カテゴリー(2013年)

 特定秘密保護法について、マスコミ各社は、連日大騒ぎです。
 これは仕事柄当然の主張でしょうし、こうなるのだろうなと予想はできました。
 しかし、過度な誇張は、国民に不安をあおるだけでなく国益にも影響を及ぼします。それぞれの立場のそれぞれの解釈が飛び交い、本来の目的が国民に伝わりきれないことを残念に思います。

 この法律で、秘密が増えるかのような、国民に脅威が降りかかってくるかのような誤解がありますが、そのようなものではなく、国防等の情報確保と漏洩防止の仕組み作りができたものと理解します。

 国会における、今回の進め方にも賛否両論があることは当然ですが、「政権与党の国政における危機管理として、すでに待ったなしの状況である」と見るべきではないでしょうか。中国の防空識別圏の問題は、アメリカを巻き込んで、まさに、いつ民間機が迎撃されるかもしれないという、深刻な状況です。こんなことは絶対にあってはなりませんが、いつ起こっても不思議ではない、まさに、一触即発の状況だと言えます。

 14年前に国会で大騒ぎになった「通信傍受法」いわゆる「盗聴法」はマスコミの強烈な批判にさらされました。「これで国が勝手に国民の会話を盗聴できる道を開いた。戦前回帰だ。」とまで言われました。あれから14年たち、通信傍受は薬物犯罪組織の幹部などに対し、毎年行われています。今、これを「戦前回帰」と書くマスコミはありません。特定秘密保護法が、「現代の治安維持法」と揶揄されていることが、かなり偏った表現であることは運用を含め、私達がしっかり見守っていくことで、歴史が証明するものと思います。

 法律が成立した今。批判や疑問に対して、これからも現場で、丁寧な説明を尽くして参ります。


 
 ☆ 12月定例会で一般質問!!

 11月29日から加古川市議会第5回定例会が開会し、12月2日に一般質問を行いました。
 副議長をしていたため、2年ぶりの一般質問だったので、どのような構成で進めていくか等、当日もさることながら、それまでの準備の中でかなり緊張感を伴いました。
 今回の質問は、3項目。概要は次の通りです。

 1項目目は、「不審者・犯罪抑止の強化について」。
 「ひょうご防犯ネット」から、通学中の児童・生徒をはじめ、女性へのつきまとい、痴漢・暴行行為等の不審者情報がメールで連日のように送られてきます。
各町内会で地域の方々が協力して見守り隊など犯罪抑止に協力を頂いているところですが、犯罪悪はその隙を突き、突如襲いかかってきます。
 茨城県龍ケ崎市の先進事例を引きながら、不審者の情報共有をすることによる犯罪抑止強化について提言いたしました。
 学校区で線引きされた市内全体の地図に、「撮影」「声かけ」「接触」「追跡」「暴言」「露出」など行動パターンを分類したアイコンで不審者の出没箇所やそれぞれの現場の写真とともに事案の詳細を表示。不審者の傾向がひと目で把握できる不審者情報マップの導入を求めました。
 現在、加古川市では、「ひょうご防犯ネット」のマップにリンクできるようになっていますが、兵庫県全体の中での表示で、細かいところがわかりにくいものとなっています。上記の要望に対して、市民部長は、市内全域にわたる情報共有のためのマップは必要であることから、電子地図を利用して市内各施設などを案内するサービス「かこナビ」で対応できるよう検討していきたいとの答弁がありました。

