10月21日の午前9時45分から12時まで、分庁舎6階のコミュニティホールで

市民フォーラム「市役所の使命とは!」が開催される。

出席者は神奈川大学教授の南学氏、東京大学准教授の加藤孝明氏、

須賀川市の石井副市長、茅ヶ崎市の服部信明市長の4名。

第1部として茅ヶ崎市総合計画の新庁舎建設事業の位置づけ、その為の財政状況

などについての説明が行政側より行われた。

第2部としてパネルディスカッション。

冒頭、福島県須賀川市の石井副市長より、

昨年3・11に於ける須賀川市内の被害状況の報告が。

10名が死亡し、赤ちゃん1人が未だ行方不明だとか。

正直、これほどひどいとは・・・分からなかった。

我々があの当時テレビや新聞で目にしたものは、津波であり原発事故が多く、

内陸での被害はほとんど報道されてなかったような気がする。

画面を見ながら、余りのひどさに会場の多くの人が唖然とする。

耐震補強は施されていた市の総合福祉センターも、

建物としては被災後は立ち入り不能になり現在取り壊し中であるとか。

市役所も外見からは分からないが、建物内の写真では柱が一部座屈したりして

立ち入り禁止。

建て替えをする以外ないらしい。

副市長は「中途半端な補強ではなく、茅ヶ崎市のように

「思い切った建て替えがベスト」と言っていた言葉には実感がこもっていた。

さらに、市役所機能がマヒすることの怖さ。

情報の発信(FMや広報、地元タブロイド紙、ネット配信)はしているつもりでも、

それが市民に届いていないこと。

結局、多くの市民が市役所に押しかけてくる事などの実体験を。

一番行政マンとして困ったことは、市役所機能が体育館など市内6箇所に

分散せざるをなく、ハンコ一つもらうのにも車で往復40分かけ走り回らなければならず、

貴重な人的、時間的財産をムダに消費した事などを上げられていた。

それらを考えると、単に補強か建て替えかという工事費用だけの問題ではない、

と訴えられていた姿が非常に印象的だった。

その後のディスカッションで、特に印象に残った幾つかのコメントを紹介します。

加藤准教授:「再生には市民力。それを生かせる環境づくりが大事。

今は右肩下がりになって約20年。しかし、我々はまだ右肩上がりの感覚が残っている。

時代の先取りを考えねばならない。」

南教授:「老朽化した市役所の建て替えは全国にたくさんある。

1、防災の拠点

2、市民との総合窓口の充実

震災が起こったときでも、市民の身近なサービス提供が出来ることが重要だ。」

服部市長:「市庁舎建て替えだけでなく、市役所がもっと身近なものになってもらう為、

土・日の開庁、平日夜間の開庁などを検討していく事が大事と考える。

そうなれば職員の質も向上していくのではないか。」

南、加藤両教授:「今までの市役所なら、普通の市民なら年に1回行く位だろう。

特に若い人は行く用事もない。(私もそうだったな・・・。)

それが夜もやってる、土・日もやってる、

夜は簡単なコンサートもやってるという具合になればぐっと身近な存在になる。

簡単な屋根があれば出来ること。

新潟の長岡市は「アオーレ長岡」がある。(民間店舗や施設のほかに、市役所や議場も

ある複合施設。行くことが楽しくなる市役所!)

感動した。

まさに時間をかけて議論を重ねたからこその厚みを感じる。

市の中心の空間をどう使っていくのかが大事。」

その後、一般市民の方からの質疑があり終了。

皆様、お疲れ様でした。

でも、こういう事はもっと早くやっておくべきだったな。

内容が非常に良かっただけにそう思いました。

 

以上の2点が

 

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