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 みなさん、おはようございます!さがら大悟です。

 12年前、議員になる前に一人のご婦人からオストメイトのお話を始めて伺いました。当時、私だけでなく世間でもあまり知られていませんでした。
 様々な病気や障害などが原因で、人工肛門・人工膀胱になられた方々をオストメイトと呼びます。腹壁につくられた便や尿の排泄口のことを総称してストマと言いますが、ストマは排泄を自分でコントロールできないため、お腹にパウチという装具をつけて便や尿を溜めて処理をされます。そのため、オストメイトの方々には深刻な悩みがあります。

 例えば、パウチに排泄物が溜まり続けるため、その都度洗浄したり取り替える必要があること。ストマ用装具から排泄物が漏れ、衣服が汚れることがままあること。さらに外見では障害者とわからないため、混雑時に障害者用トイレを使用すると、「健常者が障害者用トイレを使用した」と非難を浴びるケースもあること等々。このような障害によりオストメイトの方で長時間の外出がはばかれ、内に閉じこもりがちになっている方も多いという状況があるのです。そこでご婦人から、議員になったら公共施設に何とかオストメイト対応トイレを設置してもらいたいとの切実な訴えがありました。

 折しも公明党が推進し、平成12年11月に「交通バリアフリー法」が制定され、従来オストメイトは身体障害者でありながらガイドラインの対象外でしたが、新ガイドラインの対象者に加わったところでした。全国的に少しづつ設置する駅や店舗が出てきました。しかし社会的な認知度はまだまだ低い状況でした。

 私が議員になって、早速、日本オストミー協会の代表の方々とともに市役所で福祉部長(当時)と面談し、オストメイトの皆さんの現状を知ってもらい、オストメイト対応トイレの設置の要望を行いました。福祉部長は、「恥ずかしながらこのような状況を知りませんでした」と率直に言われ、「すぐに検討いたします」と前向きな返事を頂きました。

 そして翌年の平成15年4月、加古川市役所新館の1階にオストメイト対応トイレが設置されたのです。市役所に設置されたものとしては、兵庫県初ということでした。その後、総合福祉会館のトイレを改装して設置するなど、次々と整備が進みました。他の自治体からも視察に訪れるなど加古川市は兵庫県の先進地となったのです。

 これも一人のご婦人の声から実現したものです。今後も小さな声を拾い上げ、形にして参ります!!

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