 2項目目は、「24時間健康相談体制の構築について」。
 地域医療体制の課題として、軽症者による時間外の救急受診いわゆるコンビニ受診、軽症者による救急車の利用や少子化による育児不安と高齢者による健康不安の増加があげられます。
 突然、普段と違う痛みを感じた場合の対処方法として、“救急車を呼ぶ”“大きな病院へ行く”という行動や救急車を安易に利用する背景として、“相談する人がなく、どこを受診したら良いか分からない”“突然のことで慌てた”という理由が多数を占めます。平成21年に「コールトリアージ」についての一般質問で、救急車の緊急性なき出動が2割もあるとの答弁がありました。悪質なタクシー代わりに利用するものもあれば、不安感によるものが、多くの要因です。
 そこで、伊丹市など全国73市町村で実施されている24時間対応の健康相談体制の導入を提言しました。健康・医療相談サービスを行う民間事業者の電話コールセンターを活用しての事業で、24時間対応で、コールセンターに医師や看護師・保健師等が常駐し、健康、医療、介護、育児に関する相談に応じます。この効果は、“不安の解消”“適切なアドバイス”“受診の目安”“医療機関情報の提供”により、コンビニ受診の抑制や119番の適正利用につながります。
 加古川市で活用されている#8000等各電話相談は、時間制限があることや看護師が対応するため相談内容に限界があることから、この事業の導入を求めました。それに対して、福祉部長から、先進地の事例を調査研究し検討するとの答弁がありました。

 最後に3項目「空き家等の更なる対策強化について」です。
全国各地で空き家が急増して社会問題になっており、実効性ある対策が急務です。
老朽化が進んでいる空き家は倒壊の危険性に加えて、火災の発生や不審者の侵入など防災・防犯面で地域の不安要因になっていますし、ゴミの不法投棄や悪臭、害虫の発生なども懸念され、近隣住民にとって深刻な問題です。
空き家が増えている背景として、核家族化が進み、子どもが親と同居せず、親が亡くなった後に居住者がいなくなるケースや、相続人が遠方に住んでいるため、管理意識が低いことが指摘されています。
 全国各地で、代執行の行政措置をするなど条例制定している自治体が増えてきている中、加古川市は様々な対策が講じられ、効果が出ているもののまだそこまでには至っていません。また空き家を活かす「空き家バンク制度」の拡充など、まちづくりの活性化につなげる施策も重要です。
 今臨時国会で、公明党は「空き家等対策の推進に関する特別措置法案」を提出、自民党も法案を提出する状況の中で、地方行政に限界がある事への国の動きが進み、その時に後手にならないための市の対応を強く求めました。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致が実現しました。
 この時決め手となったと言われる一つが、滝川クリステルさんプレゼンの「おもてなし」。

 日本の文化の中で、例えば「おしぼり」のような人をもてなすサービスは海外では珍しく、細やかな配慮が輝きます。

 一方で、2020年までに日本人が備えたいのが、「思いやり」とも言われています。
 街中で、妊婦や高齢者、障がい者など弱者といわれる人に対するサポートは欧米人が優れています。

 一般的に、日本人は請われると親切に対応しますが、無関心であったり、人目が気になるなど欧米人と比べて動きが鈍いようです。

 本来、日本人は思いやり厚い国民性だと確信しますし、殺伐とした現代社会の中にあって、今一度高めていきたい文化です。

 政治の世界も「思いやり」こそが原点であると痛感した次第です。

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 (1)平成26年度予算要望書を市長に提出!!
 (2)全国市町村交流レガッタで2度目の準優勝!!


 
(1)平成26年度予算要望書を市長に提出!!

 このほど加古川市議会公明党議員団は、樽本庄一市長に「平成26年度当初予算編成に対
する要望書」を提出しました。

 大小合わせて260項目の具体的な要望事項について、6名の議員が所属する常任委員会ごとにそれぞれ所管する内容について主旨を説明し要望いたしました。

 日本経済は景気回復の兆しはあるものの、円安による原材料費の高騰やエネルギーコストの上昇、消費税率の引き上げ、海外景気の下振れなど先行き不透明な状況であり、本市においても財政の硬直化が依然として続いています。
そうした中、急速な少子高齢化の影響で、社会保障給付費の更なる増加への対応や新統合病院の建設、広域ゴミ処理施設の建設、インフラ資産の長寿命化、地域防災や次世代につながる子育て施策など、大きな財源を必要とする事業を着実に推進するために、安定的且つ健全な財政基盤を確立し、維持することが不可欠です。

 樽本市長の強力なリーダーシップのもと、財政健全化に不退転の決意で取り組み、新年度予算編成に対し各項目について、各部局の具体的施策の実現を強く要望しました。


 
(2)全国市町村交流レガッタで2度目の準優勝!!

