昨日から、前半の統一地方選挙が始まる。
県議会議員、政令市の市議会議員選挙。
こんなに静かな選挙戦は初めて。
どの陣営も遊説車を回すのにためらいがあるのだろう。
それも当然だと思う。
東日本大震災によって未だ復旧への緒についたばかりであり、
被災地の多くの人々は家や財産、また身内を亡くしている中で呆然となっている。
そして福島の原発の問題は一進一退を繰り返し、その終息の目途がたっていない。
そういう中で被災地以外で行われる選挙・・・・。
トーンを落としての選挙戦。
ある意味仕方がない事とは思う。
しかし、今後の自治体の防災のあり方や、街づくりという観点から誰を選ぶのか?
だれに託したら良いのか?
非常に大事な選挙だ。
有権者の賢明な行動にかかっている事実。
この事を忘れてはならないだろう。
関東大震災(小田原大地震)は約85年周期。
それが13年も過ぎている。一説によると前回の関東大震災の時にエネルギーの放出が大きか
ったという説もあるが、まるで時限爆弾を抱えているようなものだ。
そして、東海地震、東南海地震、南海地震、いずれもフィリピンプレートと大陸プレートの摩擦の
エネルギーがいつ放出されるか分からない。
いずれにしても地震列島に住む、我々日本人の宿命は地震と言う天災から定期的に避ける事が出来ないと言う事実なのだ。
ゆえに、その時の備えを常に考えねばならない。