バックナンバー 2008年 8月

 今年も戦後63回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族並びに今日なお不自由な生活を余儀なくされている戦傷病者の皆様に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 8月9日の平和記念式典(長崎市)には、加古川市議会を代表して、我が公明党議員団の今井淳子議員が出席しました。私もテレビで式典の模様を見ていましたが、その席上、兄を原爆でなくし、ご自身も被爆した方の話が心に残りました。その方のお話を聞いて、「断じて戦争を起こしてはならない、核兵器を廃絶しなければならい」と改めて強く思ったのは私一人だけではないでしょう。しかし世界の核軍縮が遅々として進まないというのが現状であります。米国では今なお、原爆投下を「終戦を早め、多くの日本人を救った」とする考え方が一般的であり、被爆者の実態もほとんど知られていません。世界で唯一の被爆国である日本こそが核廃絶への大きな使命を担っていることを改めて認識したいし、平和への行動を起こしていかなければなりません。
 これまで公明党は、1997年の対人地雷禁止条約(オタワ条約)や今年、アイルランド・ダブリンで行われた国際会議においてのクラスター弾を全面禁止する条約に日本が同意するなど、平和創出の取組みを粘り強く実践してまいりました。

 時代は変わっても、戦争の残酷さ、悲惨さを忘れることなく、今後も平和の党として推し進めて参りたいと思います。

*** index **********************************************************

 (1)緑のカーテンが市内公共施設で拡大!!
 (2)市内8カ所で一斉街頭を実施!! 

====================================================================
 
(1)緑のカーテンが市内公共施設で拡大!!
 
 先日、神戸新聞東播磨版で、緑のカーテンが本庁や市民センター、学校園など九カ所で育成している、との記事が掲載されました。
 緑のカーテンとは、各ご家庭で随分浸透してきていて、いうまでもありませんが朝顔やゴーヤなどつる性の植物を這わせて部屋の温度を下げるというものです。緑のカーテンは直射日光を最大8割カットする上に、外からくる反射熱もシャットアウトします。

 私は、平成17年の定例会の一般質問で、「ヒートアイランド対策の取り組み」の一環として、市内の学校園舎を含む公共施設で実施するよう提案しておりました。その後も、先進地での「クーラーのない教室でも涼しく授業に集中できる」効果があるとの情報から強く求めてきました。時あたかも北海道洞爺湖サミットを契機に地球温暖化対策への意識が高まってきております。二酸化炭素(CO2)の排出削減にもつながる緑のカーテンの普及は大歓迎であり、財政厳しい昨今、コストのかからないこのような取り組みを益々進めていくよう今後も更に働きかけて参ります。

★環境に関するこれまでの取り組み

 ▼動画「市役所内の食堂・喫茶店でマイ箸・マイボトルを提案」はこちら→
  
http://jp.youtube.com/watch?v=vD_KjJv2tRE
 ▼vol.60「クールアースデー」創設が実現!!」はこちら→
  
https://www.komei.or.jp/giin/kakogawa/sagara_daigo/activity/act_21736.shtml
 ▼vol.50にて「緑のカーテン」についてふれてます→
  
https://www.komei.or.jp/giin/kakogawa/sagara_daigo/activity/act_9002.shtml

====================================================================
 
(2)市内8カ所で一斉街頭を実施!!
 
 加古川市議会公明党議員団は、8月16日(土)にJR加古川駅前など市内8カ所で、街頭演説会を実施しました。
 私からは、終戦記念日に因み、冒頭に述べた内容について話しました。この日は、盆が明けたにも関わらず朝から酷暑でした。それでも立ち止まり声援を送る聴衆者の方々がおられ、うだるような暑さに滅入ってしまいそうな我々に大きな元気を与えてくださいました。
 これまで、議員それぞれで街頭演説を行ってきましたが、今回初の試みで、全員で一斉に市内を回り、1カ所1〜2名で演説をしました。今後、議員個人の街頭演説と合わせ、月1回のペースで一斉街頭を実施する予定です。もし見かける事がありましたら気軽に声をおかけください。しっかり頑張って参ります。

 このほど臨時会が行われ、新議長に公明党議員団の大西健一議員が就任いたしました。これまで加古川市議会において中心的役割を担ってきた公明党議員団ですが、更にしっかり力を発揮して頑張って参ります。

 さて話は、JR加古川駅前の朝立ち街頭演説での一コマ。
 公明党の幟(のぼり)を立てようと準備をしていたら、後ろから通勤中の壮年の方から声をかけられました。

      壮年 「公明党?」
      私   「はい!」
      壮年 「市会議員?」
      私   「はいっ!」
      壮年 「頑張ってや!」
      私   「ありがとうございます!!」