 9月28日、29日と2日間に渡り、第22回全国市町村交流レガッタ阿賀大会が開催されました。今年は、風光明媚な新潟県阿賀町での開催です。

 我が議員チーム「ウエルネス」は、決勝に準決勝5番目のタイムで進むことができました。
 序盤6位から最後の100mで追い上げ、正直4位入賞ぐらいかと思っていたところ、3位と0.3秒差で先着。

 今回はほとんど練習ができていなかった中で、善戦できるように頑張ろうと臨んだレースだっただけに、嬉しい銀メダルです。

 我々も必死でしたが、最後の接戦で、応援の大声援に後押しされました。感謝感激です。

 また、我が加古川市は、熟年女子の部で「上荘ボートクラブA」が優勝、成年女子の部で「関西熱化学 STRONG GIRLS」が3位、そして女子総合優勝。
 加古川なでしこパワー全開で大健闘の大会でした!

 イチロー選手が4000安打を達成しました。
 プロ22年目で金字塔を打ち立てられ、日本中が祝福ムードで盛り上がりました。

 試合後のインタビューで改めて偉業を為しえた人の言葉の重みを感じた方も多かったことでしょう。
 
 「4000のヒットを打つには、僕の数字でいうと8000回以上は悔しい思いをしているんですよね。それと常に向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかなというふうに思います。」

 「4000を打つには3999が必要なわけで、僕にとっては4000本目のヒットもそれ以外のヒットも同じように大切なものと言えます。」

 日常の懸命な積み重ねこそ大事!と決意を新たにした次第です。

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 (1)議会改革推進特別委員会を開催!!
 (2)山口代表を迎え議員夏季研修会を開催!!


 
(1)議会改革推進特別委員会を開催!!

 第1回臨時会で正副議長の役員選挙があり、公明党議員団から大西健一議員が議長に選出されました。私も1年間副議長の職務を全うすることができ、引き続き「議会改革推進特別委員会」の委員長として重責を担うこととなりました。

 昨年8月設置から1年間、様々な議論を進めてきましたが、議会運営、情報公開など議会改革のための検討課題を、明年3月に総括的にまとめ報告しなければなりません。

 委員長として最初の委員会が8月23日にあり、「情報公開について」を議題に議論を展開いたしました。
 議会広報のさらなる充実、ウエブを活用して議会広報の不足分を補う、8月からスタートした代表質問・一般質問のインターネット中継を委員会にも拡大していく等々各委員から出た意見を集約し、中間報告へ向けまとめていきます。

 住民に開かれた議会へ、議会改革を推し進めて参ります。


 
(2)山口代表を迎え、議員夏季研修会を開催!!

 8月25日、神戸市に山口代表を迎え、公明党兵庫県本部議員夏季研修会がありました。

 席上、山口代表から、「政権を託された自民党と公明党は、10年以上、連立政権を組んだ経験を生かして国民の期待に応えていかなければなりません」と述べ、3点のポイントについて言及しました。以下概要です。

 一つは「大衆とともに」という立党精神。
 「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」。
 まさに民主主義の基本、政党として世界に誇れる基本精神です。
 この精神で50年間、公明党は地道に市民相談に向きあって、悪戦苦闘を重ねながら一つ一つの実績を積み上げてきました。現場の声を福祉や教育、中小企業政策などに結実させてきました。

