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稲毛区 櫻井秀夫
hsakurai2016@yahoo.co.jp

Archive for the ‘6.仙台3.11から千葉9.9へ防災’ Category

千葉市「災害に強いまちづくり政策パッケージ」

昨秋の教訓を踏まえた千葉市の
「災害に強いまちづくり政策パッケージ」
が発表されました。(重要なので取り急ぎの投稿です。)

 
今後、この政策の是非から予算配分や実施時期など様々な議論が展開されていきますが、概要は以下のとおりで、具体的な手法等はサイトに掲載されています。
http://www.city.chiba.jp/somu/kikikanri/20200120seisakup.html

 
(1)電力の強靭化
・全ての公民館・市立学校等に太陽光発電設備・蓄電池を整備
・EV等で電気を届けるマッチングネットワークの構築
・自立的に電気を「作る」「ためる」「使える」環境づくりの促進
・長期停電時に電力を維持し速やかに復旧できる体制の構築と予防

 
(2)通信の強靭化
・停電しても通信途絶が起こらない仕組みの構築(携帯電話基地局の電力維持など)
・固定電話網の維持
・地域防災無線(携帯無線)の強化ほか

 
(3)土砂災害・冠水等対策の強化
・崩れたがけの復旧、被災した宅地の擁壁の改修・新設助成
・危険ながけ地付近からの移転助成
・危険箇所等についての周知啓発
・冠水等対策の強化(雨水貯留槽等)

 

 

(4)災害時の安全・安心の確保
・多様な手段で災害情報を収集・発信(SNSを使った情報収集ほか)
・避難所環境の整備(スポットエアコンのモデル設置ほか)
・断水対策の強化

 
(5)民間企業等との連携拡大
・幅広い連携による災害対応の強化(東京電力・NTT東日本・宅建協会等と協定締結、EV等で電気を届けるマッチングネットワーク、ほか)

1.17から25年

阪神・淡路大震災から25年。
家族で、今週は防災の週と決め、家具の転倒防止や扉止めを強化。
昨年、千葉でも経験した停電を再現しての晩御飯。子どもにも役割を。
多くの気づきがありました。

 
家具の転倒防止策を本気でやると、かなり費用が掛かる、何とかしないと普及しないのでは…。ランタンのパワーは上がっても、その効果は設置場所次第、眼がかなり辛い角度も。割りばしはあるけど使い捨てのスプーンは意外にない(箸だけでコーンカレーを食べ続けるのは、意外に大変…)。温食は理想でも、ボンベの残有量が気になって気が気でない…などなど。
余談ですが、購入した防災食品は軽減税率の対象になっていました。
当たり前かもしれませんが、防災食品もテイクアウト食品。

ふと気になったのは、各種防災備品と防災食品が(リュックとかで)セットになっているもので、いわゆる一体資産は軽減税率の対象外とされながらも、以下の条件を満たせば軽減税率の対象となるようです。

①税抜対価の額が1万円以下で、
②全体の価額のうち食品の価額の占める割合が3分の2以上であるもの

 

仙台での3.11では食料がない時も。
当時2歳になっていない娘に初めてカップラーメンを食べさせたことを、カップラーメンを食べている娘に初めて伝えました。
昨年のGWには、家族で神戸港や高橋みつお参院議員の演説会場など兵庫県を訪れたこともあり、子どもなりに真剣に25年前の映像を見入ってました。
もう見せてもいい年に成長したと、親なりに考えました。

令和2年千葉市消防出初式

「忘れない 過去の教訓 令和でも」
と掲げた標語のもと、毎年恒例の出初式が、ハーバーシティ蘇我で行われました。
毎年、多くの市民の方が楽しみにして、御来場されています。

地域まわり

年末から区内全域をがむしゃらに回り、挨拶で終わらず、多くの御意見を戴きました。
中には、写真の萩台町のBEFORE・AFTERのように、引き込み線も含めて、電線に大幅に掛かっていた木の剪定(最後にやってくれたの市でした)に感謝の声も戴きましたが、災害対策における行政への厳しい声も。
そして、区内全域を回る中で、コンビニやドラッグストアによく寄ったのですが、そこで気付いたのは、コーンフレークの極端なまでの品薄状態でした。

年末の御挨拶

写真は、今年9月9日の千葉市の夕焼けです。
仙台もそうだったんですが、
大きな災害の直後は、なぜか空が美しく、本年で最も印象的な景色でした。
令和2年を皆様とともに迎えられる喜びと感謝で臨んで参ります。
令和元年の本年、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!

