調布駅前広場開発
12月18日(火)調布市議会第4回定例会が終了いたしました。
今回の定例会では
調布市の自治基本条例を採決し可決。成立となりました。
また、定例会初日には、調布市で3人目となる「名誉市民」の決定授与式が行われました。
昭和55年の元市長・本多嘉一郎さん
平成20年の作家(ゲゲゲの鬼太郎)・水木しげるさん
そして、このたび平成24年の山田病院院長・山田禎一さん
謝辞を延べられた山田禎一さんは、本当にご謙虚な人間的魅力あふれる素晴らしいお方でした。
それでは、今回の議会での私(平野)の一般質問の概要を以下報告します。
詐欺被害ですが調布警察署管内(調布市・狛江市)が全国ワースト1になっている現状を踏まえ、
ただちに、被害防止対策の強化を訴えました。
「アナウンス」や「チラシ」などで防止を呼びかけるよりも
劇団による“迫真の演技を鑑賞”することのほうが断然効果があると確信していることから、
市内各地域で小単位での開催を提案いたしました。
次に、京王線地下化にともなう中心市街地の整備(駅前広場や線路跡地)について
ユニバーサルデザイン(高齢や障がいのある方々もすべての人たちの利便性を考慮したデザイン)
の考えを基調とし、もっともっと、市民の意見や要望を幅広く伺い、反映させれるよう、
3駅前の南北に完成図の大型看板の設置や意見要望の投稿箱を設けるべきであると訴えました。
また、これまで安藤忠雄氏がかなりの比重でデザイン・設計にかかわっておられることを踏まえ、
安藤氏設計の「せんがわ劇場」に併設されている「仙川保育園」「仙川ふれあいの家」の不備や補修工事費用など
設計者を重視し、公共施設としての利便性は二の次とされてきた経緯を説明し、
このたびは、もっとも大がかりな京王線地下化にともなう中心市街地開発(公共整備)であるのに
またもや安藤忠雄氏に比重をおいたデザイン・設計委託がされている現状に対し、
デザイン設計や安藤氏講演会などで支払った額(計3720万円)も確認しながら、
市民の利便性を深く考えて進められているのかどうか、
長友市長の視点は
「ユニバーサルデザイン」なのか、それとも「安藤忠雄氏」のネームバリューなのかを
質問しましたが、明確な答弁は返ってきませんでした。
今後も、中心市街地開発に関しては多くの疑問が続きそうです。
その他、調布市の地元商工会への情報提供等、「思いやり」に欠けているのではないか?
との質問もいたしました。
最後に、調布駅前(北口)バスロータリーや調布市ミニバス北路線の課題の指摘、
そして、調布市役所をはじめ公共施設を結ぶ、市内隅々まで行き届く新交通の必要性を訴えました。