 二つ目に、限られた税収の中で社会保障などの制度をどう維持していくのか。政策の優先順位の選択を迫られる時代にあって、これまで培ってきた政策力、実現力をさらに発揮していきたい。

 三つ目はネットワークの力。地域社会に根を張って活動していく上で、地方議会と国会、また議員同士の連携は政党の基盤となるものです。地域に根を下ろさず、浮き草のように“世論の追い風”を待つような政党が増えている今こそ、公明党のネットワークの力が求められています。  

 この日、2部で神戸学院大学備酒伸彦教授より「日本の高齢者ケアについて」と題して、講演をして頂きました。

 暑い夏、山口代表の訴えに、原点に立ち返って決意を新たに、高齢者ケアに対する我が国の、我がまちの課題を再認識して幸齢社会構築へ頑張ろうとの思いを強くいたしました。

 加古川も梅雨入りとなりました。平年より10日早いようですね。
 長雨になると川の増水が気になります。

 近年、想定外の災害が起こっていることから緊急速報の情報収集は不可欠です。
 
 「ひょうご防災ネット」をご存じですか?
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 (1)がん対策の充実・強化を求める署名簿を知事に提出!!
 (2)好評!山本かなえのメールマガジン!!


 
(1)がん対策の充実・強化を求める署名簿を知事に提出!!

 わが国のがん罹患率や死亡率は現在も上昇を続けています。公明党はこの状況に歯止めをかけるため、がん対策基本法を成立させるなど、がん対策の推進に尽力してまいりました。

 この度、公明党兵庫県本部が中心となって「県民の生命を守るがん対策の充実・強化を求める」署名を兵庫県下で実施しましたところ、35万9,896名もの皆様から賛同を頂き、このほど井戸知事に提出いたしました。

 今回の署名は、乳がん・子宮頸がん・大腸がんの検診無料クーポンの恒久化や胃がん検診及びピロリ菌検査の追加など、5項目の実現を求める内容で、翌日には、県本部の代表が上京し、田村厚労相に提出いたしました。

 今後もがん対策の更なる拡充へ向け全力を尽くしてまいります!


 
(2)好評!山本かなえのメールマガジン!!

 公明党女性局長山本かなえ参議院議員のメールマガジンが好評です。

現在No.10まで配信されていますが、女性の視点、生活者の目線でこれまで積み重ねてきた実績や現在の取り組みが簡潔にまとめられています。

 特に今回紹介したいのは、5月7日の予算委員会で質問した、全国統一「ベビーカーマーク」の創設、普及など、子育て環境の改善についてです。

 ベビーカーの利用について、公共交通機関や公共施設、商業施設などで、共通のルールがなく、満員電車では乳幼児をつれたお母さん方に配慮がなく、迷惑がられることも。

 山本参院議員は、太田国土交通大臣に「全国統一のベビーカーマークの作成・普及」「利用ルールの策定」そして、「ベビーカー利用への理解を深める取り組み」をオールジャパンで進めてもらいたいと要請。

 太田大臣から、『バリアフリー法』のガイドラインに、ベビーカー利用に配慮した項目を明確に位置づけ、マーク作成や利用ルールについて関係省庁と連携しながら、協議会を立ち上げて着実に進めていきたいとの答弁がありました。
 これを受けて、各メディアで「鉄道等においてベビーカーマーク創設」などの報道がなされました。

 メルマガでは、「女性の視点からの災害対策」、「ストーカー規制法」改正を目指して、など画期的な実績や取り組みがご覧いただけます。
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 5月5日、日本全国に感動を与えた長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授与式。

 祝福と感動で沸いたこの日、二つの言葉に出会い感銘を受けました。
 一つは、授与式のSP番組で紹介された、松井氏が父から贈られた言葉。

 「努力できることが才能である」

 幼少時代から松井氏を支え、心と体を大きく育ててきた言葉。そして、松井選手は努力の天才になったと。

 もう一つは、その日の夕方のある番組で、かつて凶悪犯罪が多発し「地獄の地下鉄」と呼ばれたニューヨーク地下鉄を安全に甦らせたデザイナー宇田川信学氏の言葉。

 「意志あれば道あり」

 根気がなくなれば未来がない、と飽くなき挑戦を続けることの大事さを学びました。
 どちらも相通ずるように思えます。

 この二つの言葉を肝に銘じ、今日より明日へ前進したいと思います!

