バックナンバー: 2011年 7月

 平成23年7月28日午前、「育てよう わが町を守る力」と題した、恒例の総合防災訓練が江戸川河川敷で開催されました。

 災害想定は、午前9時にマグニチュード7.3規模の直下型地震が東京都区部に発生し、区内では震度6強を記録、広域的な被害が生じている。道路陥没、建物倒壊、火災発生等により、区はただちに「災害対策本部」を設置。関係機関、協力団体とともに総力を結集し住民の安全確保を図る態勢に入った。

 特に今回は、3.11の大災害の発生を受け、住民の皆さん自身が、発生から、避難所開設への訓練を具体的に経験していただくことに主眼がおかれました。地域の防災力を向上するための結束力を高める狙いがありました。

 今後も、更に防災への意識を向上させ、被害の防止に努めていきたいと思います。

 平成23年7月27日午後、区議会公明党は、港区西新橋の日立電子行政ショールームを視察。電子自治体を目指す上で、欠かせない最新技術の現状を拝見しました。

 最初のコーナーは、「スマートな次世代都市」。そこでは、人々にとって安心・快適で住みやすく、しかもエネルギーを効率よく利用する地球にもやさしい街、それが「人と地球に“ちょうどいい”街」と、提案されています。

 次は、「指一本で実現するセキュアなオフィス」として、高いセキュリティと利便性を共に実現できる指静脈認証の技術が導入されていました。部屋の入退室から出退勤管理、業務システムのログイン、ロッカーの施錠管理など、指だけで安心・安全・便利な世界が拡がります。

 その他、クラウドコンピューティング、デジタルペンリューション、社会保障カード実証事業への取り組みなどが紹介されました。

 正直言って、たいへん難解システムです。しかし、区民サービスの更なる向上を図るためには欠かせないシステムだと思います。今後、本区でもより高度なシステム基盤の構築に取り組みたいと思います。

 平成23年7月26日午後、本日3箇所目の訪問先、中葛西2丁目にある江戸川区立『障害者支援ハウス』をお訪ねしました。施設長から、ご説明を聞きながら活発な質疑ができました。

機械式お風呂

 平成15年4月に設置された当施設に期待されたのは、短期入所と機械式お風呂の利用との事です。特に短期入所事業(緊急時短期入所事業を含む)の定員が12名に対して、登録者数はなんと800名という大きな数になっていました。

障害者支援ハウス

 また、区単独事業の通所支援として生活介護事業と地域活動支援センターⅡ型事業があります。このⅡ型は、トワイライト事業とも呼ばれ、たいへん人気の高い事業のようです。希望の家から4時頃、ここへ移動し、夕食と入浴ができます。今はまだ、月に1回から3回の利用に限られるようですが、利用者のニーズはとても高いとの事です。

障害者支援ハウス

 本事業のニーズはたいへん高いものが有ることを強く感じました。

 ノーマライゼーション社会の実現を目指し、あらゆる機会を通じて事業の拡充・改善に取り組んでまいりたいと思います。

 全職員67名の皆さまのご活躍を心からお祈り申しあげます。ありがとうございました。

プール 平成23年7月26日午後、『さくらの家』に続き、区立障害者施設『希望の家』を訪問しました。

 真っ先に紹介頂いたのは、本日プール開きしたばかりの施設内プールでした。

 既に利用者の皆さんは、早速一泳ぎをされ、推進1㍍10㎝程度のプール内をぐるぐる回るようにして楽しまれたそうです。

多目的ホール(1F)

 続いて、1F医務室から多目的ホールをご案内いただきました。

 医務室では、江戸川区独自の取り組みとして、看護士2名体制をしいています。

 着替え室は、要望により畳の間になっています。これは、手足をゆっくり伸ばし、横になれるようにとの事です。

力作揃いの陶芸品

 

