週末に襲った西日本豪雨は、各地で甚大な被害をもたらしました。お亡くなりになりました多くの方々に衷心よりご冥福をお祈りするとともに被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。
加古川も氾濫危険水位に達し、流域の21万人弱を対象に避難勧告が出されました。各地域では土嚢袋の積み上げなど必死な対応がありました。その時のエピソードを一つ。
地元の公民館で土嚢袋づくりをしているとき、普段見かけない若い青年が一生懸命動いていました。会長や周りの人に聞いても誰も知らない。作業が終わり落ち着いてから本人に聞くと町内のよく知るお宅の息子さんで、土嚢袋づくり協力依頼の町内会放送を聞いて駆けつけてきたとのこと。今年大学を卒業し公務員志望で、目指す以上は地域に貢献すべき時に役立ちたいという思いで放送を聞き参加、熱く語っていました。
公民館では万一に備え結局23時すぎまで三役中心に何人かで待機しましたが、彼も教材を持ち込み最後まで残りました。志し高く持つ若者と会うと、世の中まだまだ捨てたものじゃないなと感心しますね。
(1)市長・教育長に緊急要望書を提出!!
(2)深刻な浸水被害現場に視察!!
(1)市長・教育長に緊急要望書を提出!!
加古川市議会公明党議員団は7月4日、岡田市長・田渕教育長に対し、『ブロック塀を含む外壁の安全対策についての緊急要望書』を提出しました。
左から、野村・大西・小林・相良・市長・教育長・白石・小澤・桃井・岡田
去る6月18日に大阪市北部を中心に発生した地震により、高槻市で小学校のブロック塀が倒壊、通学中の女児が下敷きになり死亡する痛ましい事故が発生しました。国の通知に基づき取り組みを進めているものに加え、通学路上の民間施設を含めた危険箇所の対策など児童・生徒等の安全確保のため、以下の3項目を強く要望しました。
1.学校園・公共施設のブロック塀を含む外壁の緊急総点検の実施と改修を行うこと。2.通学路上の個人管理のブロック塀を含む外壁の緊急総点検の実施と改善指導を行うこと。3.総点検、安全対策に伴う必要な人員と予算の確保をすること。
市議選を終え、早速行動を起こしましたが、市長と教育長からは最大限の努力を約束されました!
(2)深刻な浸水被害現場に視察!!
以前から浸水が酷い八幡町中西条に岸本県議と視察。
車は通行止めで現場まで行く途中、田んぼにはまり腰まで浸かりました。
これまでの浸水被害を受けた状態を写真で見せて頂いてましたが、現場を見て改めて対策の必要性を痛感しました。
ここは河川など内水面の逃げ場所がなく、土地も低いことから浸水被害が拡大します。
この地域の浸水対策については、市だけでなく県や国と一緒に考える必要があります。今後もネットワーク力を駆使してしっかり働きかけてまいります!
相良(手前)と岸本県議(奥)が地元の方から説明を聞きました