昨日の一般質問において、「市長の政治姿勢を問う」と題し一般質問を行う。

服部市長は今年1月6日、3選出馬を表明した記者発表に於いてマニフェストを発

せし。

マニフェストとは広く有権者の方々に、自らの政策公約を示す言わば市民との契 

約書なり。

その前文には、「市民の皆様方の関心が高いと思われるものをお示しした。」とあ

るにもかかわらず、市庁舎建て替えの一文が見当たらず。

他の公共施設、「市民文化会館、福祉会館、小出支所、老人憩いの家・・・」など

他の公共施設の耐震性能の向上と大規模改修などと同列に、市庁舎の耐震性

能を上げると書きつるは、わざと市民の目から庁舎建て替えの争点をぼかそうと

する姑息手段なりと我、糾弾す。

服部市長は多言を用い弁明するも、まさに言語明瞭・意味不明の答弁を繰り返

す。

市民の関心が高く、そして優先度も高いと思われる市庁舎建て替え。

それは市長、自らも認めている案件ではないか?そして優先度が高いとも、最優

先課題も議会で幾度も述べているではないか!

との我の度重ねての質問に彼、色をなす。

「市政全般を見ての公約である。市庁舎建て替えだけが重要案件ではない。

もし、庁舎建て替えを明記するなら、全体観に立って他の公共施設の項目を外さ

くてはならない。」と、暴論を吐くに至る。

市長が出したマニフェストの内容は、役所の担当課長が市民に向け、総合計画の

明に使う程度のもの。

すでに出ている市の総合計画や、第一次実施計画で発表されているものを、ただ

抜き出しているものにすぎず。

とても25年目を迎えた政治家が出したものとは思えず。

政治家は市民・庶民の目線を常に忘れてはならぬ。

市民が市政に対して最も関心が高いものは何か?を常に敏感にキャッチせねば

ならぬ。

今の市民が市政に強く関心を抱くは「庁舎建て替え」なのではなかりしか?

しかも、その事は第一次実施計画で既に明記されているではないか!

「まず市庁舎を建て替え、更に市民文化会館を耐震性能向上を図り、大規模にリ

ューアル工事を進め、さらに福祉会館と青少年会館の複合施設化をはかり・・・

云々と、書けば整合性ある政治家としてのマニフェストになるではないか。

市民の関心が高く、市の計画に盛り込まれているものを「それを書けば他のもの

が出せなくなる」とは何と言う暴論、何という無節操か。

3・11の大震災後、世間の潮目が変わったのを機に積極的に市庁舎建て替えを

主張する戦法に切り替えたのか?との疑念を持たれるの当然なり。

選挙期間中、確かにあなたは市庁舎建て替えの必要性を訴えたるは我も認

しも、マニフェストに書いてなきものを何故訴えるか?

この矛盾が分かりしか?

マニフェストとはすなわち政策公約であり、選挙公約なるぞ。

選挙戦で市民に訴えるは、マニフェストに書いてある事ぞ!

その他に何の意味があるか?

服部市長、お主はやはり世評通りの忍者ハットリ君だった・・・。

残念なり、至極残念なり。

 

 

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