 2Fの作業室では、様々な作業支援の一環として、陶芸の焼き物が所狭しと並んでいました。

 力作揃いの陶芸作品には目を見張る物があります。

希望の家

 整備中の新川を目の前に見る「希望の家」からは、完成時の景色も一変することだろうと思われます。

 豊かな自然と千本桜に囲まれる「希望の家」が益々利用者の方にはもちろんのこと、地域の皆さんにも親しまれる施設で有ることを心からお祈りいたします。
 皆さま、ありがとうございました。

さくらの家

 平成23年7月26日午後、江戸川区議会公明党では、区立『さくらのい家』を訪問しました。

 ここは、障害者自立支援法に基づく自立訓練・生活介護施設です。

 利用者定員50名。内、自律訓練10名、生活介護40名となっています。

 一方、所長以下の職員数は32名。

スヌーズレン

 機能回復訓練として用いられていたのが、「スヌーズレン」でした。

 音や光、アロマの香りを活用します。

 全ての感覚を刺激して心地よい感情を生み出すと言われるもので、心や体のリラックスをする活動です。

 また、自立訓練では、ストローの封入作業をされていました。

ストローの封入作業

 ちょうど、防災訓練の時刻でしたので作業の詳細は拝見できなかったのですが、売り上げに貢献できる作業のようでした。

 

 

モニタリングポスト視察

平成23年7月25日午後、区議会の災害対策・街づくり推進特別委員会は、東京都の健康安全研究センターを訪問しました。

 ここには、都内唯一のモニタリングポストが設置運営されています。

 担当者の説明によると、昭和32年から環境放射線量を測定しているとのことです。

 6年前に新しくなった現在の機器は、1分毎に線量が測定され一日1440回の測定が可能になっています。

 これにより、継続的な線量の測定が可能となり、線量の変動が容易に調査できるものです。

 是非、本区に設置を求めてまいりたいと思います。

 平成23年7月20日、区障害者就労支援センター「フラワーたんぽぽ」を訪問しました。

障害者就労支援センター

 先ずは、所長から就労移行を目指す取り組みの数々を紹介頂きました。

 私たちが訪問した時には、パソコン技術の習得を目指し、名刺やチラシの作成に取り組む方がおられました。

 既に、所長をはじめ関係者の名刺を作成されていました。

 また、実際の仕事も受注され、受話器の細部に渡る掃除や電話機本体のクリーニングをされていました。

 更には、椎茸や生キクラゲ、各種の野菜などが、栽培されると共に、販売をされていました。

 今後の課題は、しっかり収入が得られるよう作業内容と効率を高めるとのことでした。

福祉作業所ベリーソイズ

 平成23年7月20日、福祉作業所に続き、分館の「ベリーソイズ」を訪問しました。

 アイスクリームやクッキー、各種ドリンクなどを製造販売されています。

 店内はたいへん明るい様子でした。こちらの施設では、18人の方々が作業をされています。

 特に小松菜とリンゴのミックスジュースでしょうか、地産地消にも力を入れられています。

 私たちも、ごちそうになりました。どんな味だろうと、興味津々でしたが、とてもおいしく頂きました。

 地域のお客さんも固定客の方がおられるようです。たいへん繁盛している様子です。

 障害者の皆さんが、お客さんと直接接しながら、お店で働く事はとても貴重な経験だと思います。

福祉作業所ベリーソイズ玄関

 平成23年7月20日、区議会公明党の政調会は、区内の福祉作業所を訪問しました。

福祉作業所本館

 施設では、障害者の皆さんの就労支援として、各種の訓練や技術の習得を目標に取り組まれています。

 ここの施設では、古紙を再利用したエコポットと称す鉢植えが製作されていました。

 廃棄されたお札も材料に使うなど、ユニークな取り組みもあります。

 更には、技術習得のために旗織機を使用されたり、色鉛筆の製作分類なども手がけておられました。

 障害者の皆さまが、今後ともますます社会との関わりを強くもって頂くと共に、ノーマライーゼーション社会の構築に全力で取り組んでまいりたいと思います。