり、また校長・PTA会長を含めた地域懇談会を開催するなど、地域との関わりを図るプログラムも取り入れるなどの取り組みで、学生から評価の高い事業となっている。

一般的に大学と地域との協力プログラムというと、公開講座や学生ボランティアなど、地域側が受身に回る事業が多いと思われるが、ここでは地域が大学側に教育の場を提供している。労力を要するが、事業の主体となることで深い次元での交流が期待できる。反面、現状では事業に関わる市民が固定されており、広がりを欠く嫌いがある。そこでフィールドワークにおける学生の提言が地域に還元され、地域の活力となるなど、指導者・地域にとってもよりメリットのある事業としていく必要があると思われる。

教育実習については、学生は3週間ほど市内に滞在するが、その間、実習校である小中学校だけでなく、地域や高校に出向いての交流会や座談会などを一部開催したが好評であったとのことである。これを拡充していければ、より充実したプログラムになるであろう。

どちらの事業も、本来の目的である学生の教育の妨げとなってはならないが、自治体の事業である以上、地域・市民のメリットも考慮して、市民の理解を得られるようバランスをとっていく必要があると思われる。

藤岡市と来春開校予定の群馬社会福祉大学看護学部との協力については、大学側が積極的な姿勢を示しており、藤岡市への貢献を表明している。藤岡市としても看護実習の場を提供することとしており、双方にメリットのある協力関係を構築できると考える。藤岡市として、学生の教育の妨げとならない範囲で、更に市民と学生が交流できるメニューを提案していく必要があると考える。

(2)環境基本計画について(天童市)

(1)10DO(てんどう)リサイクルプランについて

この事業は、平成14年3月に策定された天童市環境基本計画の重点施策である「ごみ減量の10DOプラン」のひとつである。平成18年度より、市内の温泉旅館・飲食店などから排出される生ゴミなどの食品廃棄物を回収し、廃棄物処理業者に委託して飼料に加工し、豚の飼料として再利用する。生産された豚肉はブランド豚として再び旅館・飲食店などに出荷されて消費されるというものである。平成20年度のリサイクル量は178トン。排出事業所には1kg当たり3円の報奨金を給付。平成21年度からは5円に改定し、参加事業所の増加を図っている。

 安全性の問題については少し気になるところがある。いわゆる狂牛病の蔓延は、草食の牛に牛を含む肉骨粉を飼料として与えたことが原因のひとつと言われている。豚は雑食ではあるが、豚の飼料に豚肉が原料として混入しても問題が無いのだろうか。専門的な知識は無いのでなんとも言えないが、安全性について専門家の意見を聞く必要があるのではないかと思った。

藤岡市には大量の食品廃棄物が排出される大規模な旅館・ホテル等は無いため同様の事業は導入できないと思われるが、リサイクルという観点では、例えば生活学校が取り組んでいる廃食油の回収を全市的に拡げBDF燃料化するなど、藤岡市に合ったリサイクルを研究していく必要があると考える。

(2)レジ袋の有料化について

 この事業も「ごみ減量の10DOプラン」のひとつである。全国的なマイバッグ持参、レジ袋有料化の動きを受けて、商工会議所女性部がマイバッグ運動を実施しており、市は平成14年より商工会議所にマイバッグ推進事業の推進を委託した。

しかしレジ袋の辞退率は15〜30パーセント程度と低調だったため、市では業界と懇談会を行ったうえで、平成20年10月より食品スーパー7事業者の11店舗での協力を得て、レジ袋の無料配布中止を実施した。

各店舗ではレジ袋が必要な買い物客には1枚3〜5円程度で販売している。事業者からは毎月報告書が提出されるが、平成20年度末までのレジ袋辞退率は平均で84.8パーセント、これによって削減されたレジ袋は2,961,827枚となっている。

この事業は食品スーパーのみの実施に留まっていて、ホームセンターやコンビニエンスストアなどはチェーン本部やFC本部の理解が必要なため、現状では実施が難しい。

藤岡市においても、市民が排出するゴミを減らし、リサイクルへの意識を高めるために有効な事業であると思われるが、群馬県においては県下全域での事業実施が検討されていると聞いており、その実施を待ちたい。

(3)給食センターPFI事業について(東根市)

 東根市学校給食センターは旧共同調理場の建て替えに当たって、PFI方式での整備を行ったものである。敷地面積は7,711.22m²、延床面積は2,716.71m²。鉄骨造2階建てで、給食能力は4,500食で平成20年4月より給食開始している。

 その建設・運営等については、民間の活力を生かしたPFI方式を導入している。PFIとは公共サービスの提供を行うのに公共施設が必要な場合に、従来のように国や自治体が直接施設を整備せずに、民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法である。学校給食の実施者は東根市長であるが、施設整備と学校給食事業は、市の委託を受けてPFIさくらんぼ東根学校給食株式会社(建設会社・設計会社・給食ベンダーなどの合弁会社)が受託している。PFI方式事業実施期間は平成20年度から平成35年度までの15年間である。市が実施する業務は献立作成、食材調達などと、給食費の納入管理、事業者の業務に対するモニタリング、事業者へのサービス料の支払いなどの管理業務のみである。施設整備・維持管理と、給食の調理・衛生管理・配送・食器洗浄等の給食運営業務は委託を受けた事業者が行う。

