Archive for 2012年 9月

暮らし・雇用

 ○年金確保支援法施行。未払いの国民年金保険料の追納機関を過去10年間に延長

 ○改正消費者安全法施行。「消費者安全調査委員会」が発足

 ○障害者虐待防止法施行。家庭や施設などで障害者への虐待行為を発見した人に

  市町村への通報を義務付け

 ○改正労働者派遣法施行。日雇い派遣を原則禁止

 ○食品に含まれる放射性セシウムの新基準を米と牛肉にも適用

 ○改正著作権法施行。違法ダウンロードに罰則

料金・税

 ○環境税導入。原油や石炭、天然ガスなど化石燃料に課税

 ○政府の小麦売り渡し価格平均3%引き上げ

 ○日清オイリオとJ-オイルミルズが食用油を値上げ

 ○雪印メグミルクバター類とチーズ類を値上げ

 ○NHK受信料、月額最大120円の引き下げ。

企業再編

 ○新日本製鉄と住友金属工業が合併し「新日鉄住金」が発足

 ○日本郵政グループ傘下の郵便事業会社と郵便局会社が合併し、「日本郵便」発足

 ○日新製鋼と日本金属工業が経営統合し、持ち株会社「日新製鋼ホールディングス」

      発足

 ○アサヒグループホールディングスがカルピスを買収

 ○王子製紙の持ち株会社「王子ホールディングス」が発足

交通

 ○国際線搭乗客に、身体に直接触れる抜き打ちの身体検査を全国の空港で開始

  ○東京駅丸の内駅舎がリニューアルオープン

 

今日の日本の閉塞状況がもっとも良く示されているのはやはり政治かもしれない。

ただ注意しておかなければならないのは、政治とは、決して政治家や官僚や行政などによって担われる行為だけではないと言うこと。

国民の意識や価値観、メディヤア、文化、こうしたものが全て政治に関わってくるのです。

ちょっと極端なことを言えば、町を歩く人々の顔つきから週刊誌の見出しまで政治に関わっているとも言えるのではないか。

なぜなら、民主政治とは、その国の国民の情緒や気分や意識の表出そのものだといっても差し支えないからです。

今日、誰もが日本の政治はどうにもならない、と言います。

だとしたら、それが意味しているのは、政治だけではなく、日本社会が、日本人そのものがどうにもならないと言うことでしょう。

よく「民意」を政治に反映せよ、と言う。

民意が大事だと言う局面もあるでしょう。それを否定しません。

しかし、それにしても誰も彼もが「ミンイ」「ミンイ」と唱えることには大きな落とし穴があるのではないでしょうか?

たいていの人が「自分の考え」と言っているのは「自分の都合」や「自分の事情」が多いのでは?

そして多くの人はそのことに気づいている・・・と思います。

自分の都合や、自分の事情をもう少しカッコよく粉飾すると「ミンイ」「ミンイ」という言葉になる気がします。

「私の気分」を実現して暮れとは言いにくいので、「ミンイ」を実現せよと言う具合になるのではないかな?

今日の日本では「ミンイ」こそ、多分に「空気」によって動かされ、支配され、状況によって移り変わることは、前会総選挙で民主党が圧倒的な大勝利を納めた事で我々は経験したはずです。

今回、「ミンイ」「ミンイ」と言われたら気をつけましょうね。

特に政治家、マスコミ、または隣にいる人に・・・・。

 

