Archive for 2010年 11月
午前11時、庁舎内4階の市長応接室で、公明党茅ヶ崎支部として仮称:「命のカプセル」の早期導入を諮る為、署名運動を行った結果、33.702名の市民の方が参加した署名簿を手渡した。
(※写真2枚)
これには、公明党市議団5人(高森、高橋、白川、中尾、滝口)と、副支部長の山崎広子氏、女性局長の叶氏の計7人が出席。
口頭で仮称:「命のカプセル」導入の必要性やその有効性などを再度主張、市長に多くの市民の方々の思いを受け止めていただき、早期の導入に向けての要望を行った。
それに対し服部市長は「皆様方の趣旨はとても良く理解できる。また多くの方の署名を大変重く受け止めている。なるべく早い時期に、またなるべく多くの方が対象となるよう検討をしていく。」との非常に前向きな言葉をいただきました。
午後より、市民文化会館大ホールにて「人権啓発映画会」に参加。
主催は「国連NGO横浜国際人権センター」で、茅ヶ崎市・藤沢市・綾瀬市・寒川町の教育関係者や一般市民、町民の方が対象。
映画は「地球ステージ ありがとうの物語」。マニラ、カンボジア、クロアチア、パレスチナと言った貧困や紛争地域にあって逞しく生きている子どもたちを追ったドキュメンタリー映画。
どんなにつらい環境の中でも、子どもたちの笑顔で走り回っている姿に未来への希望を感じました。秀作です。
是非見ていただきたい作品です。
映画の中で「12から15歳位までに受けた優しさや愛情が、その後の60年の人生の基礎が出来る。
様々な人生の岐路に立った時の判断の基準ができる。
人を愛するのも、憎むのも・・・。」
この一言に納得させられました。
夕方から夜にかけ、庁舎内で担当課と12月議会の一般質問の件で意見交換を行う。
戦後の復興の柱として電力の供給を余儀なくされていた昭和20年代の日本。
そういう国策的な意味合いが強い国策企業として誕生したのが電源開発。(昭和27年創業)
その規模の大きさから当時東洋一とも言われた「佐久間ダム」を造ったのが最初だとか・・・。
代表取締役の北村社長から会社の経緯などを伺いました。(※写真)
そして茅ケ崎市には北口、今の中央公園を中心にに広大な面積の用地取得が昭和32ねんだとか。
建設現場から戻ってきた大型重機の解体メンテ修理、次の建設現場に送り出しなど広大な置き場として利用されていたとか。
そして昭和35年に敷地の中の一角に土木試験所が設置されたのが丁度今から50年前。
ここ茅ケ崎の試験所からある意味様々な土木事業、電力事業に関わる実験が繰り返され、それらの技術が公共機関に民間の建設会社の貴重なデータとして復興から高度経済成長にかけての技術面を支える大切な礎になったのでしょう。
そして我が茅ケ崎市も電源開発が広大な敷地を持っていたおかげで中央公園や、市庁舎、市民文化会館と言った公共施設の拠点地域となりえたという事を改めて思った次第です。
電力の重要性はこれからの地球環境にとっても増大していくでしょう。
そして地域貢献においても、他の模範になる姿を示している電源開発。
これまでの50年、これからの50年。
ますますの発展をお祈りいたします。
午後より陳情2件を捌き、松林地区に現地視察に行く。
街路樹と防犯灯の件で。
夜、市役所に戻り関係部署と対応についての協議を行いました。
今日、午前9時より第2回議員定数特別委員会を開催。
終始、活発な議論が出るも結論を見ず。
今後の市政の重要な出来事なのでそれもやむを得ず。
ただ、消極的な考えを持つ議員からは限りなく少なくとか、「削減ありき」ではおかしいとか、議会費の大した削減にはつながらないとか言う意見が出たのには驚く。
私は、市民から出された請願を権能のある議会で採択され、また全員一致で誕生した「議員定数削減特別委員会」なのだから、議論を後戻りさせるような事は言わないでほしい。
名前の通り「議員定数削減」がありきの委員会である趣旨を踏まえて頂きたい旨申し上げる。
現在出ているのは26、27、28。(各4,3,2減)
再度会派内に持ち帰り会派として結論を出し、再度11月22日午後1時半からの委員会の開催を約す。
午後より、鎌倉市の建長寺で行われる「湘南地方市議会議長会 議員研修会」に参加。
建長寺に初めて足を踏み入れたり。
鎌倉武士を思わせる質実剛健なるたたずまいに息を飲む。
講師は、ジョン・ムウェテ・ムルアカ氏。
国会議員の鈴木宗男氏の秘書を以前勤め、テレビにも度々出ていた有名人。
特に国会の諸事情に通じ面白き「外国人から見た日本」であった。
ちなみに彼は日本に帰化している。
今は総務省の参与として活躍中。