江別市議会議員
とくだ 哲

走ります、江別のために!

市内排水機場の現状と課題

活動のようす / 2018年2月19日

昨年、公明党の佐藤(英)衆院議員を江別市に迎えて行った意見交換の折、宮川議員より排水機場の問題について意見が上がりました。

 

現在江別市内には30の排水機場がありますが、特に昭和40年代頃に整備されたものは、周辺の地盤沈下や水の流れの変化などによって本来の能力が発揮されないと想定される施設も見受けられており、地元自治会からも排水機場の運転水位の見直しが求められています。

 

こうした問題を受け、改めて江別市における排水機場の現状と課題について市当局に整理していただき、佐藤衆院議員を通じて国に申し入れをしていただきました。

 

本日、その申し入れに対する対応について、北海道開発局の担当者が江別市役所を訪れて説明を行いました。これには三好江別市長と市の建設・農業関係の担当者、そして江別市議会公明党として宮川・裏・徳田の3名が参加しました。

 

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排水機場については、所管が国交省のものと農水省のものがあったり、農業事業については河川や道路事業と異なり特定の受益者(農家の方々)がいるという考えのもと、農家の事業負担が制度の根幹であることなど、少し複雑な背景があります。

 

また、整備された当時は周りは水田ばかりで、水田の場合は30cmまで水がついてもいいという前提で整備されていたものが、転作が進んだことによって周囲が畑となり、浸水を未然に防がなければいけなくなっていること、そして畑となったことでより地盤沈下が進んでしまっていることなど、事業開始当時と様々な状況が変化している現状があります。

 

こうなってくるとそもそも論になってきますので、今後のあり方を含めて少し大きな目線で考える必要があります。難しい課題ですが、公明党ならではの国と地方とのネットワークを最大限に活かし、課題解決に向けて今後とも全力で取り組んで参ります。