バックナンバー: 2010年 8月 18日

8月18日(水)午後、世田谷区発達障害相談・療育センタ-『げんき』に行ってきました。ここは、独立行政法人 成育医療センタ-敷地内の大蔵二丁目複合 型子ども支援センターの2・3Fにありました。運営等については、区が、国の土地を借りて建てた施設を、社会福祉法人の『嬉泉』に委託していました。平成 21年4月1日開設して、まだ1年4月あまりですが、当初より問い合わせが殺到しているそうです。

区内の4歳6ヶ月児の保護者に対して、発達相談を実施し、必要に応じて当施設の『げんき』や総合福祉センター、医療機関などにつなぐことで早期発 見・早期対応に寄与・貢献されていました。特に、療育は、18歳未満を対象としており、保護者の不安を解消し、早期の解決につながっています。今後も更な る活躍を期待すると共に、本区での参考にしていきたいと思いました。

8月18日(水)午前、世田谷区の環境共生住宅を拝見しました。昭和27年に建てられた木造平屋35戸の都営住宅が、平成4年に区へ移管、平成9年に区営・区立住宅として建て替えられたのが、今の住宅です。

キーワードは、 ①人と自然の営みが『巡る』まち。 ②様々な人や生き物が『集う』まち。 ③みんながともに『憩う』まち。 ④そして、時と共に 『培う』まち。このようなテーマは、居住者の皆さんと行政や地域が一体となって、密着したコミュニティーが育ててこられたメッセージだと感じました。

既に、13年が経過しました。風力発電の故障や路面の改修があったそうですが、住宅そのものは70年の寿命を計画しているため、しっかりしていま した。課題は、屋上緑化のため、屋根の防水改良に手間がかかりすぎる点だそうです。改良時期はまだ先ですが、屋上緑化のあり方が問われそうです。

入居募集時の競争率は100倍を超えるとのことです。維持管理が大変だと思われますが、世田谷区のみならず東京首都圏の住宅モデルとして推進していただきたいと思います。