江別市議会議員
とくだ 哲

走ります、江別のために!

終戦記念日の街頭演説をさせていただきました

活動のようす / 2016年8月15日

連日猛暑が続く中、本日71回目の8月15日を迎えました。

 

終戦記念日にあたり、不戦と平和の近いも新たに、公明党江別市議団として街頭演説会を開催させていただきました。

 

 

image2 (1)

 

image1 (1)

 

 

私の母は今年で83歳になりますが、第二次世界大戦中は祖父の仕事の都合で台湾に渡っていました。母から空襲を受けた時の話をよく聴かされましたし、戦後大混乱の中で本土へ引き揚げてきた時の話も聴きました。もう亡くなられましたが、母方の叔父は予科練に所属しており、もう少し終戦が遅かったら特攻隊として出撃していたそうです。そして私の父方の叔父は、若くしてフィリピンのルソン島で戦死しています。

 

幸いなことに・・・という表現が適当かどうか悩むところですが、上記のようなことで私自身、年齢の割に先の大戦が身近でして、それだけに終戦記念日と「不戦」、そして「平和」に対して、ひとかたならぬ思いを持っているところであります。そのような思いを胸に、街頭に立たせていただきました。

 

 

image2 (2)

 

image1

 

 

 

 

最後に、公明党としての終戦記念日アピールを掲載させていただきます。これは今日(8/15)付の公明新聞紙上で発表されたものです。

 

不戦、平和への行動を誓うとともに、憲法の3原理を堅持し「核なき世界」の構築に向けて強い思いが込められておりますので、ご一読いただけると幸いです。

 

 

本日、71回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となられた内外の全ての方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、ご遺族ならびに今なお深い傷痕に苦しむ皆さまに心からお見舞いを申し上げます。

日本は戦前、独善的な軍国主義にとらわれ、アジア・太平洋の諸国に対して植民地支配と侵略を重ね、かけがえのない多数の生命を奪い、多大な苦痛と損害を与えました。終戦記念日に当たり公明党は、不戦と平和の誓いを新たにし、日本がアジアの国々、さらに世界から平和国家として一層信頼されるように全力を尽くしてまいります。

戦後の日本は、平和憲法と国連憲章の理念を基礎として平和国家の歩みを始めました。今年は日本の国連加盟から60年になります。憲法の「国民主権主義」「基本的人権の尊重」「恒久平和主義」の3原理は、「国際平和」「諸国間の友好発展」「人権と自由の尊重」を掲げる国連憲章の目的と軌を一にしています。この3原理は普遍性のある価値であり、守り発展させていくべきです。

3月に施行された平和安全法制は、厳しさを増す安全保障環境の中、憲法9条の専守防衛の範囲内で、国民の生命と平和な暮らしを守るための切れ目のない防衛体制の整備を可能にしました。同時に、もっぱら他国防衛を目的とする集団的自衛権の行使は、「自衛の措置の新3要件」によって許されないことも明確になっています。

日本は今年から、国連加盟国の中で最多となる11回目の安全保障理事会・非常任理事国に就いています。これは日本の平和の歩みが国連の中で評価されていることの証しといえます。

国連における日本の重要な貢献として「人間の安全保障」の推進があります。「恐怖と欠乏」から個人を守ることで世界平和の基盤を固める作業は、「基本的人権の尊重」の具体的な姿です。日本の得意分野であり、今後ともリーダーシップを発揮していくべきです。

また、日本が国連総会で毎年続けている核廃絶決議の採択も着実に賛成国を広げ、今では「核は非人道的」との思想は国際世論になっています。5月に広島を訪問したオバマ米大統領も被爆地を「道義的な目覚めの地」と述べ、「核のない世界」への決意を改めて示しました。これを核廃絶への新たなステップにする必要があります。

終戦記念日は世界平和への行動を誓う日でもあります。公明党は、貧困など紛争の芽を摘み取る人道支援、平和構築の重要性を訴えてきました。こうした日本にふさわしい平和貢献の行動をさらに広げていくことを重ねてお誓い申し上げます。

2016年8月15日

公明党