よいお年をお迎えください。

議会質問⑦災害文学

一般的に、災害の記憶は確実に薄れていくものであることから、防災教育の実務の充実とともに、学校の副教材に、今年の災害をとどめるよう求めました。
「現在、編集を進めている社会科副読本に、東日本大震災や今年の台風などによる甚大な被害の様子を掲載します。」との答弁でした。
この質疑以上に、自分が議場で爪痕を残したかったのが、今後「災害文学」の収集・推奨が必要だという主張でした。
分野として確立されているとまでは言えないかもしれませんが、
災害に遭った人と社会には、災害を乗り越えるため、災害に備えるために、災害前や災害後の人とコトバでつながっていく営みが必要で、それが生命尊重の文化・社会の土台になると考えています。
このように頭を駆け巡ったのは、以前、一緒に写った写真を投稿していただいた、漆原智良先生の講演を拝聴したのがきっかけでした。
戦災孤児から島の教師、児童文学作家へと生きてこられ、東日本大震災に現在も向き合う先生の言葉に、不思議な想いで魅了されました。

議会質問⑥県との連携(2)給水支援

給水支援については、千葉県議会でも取り上げられ、報道されました。
しかし、その内容は、私が現場で直面した事実とも異なることから、事実を明らかにするとともに、今後取り組むべき課題を整理しました。
質問)台風15号によって停電・断水した千草台団地への給水支援を、私が市に要請したら「県から断られた」との返答だったが、実際には夜間(20時ころ?)に県の給水車が現地に来てくれた。
しかし、事前にも事後にも情報がなかったため、給水を受けられなかった住民もいた。
市に問い合わせても、この状況が把握されておらず、対応も連携も問題がある。構造的な課題もあるのでは?

 
答弁)市営水道の給水区域では、県から9月12日から17日までの6日間に応急給水が実施されました。
千葉市内に複数の水道事業体があることが課題であるため、県営水道と市営水道の統合が必要と考えており、今後は県に統合への早期協議を積極的に働きかけてまいります。(趣意)
意見)9月9日に発災で、12日からの給水では遅い。
(自助・共助にも課題がありますが。)
しかも、9日に例外的に行われた千草台団地での給水も、連携が悪いので効果が薄い。
県は要請を断ったが、県の給水車の半分以上が稼働していなかったことも後に判明している。
構造的な課題として、地図にある3つの事業体も統合すべきで、問題多々ありです。

議会質問⑤県との連携(1)帰宅困難者対応

皆様から戴いた声、私が直面した現場の課題として、千葉県との連携には問題が多々あり、改善を要するところでした。
そこで最初に、県との連携について二点に絞って質問しました。
まずは、千葉県外の方にも直接かかわる「帰宅困難者への対応」です。
リンク先の先日の記事のように、県との連携については台風15号への対応が話題になりがちですが(その問題設定では、15号では対応に問題があったものの、その後の災害対応では問題はなかったという印象を与えていますが、当方はそのように思っていません。)、
直近の10月25日の記録的豪雨によってJR各線が運転見合わせになり、千葉駅を中心に多くの帰宅困難者が発生した際の対応について取り上げました。

 
質問)当日は16時前後に降雨量が最も多くなり、帰宅困難者のための一時滞在施設が開設された。
17時半に市が開設した施設には800人以上が利用したが、21時半に県が開設した施設には最大でも60名程度しか利用していない。
これは初動に問題があったと考えられるが、県とはどのような連携だったのか?
答弁)当初、夕方に市民会館等の市有施設を開設しましたが、夜間に帰宅困難者の増加が見込まれることから、県有施設の開設を要請しました。県や鉄道事業者と検証して改善を検討していきます。(趣意)
意見)本来は、市の要請を待たずして、県も自発的にすぐ開設すべきでした。
(県は開設した際にもSNSでの発信は極めて消極的で、施設によっては後日報告している投稿も…)
今回のような千葉駅周辺の大混雑は危険で、事前に定めていた「千葉県帰宅困難者・滞留者対策に関する基本的指針」に基づいて、県も市町村も取り組むべきと、指摘しました。
実際、運転見合わせになった路線から推察すると、帰宅困難者になった方々の多くは、千葉市外の千葉県内在住の方ですので、県内の他自治体との連携を考えると、県の役割は大きいと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00010009-chibatopi-l12