PFI事業は行政側で仕様書を作り発注する仕様発注ではなく、要求水準書を作り、これに基づいて事業者のノウハウを充分に発揮してもらう性能発注であるため、行政側の固定観念にとらわれがちな仕様発注とは違い、建設・設備について斬新な提案が得られる。結果として東根市学校給食センターは、各コンソーシアムが充分な工夫を凝らして、安全性・効率性に非常に優れた施設となった。

予算面でも施設建設及び15年間の運営費で、市の設計では39億8000万円であったところ、採用となった民間の提案では32億4900万円と、7億3000万円余りの圧縮となった。従来の公共事業は起債、つまり借金して一度に支払い、毎年借金を返していくわけであるが、PFIでは15年間で分割払いとなり、年度ごとの市の負担は当年分の支払いと、1食あたりの実費に実際に提供された食数を掛けた費用だけとなる。なおPFI事業では施設の所有権は市側にあり、国の補助も問題なく対象となる。

藤岡市においても、学校給食センターの建て替えを検討する際には、PFIの導入は有力な選択肢になりうると考える。課題は多いと思われるが、財政負担を抑えつつ安全な給食を提供するために、充分な検討を望みたい。

 

第19回全国女性消防操法大会

藤岡市女性消防隊が群馬県代表で出場

 横浜市で第19回全国女性消防操法大会が開かれ、群馬県代表として出場した藤岡市消防団第10分団の皆さんから選ばれた藤岡市女性消防隊の選手たちの応援に行ってまいりました。
 第10分団フレイムスは、女性だけで組織された消防団で、日夜仕事をやりくりして防火活動、訓練に頑張っている皆さんです。藤岡市の誇りである彼女たちを応援するために、消防団、広域消防本部の皆さんを中心とした応援団とともに横浜の会場に駆けつけたのです。
大会は2年に1度開かれ、各都道府県から1チームずつが出場します。軽可搬ポンプからホースをつなぎ、約60メートル離れた二つの目標に放水し、規律やスピード、器具を扱う正確さを競います。選手たちは厳しい訓練の成果を遺憾なく発揮し、素晴らしい活躍を見せてくれました。47都道府県代表が出場する中、タイムは59.16秒、総合得点74.5点、第19位の成績は、立派なものです。たしかに優勝した岐阜県代表の成績は素晴らしいものでした。選手はスポーツインストラクターとして働いている運動能力抜群の女性たちを集めて編成されたそうで、この大会のレベルを高め、女性消防隊の存在を広報するために大きな力となったと思います。しかし我が藤岡市のメンバーは、普通の若い女性たちが、消防のために貢献したいとの思いで消防団に入り、日々仕事の傍ら防火活動と訓練に励んでいる中での成績です。優勝チームに勝るとも劣らない価値があると確信しています。今後とも消防団の皆さんを応援してまいります。

第8回藤岡市社会福祉大会

社会福祉の現場を守ってくださる皆様に感謝

 第8回藤岡市社会福祉大会が、みかぼみらい館で開催され、所管の委員会である教務厚生常任委員会の委員長として出席させていただきました。多年にわたりその職務に取り組まれ、社会福祉のために尽くしてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
 今回表彰された皆様の仕事の多くは、本来行政がそれ相応の対価を支払って、または職員が本来の業務として行うべき仕事です。しかし財政上の問題から皆様のボランティア精神で取り組んでいただいているという一面があります。これからの少子高齢化社会においては、更に重要性が高まることは間違いありません。政治・行政は更に支援を深めるとともに、今後の社会福祉のあり方を真剣に考えていかなくてはなりません。しっかりと取り組んでまいりますので、これからも皆様も宜しくお願い申し上げます。

ふるさと農道が全線開通

ふるさと農道開通式に出席

 素晴らしい秋晴れの下、待望久しいふるさと農道の全線開通式が行われ、出席してまいりました。
ふるさと農道は藤岡市の藤岡地区と鬼石地区を結ぶ農道で、平成5年度から旧鬼石町の浄法寺地区、平成6年度から藤岡市の藤岡、矢場の2地区が県営事業により事業化され、3地区の総延長は約4.8km、道路幅員は10mから16m、総事業費は65億円でした。農道ですからその目的は農業振興と流通の合理化、定住環境の改善を目的としたものですが、県道前橋長瀞線と国道462号線のバイパスの役割も期待され、混雑緩和で藤岡と旧鬼石間の交通を円滑にし、地域の一体感の形成に役立つと思われます。また高崎・前橋方面、藤岡インターチェンジから鬼石地区へほぼ一本道でつながる計画で、観光面での期待もあります。ただし、そのためには現在前橋長瀞線バイパスの工事が国道254号線バイパスまでで止まっているため、現在は国道254〜県道上日野藤岡線と迂回する必要があり、早期の開通が望まれます。
 道路事業不要論が幅を利かせる時代ですが、自動車以外に移動手段の無い地方においては「道がつながっている」事が非常に重要で、都会の住民の感覚を利用して、「民意だ」という勢力には疑問を感じます。

玉村町議選、石内トップ当選!!

公明石内さん大勝利御礼

 玉村町議会議員選挙において、公明党新人の石内さんが見事トップ当選を飾ることができました。近隣の皆様、玉村町及び周辺市の党員・支持者・会員の皆様、本当にありがとうございました。また3期12年間町政の発展のためにひとり奮闘されてきた寺田さん、本当にお疲れ様でした。私も初心に帰ってまた頑張ってまいります。

石内くにお 1,745票 当選

実に2位候補に500票以上の差をつけての大勝利でした。

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藤岡市 窪田行隆
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