バックナンバー: 2007年 9月

 第3回定例会開会中の九月二五日、私は初の一般質問に立ちました。議題は、本区の震災対策と地域課題。
 阪神淡路大震災、中越沖地震など被災地の悲惨さを目の当たりにしてきた経験から、生命を守る万全の対策を更に進める必要があると思っています。特に、災害弱者と言われる障害者の方や高齢者の方が、安心して避難生活ができるための更なる対策を具体的に主張。
 多田区長からは、前向きの答弁を頂き、今後の災害対策に反映される事となりました。皆様のご意見をお寄せ下さい。

【 一般質問の質問内容と答弁 】

主要なテーマ 「災害弱者に更なる支援を。安心の街、松島を」

問 震災対策について
(1)災害時要援護者名簿の実効性ある活用を。
(2)要援護者の高層住宅からの避難対策を。また、安心して避難できる場所の確保を。
(3)事前に情報を得て心構えや身を守る準備をすることができる緊急地震速報の有効活用を。
(4)防災教育として、備蓄食糧の試食体験を。

答(1)防災マップづくりを通じて防災体制を強化している。これを全区で実施していく。
(2)防災対策に終わりはないため、日常的に探求しながら出来る限り行っていく。
(3)積極的に周知し有効活用できるようにする。
(4)試食体験に限らず、総合的に臨場感ある防災訓練の実施など様々な検討をしていく。

問 松島地域は木造住宅密集地域として対策が進められている。良好な都市環境の形成に向け、各地区計画の策定や住民との合意形成など、現状と今後の取り組みは。

答  密集市街地整備事業や地区計画などをはじめたところであり、順次進めていく。