議会質問④一歩だけ深堀り

過去3回の議会報告投稿について、もう一歩だけ詳しく伝えますと…

 
議会質問①土のうステーションの増設
市内で27, 000袋を使用するなど、災害対策における土嚢のニーズの高さが判明し、土のうステーションの増設が早速、実現するのは喜ばしいところです。
その一方で、それらが全て市の職員によって「手作業」で作られていることを議場で明らかにし、これでは台風が来る前に職員が疲弊しきってしまうことから、安くないのですが、土のう製造機の導入も求めました。
一袋10キロ、20キロという土のうを、作っては持ち上げて、地域へ運び込むこと2万7千袋。しかも、台風が迫る時間との闘いの中で。
本当にご苦労様でした、と頭が下がる想いです。

 

 
議会質問②液体ミルクの導入
災害時における有効性を市も共有し、このたび、政令市で初めて災害備蓄品に含まれる見通しになったわけですが、平時における利用も急速に広まっており、製造会社の想定の2倍、3倍の売れ行きとのこと。
要は、当方が議場で訴えた①清潔な水、②沸騰させる熱火力、③清潔な哺乳瓶、これらがいらなくなることから、全ての老若男女による普段からの育児を容易にするのだと思います。
月刊『公明』の最新号で、乳児用液体ミルク研究会の末永恵理・代表理事は、社会全体では母乳が基本でミルクはセーフティネットという位置づけであっても、個々のケースに対して、善意であっても母乳でもミルクでも
「選択を迫らず、押し付けず、必要なのは公正な情報と現状に寄り添う支援」としています。
妻が40歳を超えての出産、娘が2歳になる前での仙台での被災を通して、個人的にも末永理事の言葉は染みます。
(SNSでは、液体ミルクの中身の動画を添付しています。)

 

 
議会質問③ドローンによる避難広報
災害・避難情報を、携帯・スマホを利用しない高齢者や、停電時の市民にどうやって伝えるかが、今回、大きな課題として浮かび上がり、ドローンを避難広報に活用するように求め、検討したいとのことでした。
SNSには、9月10日19時の防災行政無線で、稲毛区役所が避難所情報を放送している様子の動画を添付しましたが、
市では、この無線が聞こえない地域や高齢者や障がい者の方で、携帯電話やスマホを使用していない方に、電話やファックスで災害・避難情報を伝達するサービスの登録を、9月から始めました。
しかし、対象が限定されているせいか、11月末現在で登録者数が約50名程度と苦戦しています。
そこで、万能ではありませんが、ドローンによる避難広報を提案しました。当初は失笑を買いましたが、仙台市での実証実験がかなり進んでいることに多くの方が驚きを隠せませんでした。
なぜ、仙台市では、このような試みが進んでいるのか。
関係者に聞けば、「東日本大震災を経験したから」の一言では片づけられない想いが、そこにありました。
仙台市では、あの3.11の折に、避難広報のために地域を回った市の職員2名が、津波で亡くなっています。
危険な地域にこそ避難広報は必要ですが、市の職員といえども、その尊い命を危険にさらしてはいけない、という強い自責の念がそこにはあります。だからこそ、避難広報のためのドローンの開発です。

 
どうか、行政が支援物資を届けに来るのを待つのでなく、情報を届けに来るのを待つのではなく(その「待ちの姿勢」は、大規模災害の際には「危険」ですらあります。)、普段から自助・共助を磨いていきたいと思います。

議会質問③ドローンによる避難広報

今回の災害では、災害・避難情報を、特に停電時や、携帯電話・スマホを持っていない高齢者の方にどうやって伝えていくかが、課題として浮かび上がりました。大規模災害の際には、建物の倒壊や倒木などで、宣伝車が走れない場合もあります。

そこで、2019年11月に仙台市がフィンランドのノキア社と共同で、ドローンによる避難広報の実証実験を世界で初めて行ったことを紹介し、千葉市においてもドローンを活用した避難広報を提案しました。
千葉市でも、既に道路の被害状況の確認などで消防用ドローンが活用されていますが、避難広報の活用も検討したいとの答弁でした。
9月の議会で予告したこの提案については、当初は「非現実的」という声もありましたが、技術革新のスピードを見誤ってはいけません。
この12月から開始した電話・FAXによる災害時緊急情報配信サービスのように、個々へ丁寧に対応する仕組みも含め、最重要課題です。
https://www.nokia.com/ja_jp/about-us/news/releases/2019/11/12/xiantaishitonokiashijiechutonarufuraihetoltewangshangtenonokiatoronnojinbobinanguangbaonofeixingshizhengshiyanwoshishi/