 ▼放映された宇田川信学氏の番組はこちらをクリック!


 
☆ 憲法記念日街頭演説会を開催!!

 5月3日、ヤマトヤシキ前にて、憲法記念日街頭演説会を開催しました。

 今まさに、憲法論議が活発な折、濱村進衆院議員、岸本一尚県会議員がそれぞれ公明党の立場で主張する意見を述べました。

 当日の神戸新聞で、浦部法穂神戸大学名誉教授が、「憲法を変えることは、この国の枠組みや進むべき道にかかわる問題だ。可能な限り多くの国民が納得できる形が望ましく、変えるならば、慎重に、丁寧な議論を重ねる必要がある。今の気分や時の多数派の意思だけで変えることは極力避けなければならない。日本に限らず、憲法を持つどの国も改正には厳しい要件を課している」と指摘しています。

 また96条の改正により、具体的に何を変えるかセットでないと国民が判断しづらく、参院選の争点には、なりにくいでしょう。

 憲法改正で、自民党と公明党の考えが違うのではないか?連立政権は大丈夫か?との声があります。山口代表は街頭演説の中で心配ないと断言しました。
 自民党は結党以来、「憲法は変えるべきだ。自主的な憲法を作るべきだ」と言ってきた政党。公明党は、10年以上前から加憲を検討すべきだと掲げてきた政党です。
 憲法に対するスタンスの違う政党同士が連立政権を作ってきた長い歴史があります。お互いがお互いの立場を理解しながら連立政権を作ってきた歴史、昨年の総選挙で自民党と政権合意をし、憲法について憲法審査会で議論を深めていこうと合意をした経緯があります。

 マスコミ等があおっていますが、今は日本再建をするために何をなすべきか?
 政治の安定であり、何より、今は復興・経済再生に全力をあげて行くべきと考えます。

 ▼憲法記念日街頭演説会での山口代表挨拶はこちらをクリック!

 いよいよ、関西にも桜の季節がやってきました。1年の中で最も心はなやぐ季節の到来です。
 一方で、関東で先に開花が始まったり、一時の大風や大雪など、自然の異常さに首をかしげる昨今でもあります。
 例年のように花粉にお悩みの方もいらっしゃると思いますが、加えてPM2.5による心配事もあり人工的な異常さにも困ったものです。

 いずれにいたしましても、備えあれば憂いなしです。ニュースやインターネットで情報収集をしながら予防を心がけましょう。

 日々健康で、元気であられますように(^O^)/

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 (1)平成25年度予算を可決!!
 (2)加古川市中学校給食を目指す議員連盟が発足!!

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(1)平成25年度予算を可決!!

 26日、加古川市議会は第1回定例会本会議において、平成25年度予算を賛成多数で可決しました。

 主な事業としては、「町内会など防犯カメラ設置に要する費用の補助」「総合防災マップの更新」「こども医療費を中学校3年生まで拡大」「いじめ問題などへの取り組み」「市民会館の耐震化(含エレベーター設置)」「NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』放映に合わせたPR」等々です。

 防災・子育て支援に力点を置いた事業が目立ち、安全安心の確保、いつまでも住み続けたい魅力ある加古川を志向した内容になった印象です。

 また、幹部職員汚職事件を受けて、議会における特別委員会、外部有識者による再発防止委員会の提言等により、職員の不正を防止するコンプライアンス推進担当を新設するとともに、同一部署に長期間在籍しない人事体制を敷き、これに伴い、この度長期在籍者が89名異動しました。

 ▼加古川市平成25年度予算の内容はこちらをクリック!

