Archive for 2012年 3月

今回の原発事故を見て思う。

科学者の中にも、また「原子力エネルギー」を生涯の研究テーマにしてきた科学者たちの間でも、

意見が分かれているという事。

ま、それはある意味当然なんだと思う。

だって100%の合意って、ほとんどの場合絶望的に困難だと思います。

政治でも、行政にでも、民間企業の営業会議でも、意見は分かれて当然。

むしろ、それが健全なのでは。

そして双方が議論を尽くし歩み寄ったりしながら詰めて行く。

それでも100%の合意までには至らない。

でも、どこかで結論を出さなくてはならない。となったらどうするか?

やはり多数決しかないのでは。

8割なら総意として考えて良いのでは?

もし反対者が3割以上いたならその事を付則事項に記しておくとか?

そして、それを判断するのがトップの役割だと思う。

政治判断。

以前、イギリスでBSE問題がある。一部の科学者の「安全説」を採用し、「人への感染はない」と言い

続けた英国政府だったが、じっさいには100名を超える死者が出たうえ、牛の殺処分などによって

大な経済的損失を余儀なくされたのは今から20年ほど前の事。

危険性を指摘する科学者もいたが結果的には「安全サイド」を採るという誤った選択をした。

原発は絶対安全」などと言った安全神話も、きっと一部の科学者たちが国の方向性に則って作った

ものでは?

世の中に絶対安全なるものが存在しているのか?

例えば我々が乗る飛行機は絶対安全だと思っているのだろうか?

原発誘致や推進をする場合に、「絶対安全だから」などと地域住民に説明したのだったら救い

難いことになる。

しかし、当時から原発を反対していたという科学者の皆さん(今は本を出したり、ネットで様々発信し

元気だけど。)何で科学界の中であなた達は圧倒的に少数派なの?

だって、優秀な頭脳を持ち、科学者としての良心も大多数の人は持っているでしょうに。

これって素朴な疑問なんですけど・・・。

他の大多数の科学者たちは、少なくとも即時に停止しろとは言いません。何でなの?

少なくとも「脱原発」「原発推進」を唱えない、真中にいる学者が圧倒的に多いのではと思う。

福島の事故で湧きあがった「反原発」の感情、科学への根源的な不信感。

起こった事態を考えるなら、一概にそれを否定するものではないが、感情論が科学を傷つけ、潰す

な事になれば、日本は間違いなく滅びるだろう。その「感情」と向かい合い冷静に対話を進めて行

なければ何も生まれないと思う。

 

 

 

 

原発事故に苦しむ福島県の「復興の旗印」となる福島復興再生法案の一日も早い成立が望まれる。

それは福島県が置かれている現状が、日本のどこよりも厳しいから。

事故後の県産米の販売量は前年の約4割に。

県外から来る宿泊旅行者も前年から42万3800人も減るなど、県内産業への打撃は計り知れないほど大きい。

福島市から帰って来た友人の言。

「福島市内を歩けば、書店には放射能関係の書籍や地図が棚に並び、スーパーの食料品売り場には放射線物質濃度の測定結果が示されている。また、テレビをつければ、県内各地の放射線量と風向きの予報が放映されている。1年前の事故は日常生活を一変させた。」

そして人口の流出が止まらない。2月1日時点の県内人口は事故前の昨年3月1日と比べ、4万3000人が減少したとか。新年度を機に福島を出ようとされている人も多いとか。

今年の3月8日福島特措法案が大震災から1年を前に衆院を通過した。

「何としてでも福島の復興を」と、政府案を公明案に沿い20項目を修正させ、さらに1章を追加させての3党合意。

特に大きいのは「これまで原子力政策を推進してきた事に伴う国の社会的な責任」との文言を加え、国の福島復興に対する責務を明確化した事

理念においても一人一人が寛に暮らせる復興に向け「人間の復興」の精神を追加。

さらに、特に公明党がこだわったのは、18歳以下の医療費無償かである。

修正案では「国が財政措置を講ずる」と明記。

子どもたちが安心して暮らせる生活環境を前進させた。

特別措置法の骨格を2月1日に政府に提言。

政府の福島特措法案には公明党の主張の7割が盛り込まれ、大幅修正で9割以上が反映されたとの事。

こういう仕事をさせると公明党は凄い!