以上のタイトルで朝日新聞が著名人の寄稿文で連載していたコーナーも、

今回タレントの「春名風化」さんの寄稿、「君、想像したことある?」をもって最終回となった。

余りにも印象的だったので全文を掲載します。

「ぼくは小学校6年生です。

タレントだけど普通の女の子です。

 今から書く言葉は君には届かないかもしれない。

だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから。

 いじめがばれた時、いじめっ子が口をそろえて「自分はいじめてない」って言うのは、

大人が言う保身のためだけじゃなく、その子の正直な気持ちじゃないかなと思います。

 ただ遊んでいるだけなんだよね。

自分より弱いおもちゃで。相手を人間だと思ってたら、いじめなんて出来ないよね。

感情のおもむくままに、醜悪なゲームであそんでいるんだもんね。

 ぼくもツイッターでよく死ねとか消えろとかブスとかウザイとか言われます。

顔が見えないから身体は傷つかないけど、匿名な分、言葉のナイフは鋭いです。

僕だけでなく、時には家族を傷つけられることもある。

涙が出ないくらい苦しくて、死にたくなる日もあります。

 けれどぼくは、僕がいくら泣こうが、本当に自殺しようが、

その人たちが何も感じないことを知っている。

いじめられた子が苦しんで、泣いて、心でも、いじめた子は変わらず

明日も笑ってご飯を食べる。

いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。

 いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。

その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。

いじめは、いじめる子に想像力を持ってもらうことでしか止まらない。

 いじめゲームをしてる君へ。

 あのね。

キモい死ねと連日ネットで言われるぼくが生まれた日、パパとママはうれしくって、

命に代えても守りたいと思って、ぼくが可愛くてすごく泣いたらしいですよ。

この子に出会うために生きてきたんだって思えるくらい幸せだったんだって。

それは、ぼくが生意気になった今でも変わらないそうですよ。

 想像してください。

君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、

うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。

君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰よりも、じぶんの命にかえても、

愛している人たちのことを。

 そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、

君のお父さんやお母さんが、今の君をみてどう思うのか。

 それは君のちっぽけな優越感と引き換えに失ってもいいものなのか。

いま一度、考えてみてください。」

とても感動しました。

想像力がないと人の痛みは分からない・・・本当にそのとおりです。

政治も同じです。

 

去る8月28日、9月定例会初日4番バッターで一般質問を行いました。

テーマは「避難所に於ける防災資機材の拡充について」、「住民投票運動について」の二つ。

約1時間に及ぶ質疑のやり取り。

結構、実のある内容だったと自画自賛しています・・・。(笑)

ネット配信もしておりますよ。

内容は茅ヶ崎市が協定を結んでいる2次避難所(協定避難所とも言う)、

30ヶ所のうち2箇所が福祉施設(障害者施設や高齢者介護施設など)。

その協定避難所の耐震化は大丈夫なのか?

また飛散防止フィルムを張っているのか?

天井からぶら下がっている蛍光灯は、下に落ちたら粉々になって危険では?

LEDはイニシャル・コスト(初期投資)がかかるが、

素材がプラスチックなので割れないと言う利点がある。

市からお願いをして協定を結んでもらった避難所だ。

補助金を出してでもそれら避難所の防災対策推進を図るべきでは?

福祉施設なら、アンケートを取るなどして、その施設の内容にふさわしい防災資機材が備

蓄されるべきと思うが?

市長の答弁は、「アンケートなどを通して、至急に対応したい。」

という非常に前向きな答弁でした!(よっしゃ!)

次に、住民投票運動についてと題して。

私は、住民投票を否定しない。

むしろ私は2元代表制の一つの補完措置として尊重する。

しかし、それはあくまで議会が決められないことや、市長が決められない問題など、

将来にわたって茅ヶ崎市の基本的存続の意味を問うもの、例えば合併や、原発?または基地の誘致などと言ったものを「住民に聞いてみる」事に限って行うべきではないか?

本庁舎という建物一つでの住民投票には違和感を持たざるを得ない。

この12年間で320億円という、公共施設再編事業の一つ(本庁舎立替)のみをピックアップし、住民投票運動の展開する事は市長の言うとおり、住民投票の趣旨には馴染まないと思う

既に何年(丸3年間?)にもわたって、議会でもあらゆる機会を通し、行政や議員間で審議を重ねてきた。

そして一部の議員の反対はあっても、多数の議員が賛成可決してきた歴史があるじゃないか。

議会とは民主主義の縮図であり、意思決定の最高位に位置づけられている。たとえ賛成多数でも、その結果が議会としての意志の表れになるのだ

上から目線で私は言ってない。(元々そのような輩とは違う。)

しかし、それが議会の権能なのだ。

まさに憲法でも、地方自治法でも位置づけられた最高の意思決定機関なのだ。

それを1期生ならまだしも、2期や3期の議員が住民投票運動を促進するような動きは残念でならない。

自分たちの意に沿わなかったと言う理由で、これまで議会の決定を何と心得るのか?

