バックナンバー 2014年 5月

 みなさん、おはようございます!さがら大悟です。

 生活の現場は多種多様で、想定外のことが度々あります。今回は、その中から一つのエピソードをご紹介します。

 初当選後まもなく、一人のご婦人から「健康施設ウエルネスパークの屋内プールに障がい者用の更衣室を設置してほしい」との要望がありました。しかし「あの施設の更衣室は障がい者にも配慮されて広いはずなのに?」と思って聞き返すと、「車いすの主人を介添えしながら、夫婦で着替えられる場所がほしい」との答え。

 〝夫婦で着替えられる場所〟。

 言われてみてハッとしました。予算要望の席上、市長に話すと「今まで気が付かなかった視点だ」と話題になり早々に対応。「障がい者・介護者用更衣室」として設置されたのです。その後、他のご夫婦や親子の利用者が増え、大変喜ばれました。

 先日、そのご婦人と再会しました。残念ながら、数年前にご主人はお亡くなりになりましたが、同じように困っている方に役立つことが出来て、あの時相談して本当に良かったとお話しになりました。

 議員は、現場で聞かれる小さな声を見落とすことなく、いかに拾い上げるか?まさに現場第一主義の行動力こそが重要です。
 さがら大悟、今後もしっかり頑張ります!!

 みなさん、おはようございます!さがら大悟です。

 日頃の市民相談の中で多いご相談の一つに、防犯灯の設置があります。
 夜道が真っ暗で不安な場所に、求められます。例えば、八幡小学校北側の通学路。
 日が短くなると、子ども達が真っ暗な道を通って下校するので、不安だとのご相談がありました。地元町内会長と連携して市担当課に要望し、4基の防犯灯を設置しました。併せて通学路の横を流れる水路にかかる老朽化で崩れかかった防護柵も新しく設置しました。

    このように、地元の同意があり要望書の提出でスムーズに設置できるケースもあれば様々な手続きが必要な場合もあります。

 例えばJR加古川線日岡駅から南への線路沿いの道路。通勤・通学の帰り路、真っ暗な道を通らなければならないという不安の声が多数寄せられていました。地元町内会長と連携し、加古川市道路保全課に依頼。しかし、市の土地ではなく設置できないとのこと。あきらめずに手立てを探り働きかけ続けた結果、時間はかかりましたが、防犯灯を2基設置いたしました。

 この周辺の要望は更に続きます。そこから西へ続く、別府川の側道です。
 別府川北側の側道は、地域住民の生活道路で、犬の散歩やウオーキングなど多くの皆さんが利用されます。その為、真っ暗な道に不安を感じられているとのご相談がありました。別府川は県の所管のため、岸本一尚県会議員に相談しました。その結果、側道は川の管理道路で、市から県に許可申請をすれば市が設置できることが判明。町内会から要望書を提出してもらい、市に要望しました。距離が長く、予算がかかることから、年次的に進められ、計14基の防犯灯が設置されました。


 地元の皆さんに大変喜んで頂きましたが、今度は、南側からも強い要望がありました。北側に設置されたものの川幅が広いため、南側に照明は届きません。隣の異なる町内会長と連携し、南側の設置を改めて要望したところ、このほど、南側の設置も実現しました。点灯はまだされていませんが、別府川沿いの安全安心が進んだと大変喜んで頂きました。

 この地域は、私の地元で日頃からより身近にお話を聞く機会があります。しかし現場の声を形にする我々議員の働きは、地元だけでなくより多くのお声を拾い上げ、更なる加古川のまちづくりを進めていく事が重要です。今後もしっかり尽力して参ります!

 みなさん、おはようございます!さがら大悟です。

 4年前のこと。
 市道水足石守線で下水道の整備工事が決まりましたが、対象地域の数軒のお宅だけが諸事情で引くことが出来ないとのことでした。
 市から出来ない理由について説明がありましたが、当然納得できません。反対側から引くことは可能とのことですが、距離が長く、多額な費用がかかります。

 そこで、私のもとに相談がありました。詳しい理由は割愛しますが、お話を伺い、手立てがあると判断し、担当部局に尽力するよう要望しました。当初、精力的に取り組んで頂いたもののなかなか進展が見られない状況が続きました。しかし、粘り強い取り組みとあらゆる可能性を模索した結果、遂に対象地域の全世帯に下水道が通ることになったのです。大変喜んで頂きました。

 日常の市民相談には、様々な内容があります。市の所管外で県や国のことであれば、ネットワーク政党の持ち味を活かして仕事をさせてもらいますが、それ以外は、すべてのお声に対し、どのような窓口に相談すれば良いか、どのような手立てがあるのか、調べて解決できるものはしっかり対応しますし、出来ないものは丁寧な説明をさせて頂いています。

 今回ご紹介した件は、民間に関わる問題もあり、市として出来る限りの対応をしてもらいました。

 市が直接対応できないものは、そこで切ってしまうのか、解決の糸口を根気よくさがし実現に向けて努力するのか。そこの取り組みようで結果は自ずと変わってきます。我々議員は、住民の皆さまの幸せの為に働かせてもらっています。今後も問題解決へ最善を尽くして参りますので、まずは気軽にご相談ください!

