バックナンバー: 2008年 7月 10日

 7月10日 「日本一暑いまち」とも言われる群馬県館林市を訪問。本市は、温暖化対策事業として、(1)市民一斉気温測定事業、(2)緑のカーテン事業 (3)地球にやさしいバイオディーゼル燃料(BDF)事業などに取り組んでいます。私は、平成17年度から住民参加で開始した「緑のカーテン事業」を視察しました。

 事業の担当は、環境水道部の地球環境課!。この「地球環境課」は今年4月に発足。ネーミングにはさすがに驚きました。昨年までの環境課と公園緑地課を統一して改編。市長の意気込みが十分に伝わってきます。

 事業は、(1)先ずは、緑のカーテンコンテスト。意識啓発にとても有効な取組です。昨年は40件の応募があったそうです。(2)次に、緑のカーテンモデル事業。学校や公民館などの公共施設に設置して、調査とPRに努める事業。毎年10カ所程度増えて、現在は47カ所。(3)緑のカーテンシンボル事業。税務署や警察署など、中心市街地に大規模なカーテンを設置して、その効果とPRをする事業。(4)その他、カーテン教室やボランティア事業、料理教室などが実施されています。

 今年で4年目。失敗や様々な試行錯誤を経ながらも、温度効果は2〜5度下がったと言われます。限られた予算(無いに等しい面も)の中で、温暖化対策に取り組まれる館林市の取組には敬意を表したいと思います。私たちも、是非、参考にしたいと思います。