この特措法は今月中に成立する見通し。

昨年の3.11の大震災から一年が経過。

まさに「文明が発達するほど天災による災害は、その激烈の度を増

す。」とは、戦前の物理学者寺田寅彦の言葉。

まさに今回は地震、大津波と言う自然災害の他に、原発の事故という未

知の領域の事故を目の当たりにした。

やはり、人間の力で制御できない、そして生存することをも不可能にして

しまうものに依存する社会はやはりおかしい。

唯一の被爆国日本が、戦後の経済成長の過程で原子力の力をいつしか

忘れてしまったのでは・・・。

何かを手に入れたら何かを失う。

これが古来から失われない理屈なんだろうな。

もう原発の増設、新設は止めましょう。

だからといってすぐ止めろというのも現実感のない話。

今後数十年のタイム・スパンの中で、先端技術を持つ外国と手を結びな

がら安全でしかも低コストのエネルギーを開発して下さい。

そして原発を抱える地域は不安の一方で、その地域にあっては基幹産業

である事も事実。

多くの雇用が作られています。

今後、原発に代わる基幹産業の創出も必要でしょう。

社会保障のあり方・充実や防災対策、政治改革、公務員改革、教育改革・・・

どれも重要な事ばかり。

だけど民主党さん、社会保障の全体像も示せないままで増税と言われてもね・・・。

そして大政党さん、国会議員の歳費削減をしないで比例の定数だけを減らすと言われても

ね・・・。

私は納得できないっす。(^_-)

ここは、やはり経済の活性化でしょ。

この国は1989年にバブルが弾け、本格的にデフレ(給料が上がらず下がる)不況が始まってから2

0年以上がたつのです。

インフレは火でデフレは水と経済界では言うそうですが、もう20年間も水風呂に浸かったまま。

これでは元気が出ない!

この国の誰もが希望と活力を失っています。

それは特に若者に顕著です。

民主党が政権を取った時のキャッチフレーズは「コンクリートから人へ」でした。

まるで公共事業は「悪」の扱い。

確かに、過去の歴史の中、多額のお金が目に見えて分かる公共工事には、業界と政治家、官僚

のトライアングルの中で不適切な関係が生まれ、「談合や汚職」と言った事件に発展した事も少なくな

った。

しかし、民主党政権前の自公政権の時代から、いや本当はバブル崩壊以降、この20年間公共事業

毎年減り続けてきたのも事実

要するにデフレ不況と公共事業の減少はまさに比例の関係だったのです。

だから、デフレからの脱却は財政出動が欠かせなく、その一番槍が公共事業を増やす事なんです。

しかし、無駄はいけないぞ。

不要なものを作る必要はない。

そんな事をしたら国にモラル・ハザードが起きてしまう。

必要な事をやりましょう!

今は何を目指すべきか?

それが我が公明党が2月に緊急提言した経済対策、「防災・減災ニューディール」。

これは今後、首都圏直下地震や東海・東南海・南海の三連動地震の発生が懸念される中、道路や

港湾など、防災のための社会資本整備に計画的に集中投資をしていくものです。

要は「人の命を守る公共事業」に投資をすることなんだ。

これが内需拡大やデフレ不況の克服につながる。

例えば、茅ヶ崎市は県下でもいち早く09年までに全ての小中学校、保育園の耐震化を完了させた。

(全国平均は11年4月現在、小中学校で80.3%とか。)茅ヶ崎は早かったノダ!

でも電線の地中化は進んでない。(そこまでやる余裕がない。お金がないノダ。)

国道1号線や134号線は進んでいるけど、県道や市道は中心地だけ。

住宅地が多い茅ヶ崎では住宅地の幹線道路(例:鉄砲道や桜道、一中通りや松林通りなどなど)の

整備を進めないと。

震災で電柱が倒れ、電線が地を這う状況では緊急車両は通れず入れず、住民の避難もままならな

い。

先日JR東日本が首都直下型地震に備え、首都圏JR施設(高架橋や駅など)の補強に1000億円を

投じると発表。

JR関連の株価が急上昇した。

防災や減災がキーワードになれば市場も認めるんだと改めて実感した。

しかし、これこそ内需拡大、雇用の創出、企業の設備投資、国民の消費拡大へとつながる。

本当は皆知ってるんだ。

でも、言いだせなかった。

だって、「コンクリートから人へ」の風が圧倒的に強かったから。

 

 

 

 

 

 

 

今日は茅ヶ崎市全校19校の卒業式。

私は浜須賀小学校の卒業式に出席させて頂きました。

久々の感動!

それもいきなりの感動ではなく、しみじみとジ~ンと来る感動でした。

みんなよく頑張った!

君たちの頑張りが伝わってきました。

有難う!

中学校に行っても頑張れよ!

民主党のマニュフェストの1丁目1番地が「子供手当」。

当初15歳以下の子供たちを対象に25.000円を月々支払うという

もの。

当初から本当にできるのか?と危ぶまれていた政策でした

やっぱり中途半端で挫折し、「児童手当」になってしまいまし

た。

全く情けない今の日本の政治です。

 

2011年3月11日,14時46分。

あれから丁度1年。

14:46分   黙とう。

言葉なく、時間止まり、只黙す。

TV見て、被災地女性が発したる一言にハッとせり。

「絆、絆って安っぽく言わねでほしい!」・・・。

これ政治に対し、社会に対し、世の風潮に対し、

怒りと悲しみを込めたる一言なるか。

我も政治家の一人とし、一人の日本人とし只、反省と哀しみを以って聞く。

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