カテゴリー(3.マイノリティ(発達しょう害、LGBT、依存症、更生)理解)

本議会では一般質問を行いました。
通告事項は、
・平和啓発について
・発達障害児・者支援について
・地域防犯活動について
です。
例えば、
「千葉空襲に関して市が保有している資料が極めて少ない(10点前後)ため、明年の終戦80年に向けて、千葉空襲の戦災資料の提供を市から市民に呼び掛けてはどうか」
➡SNSも含めあらゆる機会に呼びかける

 
「来年度から新規に始める発達障害に関する啓発事業において、当事者の声を踏まえた取り組みをすべき」
➡啓発チラシに当事者の声を載せるなど検討する

 

 

「地域防犯活動に客観的データを活用して、効果的な地域防犯体制の整備を」
➨地域犯罪認知件数とや市費によって設置した防犯カメラの設置箇所の位置情報をGIS(地理情報システム)に表示し、地域防犯活動と連携する
などの質疑をしました。

 
ご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

 
当日の質疑の様子は以下の動画で確認できます↓
https://chiba-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3367

 

 
#デジタル平和資料館 #平和啓発 #発達障害 #防犯

先週の学びはまだ終わらず、です。
NPO法人全国薬物依存症者家族会連合会(通称・やっかれん)発行の漫画本「もしあなたの大切な人が薬物を使ったら・・・その後」
そして保護司へのオンライン講演会、千葉大学社会精神保健教育研究センターの東本愛香先生による「性犯罪事犯者との面接、どうしていますか?ー性犯罪事犯の理解と面接の意味ー」
自分自身をアップデートです。

先週は学びの機会の連続。
千葉での研究会が続き、著名な方々と交流をさせて頂きました。
その中でも。川名壮志さんとの再会は感慨深いものがありました。
(以前、被害・加害の双方に向き合った著書「謝るなら、いつでもおいで」(新潮社)を本ブログでも紹介させて頂きました。)
川名さんが1年半前に出された「記者がひもとく「少年」事件史―少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す」(岩波新書)は、私にとって最も感銘を受けた1冊で、著者本人に感動を伝えたいと思っていました。
重大事件の犯人が少年だと分かるたびに、社会と個人の責任、報道における実名・匿名、加害・被害の間で、社会は揺れ動いてきました。
少年事件に関する著作は、事件ルポだったり、少年法への評価だったり、時には特定機関を宣伝するための更生ストーリーだったりする印象を強く持っています。
本著はそれらとは一線を画し、日本社会における少年の表象(representation)の歴史を客観的に描き出しています。
つまり、社会が少年をどのようにとらえ、少年像を共有したきたか。
少年に関する言説が少年像を形成し、少年像に基づいて新たな言説が生じてきた歴史です。
当方のように多少なりとも実務現場でお世話になると、シンプルな厳罰主義やシンプルな保護主義に組みできない気持ちになります。
それらはいずれも、大人にとって都合のよいストーリーで、実はいずれも「少年不在」に感じるからです。本書の副題にあるように、大人は常に「理由を探す」のです。
さて、私は少年に関するどのような言葉を紡ぐのか、いまだに問いかけます。
#川名壮志 #記者がひもとく「少年」事件史 #少年事件 #非行
#少年法

先週は学びの連続
千葉大学社会科学研究院法学研究部門主催(千葉大学法学会共催)後藤弘子教授の退職記念講演会「マージナルな人々と法ー女性と子どもと犯罪ー」を拝聴しました。
後藤先生は、矯正における代表的な有識者ですが、個人的には大学院で…、さらに千葉市政においては「子どもへの性暴力防止対策検討会」の座長、同委員会委員長として、全国的にも先進的な取り組みを展開して頂いており、大変お世話になっております。
後藤先生が高校生時代(!)に感銘を受けた著作から、退官にあたっての今後の抱負まで多岐に。(「退官」される先生が「やりたいこと」を(えっ、そんなに!と思うくらい)列挙されるバイタリティー自体が、後藤先生だなぁと圧倒されました)
自分自身の権力性への自覚、当事者・現場との対話、ジェンダー差別規範への意識、自己へのマージナルな意識(相対化)、原点に立ち返ることの重要性、対立構造を持ち込まない理論構築…などなど自分にとってあまりにも重要な内容でした。
大変ご苦労様でした。
今後もよろしくお願いします( ´艸`)
#後藤弘子

視察④さかいハッタツ友の会
発達障害当事者の会として、その道では全国的に有名な「さかいハッタツ友の会」。
活動が幅広すぎて表現しきれませんが、石橋さんは、自治体や自助グループからの依頼に応じて講演するだけでなく、全国に出向いて自助グループの活動を支えています。

 
今回は、X(旧Tw)のスペースに参加し、「自助グループの自助」の現場を目の当たりにし、そして、石橋代表と市内で対面。堺市役所前でツーショット。
堺市の田代ゆう子市議も参加していただき、現在と未来への忌憚のない意見交換。
この会は、自分が大きくなるための活動ではなく、全国各地で指向に合わせた小グループの設置、そしてその自助グループ運営者を支える活動も行っています。
そして、何と言っても、当事者でなければ言えない石橋さんの(時には当事者に対しても厳しい発言)発信が、発達障害支援の現在と未来のリアリティを感じさせてくれるのだと思います。
学びと反省と希望の機会でした。ありがとうございました。

 

※ ちなみに、石橋さんは泉北レモンを栽培されていて、近畿農政局賞も受賞されています。G20サミット晩餐会でも使われたとか。発達障害者の事業所になるかも…こちらも大きな夢が。