まさに議会制民主主義の規律はどうなるのか?

今回の住民運動のチラシ(リーフレット)の内容は、正確でないことが(住民投票の結果で決定すると書いてあるが違う。)あり、間違った思い込み?(茅ヶ崎市の財政経営が健全ではないと書いているが、実質公債費比率か?将来負担比率か?共に1750ある自治体の中で茅ヶ崎市は80位前後ではないか。)があり、大事なことを言わない(安全強度をどこまで見るのか?それによって大きく金額は変わる。)ことがあげられる。

茅ヶ崎市は災害時の拠点になるべく、国の指針である耐震係数(IS値)0.9以上を目指す。

金額・効果の両面から立替しかないと判断したからだ。

チラシには10~20億の補修で済むと言ってるが、安全率をどこまで確保するつもりなの

か明記されてないのは何故か?

鳥取市役所は住民投票の結果、増築補強になった例として引用されている。

当初、住民投票運動推進派が掲げていたモットーは「もったいない。」だった。

76円億掛けて新築移転をするなら、今のところで補強にしましょう・・・と。

5月に住民投票が終わって、第3者機関に再度見積もりを出させたら、何と40億近い見積もりが出てきたとか。(現在、混乱中。)

現庁舎は鳥取城跡に建っていることもあり、周りを少しでも掘れば文化財が出てきて工事はすぐに中断。(工期はどの位みれば良いのか?)

そして茅ヶ崎市も同じだが、補強で済ませたとしても諸設備のリニューアルには約9億かかる。

それに補強しても基本的に耐用年数は変わらず。(茅ヶ崎市の場合は約20年)

20年後にはまた建て替えねばならないのだ。(2重投資!)

しかも20年後は小中学校の立替時期と重なる・・・どうする?

私は、市民が市政に関心を持つ事には歓迎する。

しかし、日頃から行政の情報を知る機会が少ない「多くの市民」に、住民投票を呼びかけるならば、是非とも客観的にして正確な情報を提供する努力をお願いしたいものだ。

それは、市民が冷静かつ公平な判断を、責任を持って下せるような環境作りが必要と考えるからだ。

偏向的な情報しか与えられず、「10億~20億で済む補強と72億もかかる新築、どっちが良いか?」と聞かれたら、安価な補強がよいと大抵の人は答えるのではないだろうか。

しかし、市立病院と市役所には災害時に中心拠点として機能しなくてはならない特殊性があるのだ。(そういう事を、市ももっと強調しろよ!)

被災時から、また被災直後から殺到するであろう大量なる情報。

多くの傷病人や被災者を受け入れ、適切な処置が求められる。

更に膨大な情報を分析・処理し、それを素早く的確に発信し対応していかねばならない使命があるのだ。

昨年の3・11の東日本大震災・・・「命に迫る危険」をはじめて私は感じた!(市内で)

震度5弱で。また余震も怖かった。

あの日、市立病院で手術を受けられた方が19人いたと言う。

被災時の14時46分には、全身麻酔を含め4人の方が手術台の上で大きな手術を受けられていたとの事。

あの大きな揺れでも、手術は途中で寸断されることなく、粛々と進められたと伺った。

災害時に医療拠点になる、市立病院に限って言えば、わが茅ヶ崎市は大地震を迎え撃つ準備が出来ている実証を示した。

次はIS値が最も低い(0.25)市役所本庁舎だ。

補強でIS値0.9以上の耐震強度を出す事は不可能である。

 

これらの質疑を約1時間にわたって、本会議場で一般質問いたしました。

興味のある方は茅ヶ崎市役所ホームページの市議会から検索してください。

今日は長かったな・・・・。

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