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(2)加古川市中学校給食を目指す議員連盟が発足!!

 前号で紹介した市政報告誌「daiGOGO」新春No.12号で、昨年12月定例会に提出された、中学校給食を自校方式での実施を望む請願について、正しく理解して頂くための説明をいたしました。
 ここで、改めて触れておきます。

 これまで、中学校給食について保護者から実施を望む声が多くなったことなどから、本会議や常任委員会で公明党をはじめ各会派から早期実現へむけての要望をして参りました。
 要望を受ける形で加古川市中学校給食検討委員会が設置され、調査・議論の結果、完全給食が望ましいとの報告がありました。
 そんな中、先の請願書が提出され、一部の会派・議員の賛成少数で不採択となりました。あくまでも早期実現を望むのであれば、自校方式にこだわるのはおかしい、自校方式にすればかえって実現が遅れる、との理由から反対したものです。
 ところが、共産党はビラで、この請願に反対した会派・議員が中学校給食の早期実現を反対しているかのような内容を喧伝しました。

 このような背景を踏まえて、市民の皆様が誤解を招かないよう、正確な情報を様々な形で発信すべく議員連盟を発足いたしました。

 折しも、議会改革推進特別委員会では、議会の賛否の公表について議論しているところです。
 賛否の公表は、開かれた議会を確立するする上で当然すべきものと考えますが、紛らわしい請願などで賛否のみを公表することは、誤解を生む要因となります。したがって賛成・反対それぞれに理由をつけるべきと主張しているところであります。

 今後も政党のパフォーマンスのためではなく、加古川の未来に責任を持つ議会運営を行うためにしっかり取り組んで参ります。

 ▼daiGOGO新春No.12号はこちらをクリック!

 昨年は、年の瀬に衆議院議員解散総選挙が執行され、自公政権奪還で幕を閉じました。

 新政権は、大勝利しましたが、3年3か月の民主党政権の、決められない政治に大きな審判が下された意味合いが色濃く、全てを認められたのではないのだとの、新たな覚悟で日本再建へ向かわなくてはいけません。地方も同じく、多岐にわたる住民ニーズに応えるべく責務を全うすべきであります。

 さて、総選挙からさかのぼること4か月、昨年の8月に、私は副議長に就任いたしました。全力で取り組んでまいりましたが、今年も更なる飛躍の年となるよう職務を全うしてまいる所存です。              (daiGOGO No.12号 「ごあいさつ」より)

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 (1)今年の街頭は1月2日からスタート!!
 (2)daiGOGO新春No.12号を発行しました!!



 
 (1)今年の街頭は1月2日からスタート!!

  今年最初の街頭演説は、毎週水曜日実施のJR加古川駅前で1月2日7時からのスタートでした。岸本一尚兵庫県議とともに、新年の挨拶を行いました。

 更に1月5日9時より岸本県議とともに加古川市議会公明党議員団が、JR加古川駅前を皮切りに、JR宝殿駅前、JR東加古川駅前で新春街頭演説を実施。

 新政権誕生して、国民の大きな期待に応えるべく「日本再建」へ向けて全力で取り組んでいく決意を述べました。



 
 (2)daiGOGO新春No.12号を発行しました!!

  わたくしの市政報告誌「daiGOGO」の新春No.12号が完成しました。

  昨年1年間の活動報告です。下記のアドレスからカラー版のPDFファイルがダウンロードできます。
  是非ご覧いただき、ご意見、ご感想などお聞かせ下されば有り難いです。

  尚、ご希望の方には、郵送させて頂きますので komeikakogawa-ds@bb.banban.jp まで「ご住所」と「お名前」を明記して送信下さい。

  ▼daiGOGO新春No.12号はこちらをクリック!

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