バックナンバー: 2010年 9月

 9月27日(月)江戸川区議会の平成22年第3回定例会が招集され、10月28日までの32日間開会されます。今議会では、合計50億4000万円の補正予算等の議案が上程されています。

・・・ 松江北連合町会の運動会 ・・・

 9月26日(土)地元の松江北連合町会の大運動会が、大杉第2小学校で開催されました。雨の多い時期で、昨日も終日降雨でしたが、当日は、素晴らしいお天気に恵まれました。参加した所属町会の五南、五北、大杉、西一之江江上、江戸川中央団地自治会、中央三丁目自治会、等々の皆さんが楽しく清々しい汗を流しました。選手の皆さんはもとより、審判をはじめ運営役員の皆様、大変にご苦労さまでした。

 

・・・屋上の太陽光パネル・・・

 9月24日(金)午後、文科省からエコスクールの認定を受ける本区の東葛西小学校を訪問。平成14年創立の比較的新しい小学校で、当初よりエコスクールの観点をふんだんに盛り込んだ施設として開校されました。

 当日は、校長先生から施設の御説明を頂きました。子どもたちは、恵まれたエコ施設を利用し、自然に環境学習 ができます。何気ない生活の中から、CO2削減に意識をもてる学習効果が今後も大きく期待される点ではないでしょうか。

 特に、最近の取り組みとしては、校庭の芝生化が注目されます。散水をはじめとする毎日の作業については、親父の会の皆さんの強力な支援により、見事な芝生が育成されていました。子どもたちからも、校庭が全部芝生化されるのか楽しみにしている様子が伺えました。子どもたちが、大きな関心を持ちながら、自主的に取り組める地球温暖化対策でありたいと願います。
 ・・・パネルの隣にある屋上緑化・・・

               ・・・芝生化が始まった校庭・・・

・・・ ランチなどに利用される『光の部屋』 ・・・

 9月3日午前7時45分、鶴岡市立朝陽第一小学校を再訪問。2年半前に訪れた時の旧校舎とはまったく違う近代的な校舎でびっくりしました。通風や採光もよく、敷地が広いので、木や風のぬくもりがある素晴らしい学校に変身していました。しかし、学校図書館の賑わいはきれいな図書館になっても変わりませんでした。学校の中心、心臓部に図書館をもってくると、2年前に聞いたとおりの朝陽小学校図書館になっていました。図書の整理がゆきとどいていること。先を争って新刊本を借りにくる子どもたち。屋外にもテーブルがあり、緑陰読書ができるようになっていました。図書委員の子どもたちが実によく働いていました。専任の司書教諭の配置も重要だと思います。本を読むことは想像力を広げ、情操を高める大切な学習です。本区におきましても、学校図書館を更に充実させて、本の好きな子どもを作る取組みを更に推進して参りたいと思います。

 9月2日、次に訪問した秋田市立旭北小学校では、農作物や花の栽培の記録をパソコンで残すことによって、環境学習も取り入れながら、情報学習を推進している興味深い取組みです。また併せて、情報モラル教育も推進できるのだということがわかりました。子どもたちはやれば、どんどん吸収してゆきます。先生や保護者が置いていかれそうです。

登米市立北方小学校の算数授業

 9月1日、区議会文教委員会から全国トップレベルの学力を誇る学校現場を拝見。今回は、宮城県登米市立北方小学校、秋田市立旭北小学校、鶴岡市立朝暘第一小学校等を中心に、独自の成果を挙げる取り組みを視察させて頂きました。

 最初に訪問した登米市立北方小学校では、学力向上の3本柱として『分かる授業の展開』『家庭学習の習慣化』『教員の資質向上』をあげ、学校と保護者と地域が一体となって取り組んでいました。中でも、「登米っ子学習」は習熟度別学習の推進と家庭学習の習慣化の要になっています。一人ひとりに焦点をあてた学習、徹底した家庭学習に対する取組みに感動しました。

 また、デジタルテレビを使っての学習が各教室で行われており、前を見続ける集中した学習のあり方に感心しました。先生方もズームのカメラをつなげて、パソコンも駆使して、どこを学習しているのかがよくわかり大変に興味深い授業を見せていただきました。

 江戸川区でも、各学校には1台の電子黒板が、各教室にはデジタルテレビが1台、それぞれ導入されております。わかる授業づくりのためにぜひ研修を充実させて、大いに活用していただきたいと思います。また、学力向上には、保護者もいっしょになっての家庭学習の充実が何よりも大切です。本区においても、全区的に家庭学習の更なる充実を求めたいと思います。