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 みなさん、おはようございます!さがら大悟です。

 12年前、議員になる前に一人のご婦人からオストメイトのお話を始めて伺いました。当時、私だけでなく世間でもあまり知られていませんでした。
 様々な病気や障害などが原因で、人工肛門・人工膀胱になられた方々をオストメイトと呼びます。腹壁につくられた便や尿の排泄口のことを総称してストマと言いますが、ストマは排泄を自分でコントロールできないため、お腹にパウチという装具をつけて便や尿を溜めて処理をされます。そのため、オストメイトの方々には深刻な悩みがあります。

 例えば、パウチに排泄物が溜まり続けるため、その都度洗浄したり取り替える必要があること。ストマ用装具から排泄物が漏れ、衣服が汚れることがままあること。さらに外見では障害者とわからないため、混雑時に障害者用トイレを使用すると、「健常者が障害者用トイレを使用した」と非難を浴びるケースもあること等々。このような障害によりオストメイトの方で長時間の外出がはばかれ、内に閉じこもりがちになっている方も多いという状況があるのです。そこでご婦人から、議員になったら公共施設に何とかオストメイト対応トイレを設置してもらいたいとの切実な訴えがありました。

 折しも公明党が推進し、平成12年11月に「交通バリアフリー法」が制定され、従来オストメイトは身体障害者でありながらガイドラインの対象外でしたが、新ガイドラインの対象者に加わったところでした。全国的に少しづつ設置する駅や店舗が出てきました。しかし社会的な認知度はまだまだ低い状況でした。

 私が議員になって、早速、日本オストミー協会の代表の方々とともに市役所で福祉部長(当時)と面談し、オストメイトの皆さんの現状を知ってもらい、オストメイト対応トイレの設置の要望を行いました。福祉部長は、「恥ずかしながらこのような状況を知りませんでした」と率直に言われ、「すぐに検討いたします」と前向きな返事を頂きました。

 そして翌年の平成15年4月、加古川市役所新館の1階にオストメイト対応トイレが設置されたのです。市役所に設置されたものとしては、兵庫県初ということでした。その後、総合福祉会館のトイレを改装して設置するなど、次々と整備が進みました。他の自治体からも視察に訪れるなど加古川市は兵庫県の先進地となったのです。

 これも一人のご婦人の声から実現したものです。今後も小さな声を拾い上げ、形にして参ります!!

 みなさん、おはようございます!さがら大悟です。

 今回は、県道18号加古川小野線の安全対策についての話題を2件ご紹介します。

 私が、加古川市議選に初出馬した平成14年、加古川町大野付近の県道18号線で九死に一生を得るような人身事故が発生しました。
 私は、何とかして欲しい、とのご家族の悲痛な訴えをお聞きしました。
 現場は、加古川土手から加古川バイパスにかけて直線が長く、自動車が加速しやすい車線です。かつて死亡事故が発生したこともあり交通事故が多発していることから、地元町内会から再三にわたり要望されましたが、なしのつぶてとの事。

 議員になって、まず一般質問でここの問題を取り上げました。同時に、県道なので佃助三県議会議員(当時)と連携し、県の公安委員会に働きかけました。その結果、全面追い越し禁止車線となり、標識と黄色いラインが設置されました。
 その後も、岸本一尚県議会議員と連携をし、車道のでこぼこによる振動・騒音対策、歩道のバリアフリー化や横断歩道の灯火式標識設置など地元住民の声を受け改善を行って参りました。

 昨今の運転マナーの低下や不注意からの事故は、現在も発生しています。今後は、ハード面だけでなくソフト面を含めて、更なる安全安心の対策が進むよう働きかけて参ります。

 もう一つは、八幡町上西条の加古川大堰付近の道路です。
 西から東へ向かうと大堰記念公園のところからカーブになり、曲がるとすぐ右へのT字路になっています。かつて、右折しようと対向車が過ぎるのを待っていた車が、後から追突され大きな事故になったことも。地元地域の方から狭いカーブの道を車がビュンビュン飛ばすので恐ろしい、何とかして欲しいとのご相談がありました。
 早速、佃助三県議会議員(当時)や、引き継ぐ形で岸本一尚県議会議員と、更に地元町内会長とも連携し、粘り強く働きかけた結果、北加古川大和会館横の交差点に信号機が設置されました。
 信号機で減速され安全対策が進んだ、と地元住民の皆さんに大変喜んで頂きました。

 今回の実績も、県の所管の事業です。ネットワーク力で実現しました。今後もこの強みを活かし、多くの声を形にして参ります。

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加古川市 相良大悟
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