今年の一文字は「北」でした。何か暗いイメージですね。
私が選ぶ一文字は「棋」です。
今年は、藤井4段の活躍で一気に将棋ブームとなり、奇しくも連勝記録中に「かこがわ将棋プラザ」がオープンしました。将棋を題材にした漫画や映画も人気を博しました。
引退した「ひふみん」こと加藤一二三氏が大ブレイク。そして、羽生善治氏が将棋界史上初の「永世7冠」を成し遂げました。
「棋士のまち加古川」にとって、またとない追い風になっている事は間違いありません。しかし、本来の目的は、将棋を通じて子どもたちに礼儀やマナーを学ぶ機会を作るなど将棋文化が広がることで、心豊かなまちづくりにつながればと、これまで働きかけてきたものです。
加古川市は9月から高齢者を対象に、将棋を楽しむことで心の健康を保つ効果の調査研究を始めました。子どもからお年寄りまで将棋に親しむ中でそれぞれ効果が出ることに期待が高まります。
どうです? 今年1年を通して、「棋」の文字がふさわしくありませんか?
(1) 入学準備金制度が開始!!
(2) 共助の取組みで地域力アップ!!
(1)入学準備金制度が開始!!
加古川市議会第6回定例会は、12月18日最終日に上程議案全て可決し閉会しました。
そのうち、小1・中1の保護者には、小中学校に入学するために必要な学用品などの購入費「新入学児童・生徒学用品費」として、入学した年度の8月に支給していましたが、子どもの貧困が社会問題化する中、ランドセルや制服など入学に必要な物品等の準備に困ることが無いように3月下旬に支給する、入学準備金制度が新設されました。
これは公明党の取り組みで国会において予算化したことに伴う措置です。生活の現場での大きな課題がまた一つ解決できました。
(2)共助の取組みで地域力アップ!!
日曜日の朝、水路に続く暗渠が詰まっているところがあり、消防団の皆さんが消火栓の放水訓練を兼ねて、町内会の役員の皆さんとともに除去を行いました。ここは、元々田んぼでそこに住宅が建ち、暗渠になって久しく、だんだん詰まって来ていたのですね。
私も手伝い溝掃除をしてから放水。中がどれだけ取れたかはわかりませんが、無事水路に水が流れ出て来ました。
町内会長中心に地域の事は自分たちでやる、という共助の取組みが素晴らしいですね。
老若男女問わず、新旧住民が町内会行事に日頃から参加し、地域力が高まっています。そうした積み重ねが、今回のような迅速な作業に繋がるのだ、と痛感いたしました。