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大東市 大束真司
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Archive for 2013年 8月

『豊中市役所 議会議事堂前にて』

『池田市の旧池田銀行跡にて』

平成25年8月8日大東市議会の全議員を対象とした研修会が行われました。まず最初の研修先は豊中市でパーソナルサポート事業の視察です。2年前にモデル事業として国の補助金を活用し立ち上げました。今年2月にも大東市公明党議員団で山口県のPS事業を視察しましたが、大阪府におきましても5市がモデル事業を展開している事から今回は、議運委員長である寺坂幹事長の提案で実現したものです。大東市においても生活困窮者の相談が数多く寄せられる現状があり、その内容や年齢層、世帯など様々です。相談者の内容に適した窓口対応がスムーズに行える事が大切です。今後の大東市での開設を視野に、公明党議員から熱心な質問が続きました。平成27年度には、生活困窮者自立支援法が施行されますが、名ばかりの相談業務にならないよう独自の工夫が必要であると実感しました。それまでにしっかり準備を行い真に相談者に寄り添い相談内容と窓口へのマッチン グが適性に行う事が出来る事が最低の条件です。

続いて池田市を訪問させて頂きました。池田市は平成13年に商工会議所、商業連合会、地元大手企業の合弁会社を設立させ、街のブランド化を促進する事業を起こされています。ブランドと言っても新たに付加価値を生み出すのではなく、池田市の歴史的文化の掘り起こし、昔栄えた商業や、世界的企業に成長した地元大手企業の歴史館の開設、落語館や大衆演劇館など所縁の深い
文化の再興などを中心に空き店舗の有効利用まで手掛けていました。大東市も大阪府のなかで住みやすい環境や便利な交通網に恵まれながら人口減少に歯止めがかかっていません。様々な取り組みを模索中であり、今ある大東の素晴らしさを発信したいと考えています。しかし、この所の三セク活用にも翳りが見える時代です。産官学連携をどのように市民が納得がいく形で行政と関わって頂くのか非常に大事な時期に差し掛っています。単なるブランドの構築ではなく、その事により市民が幸せを実感できる事に直結する在り方なのかどうかが勝負だと思います。