Archive for 2014年 10月
文教厚生委員会行政視察
10月27日・28日の両日新潟県新発田市、長岡市を視察してきました。
新発田市では、「日本語教育について 」学んで参りました。
新発田市は、「子どもが輝く新発田の教育」を掲げ道学共創を根本理念としています。
「道学」とは、人としての正しい生き方を学ぶこと(人づくりの基本)
「共創」とは、一人一人異なる人間が協働的に活動していくところに価値を見出すこと(まちづくりの基本)としています。
日本語教育特区の認定を内閣府から平成20年3月31日付け で受け平成21年度からスタートされ、今年で6年目を迎えています。
日本語教育では、児童・生徒に日本語の美しさに触れさせ、日本人の感性や情緒を学び豊かな日本語を身につけさせ、
自分を表現する力と日本の文化や伝統に誇りをもつ心をはぐくみ、たくましく生きるための人間力の基礎を培います。
一方、国語教育では、文章の構成を考えたり何を言っているのか読み取ったり、言葉の意味や文法等を学びます。
日本語教育の内容は、新発田市独自で作られた教科書を教材として小学1年生~中学3年生まで、
たとえば、古文、論語、俳句、短歌などの有名な文を朗読・暗唱します。
このような勉強を通し、「日本語」が好きと答える子どもたちが増え、豊かな日本語を用いて自己表現力が身についていることが素晴らしいと感じました。
本市でも、工夫して頂けるよう提案してまいりたいと思います。
長岡市では「子育ての駅運営事業」について学んでまいりまました。
長岡市は、教育は未来への希望であるとし、米百俵の精神が連綿と受け継がれています。
(熱中!感動!夢づくり教育は平成17年度から開始し平成26年度で10年目を迎えます。)
「米百俵」のこころを受け継ぐひとづくり、市民協働の伝統に根差すまちづくりを進めています。
その一環として、「子育ての駅」事業が開設されています。
市内4個所でボランティア約100名の方々とともに運営され市内外の方が利用され、喜ばれています。
本市においては、来年度は新庁舎の新設、その後図書館建設が予定されていますことから、
子育て支援策として、この事業を参考にして頂けるよう提案してまいりたいと思います。
きょう10月2 7日「文字・活字文化の日」
「文字・活字文化の日」は、公明党の推進で、2005年に制定された「文字・活字文化振興法」によって定められました。
この日が選ばれたのは、来月9日まで続く「読書週間」の初日だからです。
読書週間の歴史は、67年前にさかのぼります。
終戦間もない1947年、戦火の傷痕が残る中で「読書の力で平和な文化国家を」との願いの下に、新聞社や出版業界が一体で読書推進運動を開始したのが、読書週間誕生のきっかけです。
その願い通りに新聞や雑誌、本は、戦後復興に励む人々の精神の糧となり、今日の豊かな日本へと至る道筋を示し続けてきました。
「豊かな人間性の育成」と「健全な民主主義の発達」を掲げる文字・活字文化の日の意義は、インターネットの情報があふれる現代で重要性を増していると思います。