 一瞬の出来事でした。
 以前にもこんな事が・・・。私が話をしていると、すぐ目の前に腕組みをして仁王立ちの男性が一人。最初、何を言われるのか構えていたのですが、私の次に岸本一尚県議の話も終わった後、その男性が近づき話しかけてきました。「初めて街頭演説を聴いた」「今まで選挙では公明党に投票したことはなかったが、今後は応援したい」との事。

 毎週水曜日に朝立ち街頭を始めて9ヶ月が過ぎ、様々な反応がありました。見ず知らずの方にも元気をもらって、今後も一生懸命続けて行こうと心新たにした瞬間でした。
                                                    

*** index **********************************************************

 (1)福祉厚生常任委員会で「化学物質過敏症」について対策求める!!
 (2)地元町内会で「市政報告会」を実施!! 

====================================================================
 
(1)福祉厚生常任委員会で「化学物質過敏症」について対策求める!!
 
 私の元に、メールでご相談がありました。「化学物質過敏症」で悩む方で、公共施設で香水や整髪料など香料自粛を呼びかけてほしいというものです。この度の臨時会で、文教経済常任委員会に所属することになり、今月が最後となる福祉厚生常任委員会の中で、このことを取り上げました。

 近年、化学物質過敏症の方が増えてきています。家の新築、増改築、内外装工事等の時に使われた有害化学物質を含む建材等が原因で健康障害を起こす“シックハウス症候群や学校環境(学校の増改築で使われた新建材や塗料、学校で日常的に使われているワックスやフェルトペン、洗剤、校庭の樹木への農薬散布、プールの塩素など)で起きる“シックスクール症候群”はある程度認知されてきました。化学物質過敏症はそのシックハウスやシックスクールがきっかけで起きる場合が多いといわれています。
 化学物質過敏症の方は、新しい建物やホームセンター、カーショップ、書店などに行くと頭痛や目の痛み、吐き気に襲われたり、トイレの芳香剤や洗剤の臭いにも反応し、息苦しくなったり、体がしんどくなるそうです。
 そうしたことから、先進自治体では、香料自粛を呼びかけるポスター貼付(岐阜県岐阜市、大阪府阪南市・狭山市、岡山県津山市ほか)や周知徹底のため市のホームページで取り上げているところがあります。兵庫県川西市では、学校のトイレの清掃はEM菌を使ったり、市民への配布を行っております。
 加古川市における取り組み及び考えを聞いたところ、「ポスター貼付について先進地の取り組みは認識しているものの実施までに至っていない。今後、情報収集に努め検討していく」というものでした。私からは、ポスター貼付は早急に実施するよう求め、その他の対策も調査研究を積極的に行い対応するよう要望しました。今後も実現へ向け粘り強く働きかけて参ります。

 余談ですが、この事は他人事ではありません。例えば、花粉症に無縁だった人が、ある日突然症状に襲われるという話はよく聞きます。同じように化学物質過敏症も突然発症するとの事。ノーマライゼーション社会の構築は、暗い道で、人の前に灯りをともすと自分の前も明るくなるという事に通じるのではないでしょうか?

 ▼大阪府阪南市HPの「香料自粛のお願い」はこちら→
  
http://www.city.hannan.osaka.jp/inter/seikan/kouryou.pdf
 ▼岐阜県岐阜市の「化学物質に関する取組」はこちら→
  
http://www.city.gifu.lg.jp/c/10079001/10079001.html#main

====================================================================
 
(2)地元町内会で「市政報告会」を実施!!
 
 この7月で、2期6年が過ぎ、7年目に突入しました。これまで創価学会の皆さんをはじめ、多くの方々の真心からのご支援に支えられて元気に頑張って来ることができました。特に、地元西大野町内会の皆様には大変お世話になっており、このたび感謝の気持ちを込めて、西大野公民館で「さがら大悟市政報告会」を開催いたしました。

 7月27日日曜日、休日の夜にも関わらず猛暑の中、多くのご参集をいただきました。冒頭、地元町内会長からご挨拶を頂戴した後、私から2期6年間の実績を報告し質疑応答を行いました。様々な質問や要望、意見を頂き、終始和やかな報告会となり2時間があっという間でした。皆さんの期待をひしひしと感じ、また新たな課題を一つ一つクリアしていかなければと決意を新たにしました。

 今後も、現場の声を即座に活かす働きをしながら、地元はもとより加古川のまちづくりに頑張って参ります。

daiGOGO2011
モバイルサイトQRコード
QRコード対応の携帯電話をお持ちの方は画像を読み込んでいただくことでモバイルサイトにアクセスできます。
ブログバックナンバー
サイト管理者
加古川市 相良大悟
sad2630@gmail.com