バックナンバー: 2013年 8月

 
 
 
 

【高知市】8/28

 

 

高知市役所

  自然地形の高台がなく、ひとたび浸水すると1ヶ月近くは水が引かないという特徴的地形は、本区と類似するものです。また、予想される南海地震と津波への対策は、浸水想定区域4,690haにおいて199,050人が避難する事を前提。その為に、津波避難路や避難場所の整備、及び避難ビルの指定などに力を入れていました。中でも高知市津波避難ビルの指定は、本年8月5日現在で152カ所となっており、危機意識の高さが窺えました。 一方、自主防災組織の結成にも強力に取り組まれていました。現在まで市内31地区で、組織数615団体・組織率75.9%との事です。

高松市役所

【香川県高松市】8/29

 都市景観大賞を受賞した高松市丸亀町では、理事長の強力なリーダーシップが光っていました。A街区のドーム型広場では、自衛隊音楽隊のコンサートが華やかに開催され、買い物客も気軽に立ち寄り、情報交換や憩いの場としてとても賑やかでした。また、ビルを足場にした巨大なアーケードや公道の上空を遮る空中回廊など、従来の商店

丸亀町A街区【ドーム】

街では決して見られないものです。また、サロン風の待合室が見通し良く広がる病院は、従来イメージを一掃した楽しいロビーの町医者を作っていました。
 理事長は『生まれ育った地元に対する熱意と“触媒”とコミュニティーの存在こそが、再開発の成功には必須の条件であるのは間違いない。』と言われました。自分達の街を自分達で自らリスクを負い自治権をもって運営していこうという、新しい自治組織の形成が、本区に於いても参考になる取り組みです。

 

【徳島県阿南市】8/30 

岩浅市長と

 青色発光ダイオード(LED)を開発した本社企業がある阿南市では、中心市街地の再開発のために、LEDを活用した「光のまちづくり事業」を推進。街づくり交付金により各種の「光のオブジェ」を製作し、市内公園に設置。他市との差別化を図り、光の街づくりを進めてきた。特に、約50万個のLEDを使った「光マンダラドーム」や「等身大LED竹人形」、高さ25メートルの「阿南バンブースカイツリー」

市長公室

等々、阿南市の光ブランドを強化している。その上で、市内外へのイベントへの貸し出しも積極的に実施している点は、ブランド力の強化に貢献していると思われる。例えば、なんば花月や東京ドームなどへも貸し出し「光のまち阿南」のPRに大きな効果を発揮した。これにより、LED産業に係る起業家(光環境デザイン等)を生み出し、阿南市の産業等に多大な影響を及ぼした点は大いに評価できるところであり、本区も参考にしていきたいと思います。

 平成25年8月9日、栃木県足利市内で「第64回利根川治水同盟治水大会」が開催されました。1都5県、約3000万人の国民の生命を守るため新たな決意の場となりました。