 
#さかいハッタツ友の会
#泉北レモン
#発達障害

視察③アプリコット堺(堺市発達障害者支援センター)視察

 
田代ゆう子・堺市議とアプリコット堺を視察。
一緒に記念撮影した所長さん、副主任さんには事前質問を中心に、長時間にわたって意見交換させて頂きました。

 

 

対象者の年齢や属性の制限、確定診断の有無の取り扱いについては、目からウロコでしたし、ワンストップセンターにこだわりすぎないメリットは、ワンストップ窓口を求める傾向にある議員としては自らを省みる機会にも。また、センターによる直接支援だけでなく、支援機関・支援者へのコンサルテーションを評価する仕組みも、行政や議会には必要だと改めて感じました。

 

発達障がいについては、周知されて期間も経ち、全国各地で様々な名称の機関が運営され、千葉市でも新たな取り組みが予定されています。
しかし、関連法が幅広くて緩い規定のせいか、自治体の取組を各機関の「名称」だけで比較すると見誤ることも多々あります。
当該自治体のどの機関がどのような機能を有しているかを、具体的に把握しないと、適切な比較すらままならないのが現状です。

 

事前質問を越えて、私の現在の政策課題についても率直にご意見を賜りました。本当にありがとうございました。
必ずや活かして参ります。

 
#発達障害者支援センター #アプリコット堺 #千葉市

千葉市保護司会連絡協議会主催の令和6年新春懇親会
4年ぶりの開催です。

 
被災地在住の保護司の安否についても報告があり、私の脳裏にも、東日本大震災の折の少年院出院や観護措置期間満了の手続きの記憶が蘇ってきました。

 
近年は、新型コロナの緊急事態宣言下でも、あの手この手で保護観察経過報告書を作成したことや、対象者がコロナに罹患したことなども思い出しました。

 
何が起きるか分からない時代ですが、だからこそ同僚の皆様と力を合わせて為すべきことを為さねばと、稲毛地区会長、同僚保護司さんと記念にパシャリ

 
表情が硬いのは、すぐ後に控えていた臨時議会のため?( ´艸`)

 

#保護司会

2024年 民団千葉県本部合同新年会&韓国成人式に来賓出席させて頂きました。
初当選以来、毎回出席させて頂いており、本年は男女3名の新成人が挨拶。

 
例年、女性の鮮やかな民族衣装が目を惹きますが、今年は男性の余りにもしっかりした挨拶に感服しました。おしゃれレベルの高さも。

 
今や韓国のポップカルチャーは、日本の若者だけでなく、世界的にも羨望の的ですが、なんか分かる気がする、という感じでした。

彼らが責任世代になる頃の日韓関係は、現在とは大きく変わることは間違いないでしょう。
成人式を迎えた皆様、関係者の皆様、誠におめでとうございました!

 

#民団千葉県本部合同新年会
#韓国成人式
#民団

本日は、千葉大学大学院教授の後藤弘子先生と「市原青年矯正センター」を見学し、合田直之センター長、土屋亮次長、東川美智子技官(福祉専門官)と質疑、意見交換させて頂きました。
令和4年度末をもって少年院の市原学園が廃庁になり、令和5年4月から若年受刑者のための刑事施設として新設され、昨秋から収容を開始しています。
収容対象は、おおむね26歳未満の受刑者のうち、犯罪傾向の進んでいない者で、知的障害、発達障害もしくは情緒障害を有し、又はこれらに準ずるものとして、社会適応のための訓練を要することとされています。
刑務所ですが、建物は少年院を転用し、職員も幹部職員の7割が法務教官出身で、収容定員が全国の刑務所で最も少ない72名に対し、教育専門官12名の配置を目指しており、これまでのユニット型の少年刑務所とは異なる新たな若年受刑者処遇が期待されています。
それにしても、センター長は法務省本省(矯正局)勤務時の「横のシマ」でしたし、土屋次長は高等科研修(幹部研修)の同期(のエース)。ということもあり、昼食会から込み入った議論がとことん展開され、予定の時間をはるかに超過して、帰るころには写真のとおり西日を浴びまくってました。大変ありがとうございました。
東川技官さんにもお時間を戴き、複数施設の勤務経験がある福祉専門官からお話しを聞けたことは大変貴重な機会となりました。地方行政への要望も含めた率直な意見交換を通じ、導入から間もない福祉専門官の経験が既に貴重な知見として蓄積されていると、時の流れを感じました。
様々な職員の視点が活かされる施設で、新たな職員集団の在り方にも期待が。
関係者の皆様、大変ありがとうございました!

 

少年院を視察した過去のブログはこちら
宮川医療少年院へ視察 (komei.or.jp)
視察③ #新潟少年学院 (komei.or.jp)
少年院訪問 (komei.or.jp)(多摩少年院)
他にも浪速少年院、帯広少年院、帯広刑務所、千葉少年鑑別所、千葉刑務所など各地でご協力いただいております。ありがとうございます。

#市原青年矯正センター

全国を飛び回り発達障がいの自助グループを支え、地元・堺市発達障害支援センター運営委員も務められている石橋尋志さん(NHKハートネットTVにも出演されてましたね)。

 
そして、発達障がいについてネット上で圧倒的な発信力で著名なミライあきらさん(アカウントから私が勝手にそう呼んでる?)、ほぼ初顔出し?

 

3人で、今後の社会における発達障がいについてご相談。

 

私は発達障がいについて、当事者の声を集約できる方を探し続けていました。
それぞれが得意な対面とネットでの違いこそあれ、目から鱗が落ちる学びと気付きと発奮の連続の時間でした。
もう、やる気しかない。

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