バックナンバー: 2008年 6月

 この日、第2回定例会の最終日に当たり、区長提案の補正予算案や条例改正案4件を含む議案計16本を議決しました。また、陳情の継続審査や意見書の議決も行われました。

 特に意見書では、内閣総理大臣、環境大臣あての『地球温暖化防止に向けた国民的運動の推進を求める意見書』(第28号発議案)が議決され、7月7日の「クールアースデ・ー」にはライトダウン運動などへの啓発運動が期待されます。

 更に『携帯電話リサイクルの推進を求める意見書』(第29号発議案)も議決。レアメタル(希少金属)と呼ばれる、リチウム、希土類、インジウム、金、銀などが含まれる使用済み携帯電話の回収を促進し、有用な産業資源を獲得する対策を講じるよう求めました。以上2本の意見書の議決は、一自治体の意見ではありますが、地球環境問題への意識啓発に貢献できる事を期待します。

 6月25日午後、中央・鹿骨・小松川の3支部で合同支部会を開催しました。冒頭、ビデオ(えどがわ区民ニュース6月号から)『みんなで進める花と緑のまちづくり』を上映。続いて、党員の平野雅子さん、平川睦雄さん、稲垣トキ子さんから粘り強い取組で地域に信頼の輪を広げる活動報告がありました。

 次に、上野和彦(総支部長)都議会議員から日頃の御礼と都議会公明党の実績が紹介されました。

 最後に、弘友和夫(党機関誌購読推進委員長)参議院議員から挨拶。席上、公明新聞購読推進について『党員の皆様の並々ならぬ奮闘に支えられて、今日があります。』と感謝と御礼がありました。そして、『次なる大勝利を目指して、更に拡大の波を起こして参りましょう。』と訴えがありました。

 平成20年6月23日、同事業団の平成20年度第1回評議員会が開催され、19年度事業報告・決算、20年度事業計画・予算などについて報告と質疑がありました。この評議員には、事業団理事長の多田区長から区議会議員が委嘱され、私も参加しました。

 私は、説明を聞いた後、3点に渡り質問に立ちました。1点目は、公園遊具の種類について、昔ながらの遊具に加えて、更に複合遊具やアスレチック遊具などの導入を促進する考えがないか。2点目は、犯罪の温床となりやすい公園内の死角問題について更なる見直しの考えは。3点目は、幼児から熟年者まで利用者に優しいバリアフリー対策も更に検討すべき、等々の質問をしました。事業団からは、いずれも積極的な答弁があり、更に徹底するとの事です。

 福岡市で産婦人科・麻酔科医院を開業されている医学博士の久保田史郎先生の講演をお聞きしました。周産期医療の新たな問題点を提起すると共に、解決のための具体的な実践内容を明快に主張されています。久しぶりに「目から鱗」の印象を強く持ちました。久保田先生、ありがとうございました。

 当初私は、この分野には全くの素人なので、参加を見送ろうかとも考えました。しかし、久保田先生のたいへん分かりやすい講演で十分に理解できました。特に、乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因やメカニズムを明らかにされている点は、正直言って驚きました。中でも、寒い冬に多く発生するのは、着せすぎ等による「うつ熱」状態が、根本原因ということがよく分かりました。

 今後の課題については、産科・麻酔科専門医療制度の設立と主張されました。お産に予防医学を取り入れ、医療事故や妊婦のたらい回しをストップさせる為には、是非とも必要な課題だと思います。私も更に、理解を深めつつ推進して参ります。

 

 この日、一般質問に立ちました。昨年の第3回定例会に続き、2回目の質問でしたが、緊張感は全く変わりません。やはり、本会議場の演壇は独特の空気が漂っている感じです。

 私は、通告に従い当面する諸課題から、6項目について区長・教育長に質問しました。

 質疑の概要は以下の通りです。

Q1、振り込め詐欺対策の更なる強化を。

A1、関係者とも相談し、情報提供に努める。

Q2、携帯電話に含まれるレアメタルのリサイクルの為、回収に向けた取組の推進を。

A2、大事な課題であるので検討していく。

Q3、学校支援地域本部事業を推進するためのモデル事業の内容は。全区的な展開の構想は。

A3、学校応援団事業として学習支援や行事支援をする。成功させ、全区展開していきたい。

Q4、区立公園の遊具の安全性に対する現状認識は。国の新基準に対する評価は。

A4、安全・安心に利用できる公園が期待されている。適切な管理をするため活用していく。

Q5、耐震化事業の前倒しを。緊急地震速報装置の早急な設置を。耐震シェルターの助成を。

A5、学校は三年以内に完了する。十月一日から運用を開始する。シェルターを含め、制度を活用してもらえる条件整備をしていきたい。

Q6、東部地域の都営住宅建替えに伴う余裕地に地域図書館の設置を。

A6、地域の皆さんの合意により進めていく。

 

 第2回定例会が、6月17日招集され会期は27日までの11日間です。

 本日は、多田区長の招集の挨拶に始まり、平成20年度江戸川区一般会計補正予算(第1号)案をはじめ16本の議案などが提出されました。中でも、補正予算では、学校のクーラー設置工事費や公園の施設整備費などが予定されています。

 素晴らしい快晴に恵まれた6月7日、「全国花のまちづくり江戸川大会」が総合文化センターを会場に盛大に開催されました。

 記念講演のマイクを持った作家C.W.ニコルさんからは、「未来へつなぐ花と緑のまちづくり」と題して、森を回復させた実践活動をお聞かせいただきました。長野県の里山を自ら購入し、『アファンの森』と名付けた取り組みは、画像を通してたいへんわかりやすく理解できました。この公益的な活動を、更に全国へ展開しようとされています。しっかり参考にしたいと思います。

 引き続き開催された「第38回環境をよくする運動中央大会」では、環境をよくする運動を推進される功労者や事業所の皆さんへの表彰がありました。私は、地域の皆さんが自分の郷土に誇りを持ち、大切に育んで行こうとされるお気持ちが本当に強いのが、我が江戸川区だと確信しています。地球温暖化と言っても、何も特別なことをするのではなく、身近なところから自分でできる行動をするだけです。誰かに言われて、他から強制されるのでは、おもしろくありません。笑顔あふれるまちづくりへ向け、確かな一歩が刻まれました。ご受章された方々には衷心から敬意を表します。

 

 昨日までの悪天候で開催を心配しましたが、一転して見事な快晴に恵まれ、清々しい運動会日和でした。この日は、開会式を地元の大杉小学校で参加させて頂き、大杉第2小や第3松江小などへも足を運びました。児童の皆さんの精一杯の競技、演技が眩しいほどに輝く、素晴らしい運動会でした。また、保護者と共に過ごした今日の運動会が、大切な思い出となり、大きく成長してほしいと思います。