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稲毛区 櫻井秀夫
hsakurai2016@yahoo.co.jp

Archive for the ‘4.成人向け雑誌の陳列対策’ Category

#成人雑誌の陳列対策 (12):今回の新しい局面

今回、私が提案した陳列対策は、従来からの議論とは大きく異なる点があります。
正直言って、全てを最初から自覚的に行っていたわけでなく、行動しながら考えていた(特にSNSやマスコミの方と意見交換した)次第です。

意外に一番のポイントは下記①です。
この対象年齢がずれていることに気付かないと、議論もずっとずれる。
(「エロを隠すべきではない」とよく言うが、6歳にも見せますか?
私の問題提起はそもそも16、17歳ではなく、お母さんに連れられて来店する世代です。)
(従前→今回の陳列対策)

①議論の対象年齢
 18歳未満、中高生→未就学児童、小学生(とその母親。外国人観光客)
②議論の性質
 図書の表現規制→商品の陳列対策
③具体的措置
 現在の陳列→現在の陳列(プラス)部分的カバー
④コンビニの社会的位置づけ・客層
 24時間営業の男性独身者・青年のお供
 →乳幼児から高齢者までの全世代型まちのホットステーション
  (共働きママさんの急増による子連れの急増)
⑤決定者(根拠)
 県知事(条例)→コンビニ店オーナー(経営方針)
⑥ゴール
 有害図書追放による青少年の健全育成
 →見たくない人への配慮による共存

・・・で、問題提起を受け止めていただけたミニストップさんは、
一気に飛び越えて、撤去まで決断されたという理解です。

成人雑誌の陳列対策(11):女性従業員

下記の記事(無料公開)は、表題には出していませんが、何気に「女性従業員」という観点を提起してます。
感謝です。他のコンビニ店でひそかに調べていたので、やはり出てきた感が。

テレビ番組で御一緒した、ふかわりょうさんが「老夫婦に売ってほしい!」と力説していましたが(笑)、買う方にとっても、女性従業員はね…バツが悪いというか…コンビニ店員さんは若い人も多くて…、

いずれにせよ売る側にも買う側にも上手くない面があるということでしょうか…。
#成人雑誌

(出典)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171202-00010001-chibatopi-l12
成人誌消え賛否交錯「より安心」「表現規制につながる」 今月からミニストップ千葉市内全店
成人誌が撤去された陳列棚を示す植草オーナー=1日、千葉市中央区
 イオン(千葉市美浜区)傘下のコンビニチェーン「ミニストップ」千葉市内全43店から1日、成人向け雑誌が消えた。女性客の来店促進を目指して販売をやめる経営戦略の一環で、今後他社に広がる可能性もあり、利用客やインターネット上では賛否両論の意見が交錯した。販売中止の取り組みについて、イオングループは2018年1月、書店を含む同グループの全国7千店に拡大する。
 フランチャイズ加盟店のミニストップ千葉星久喜店(千葉市中央区星久喜町)は同日、常時並べていた成人誌約10種を撤去し、代わりに週刊誌などを並べた。小学校に近いため、同店の植草博幸オーナー(53)は「子連れにとってはない方が良い。女性従業員も多く、どうなのかな? とは前から思っていた」とプラスに受け止める。
 店を訪れた同区の斉藤真希さん(32)は「子を持つ親としてはより安心して立ち寄れる」と好意的。50代男性は「気にも留めていなかった。あってもなくても変わらない」と関心が薄く、会社員の鶴見恭平さん(37)は「コンビニで成人誌は読まない。教育にはいいのでは」と賛成した。
 一方、反発の声も上がった。同社は11月21日、市内を皮切りに、全国の店舗で成人誌を販売中止すると発表。以降、同社には賛成意見9割に対し「不健全だからやめるなんてばかげている」「もう利用しない」など厳しい意見が寄せられた。
 同区の時谷幸子さん(80)は「子連れには良いけど、立ち読みしていた人にとってはさみしいかも」と反対意見に理解。植草オーナーは「成人誌の購入が目的だった利用客が来なくなるかも」と不安も漏らした。
 同社によると、コンビニではもともと雑誌、飲料、弁当の売り上げが大きく、店内壁際をぐるりと巡らせる配置が定番に。しかし近年、雑誌市場の縮小に伴い、売り上げが低迷。共働き世帯の増加で女性客が増えるといった社会情勢の変化もあり、コンビニ各社は総菜や生鮮品を拡充するなど、成人誌に限らず商品構成を変えつつある。
 販売中止の検討は、市が5月、成人誌にカバーを掛けて表紙を見えなくする事業を同社に提案したのが契機。ミニストップの藤本明裕社長が市役所で販売中止の記者発表した際に熊谷俊人市長が同席したことから、インターネット上では「行政の圧力?」「表現規制につながる」などの疑念が噴出。熊谷市長がフェイスブックで反論する一幕もあった。
 熊谷市長は1日、千葉日報社の取材に対し「市の提案とは違う形になったが、対策はありがたい。市の働き掛けでコンビニの販売や表現の自由が損なわれた事実はなく、引き続き(経緯を)丁寧に説明していきたい」と語った。
最終更新:12/2(土) 11:00
千葉日報オンライン

成人雑誌の陳列対策(10)ミニストップの取組み

千葉市内から、いよいよ始まりました。
30年来、当たり前になっていた光景が変わり始めました。

#成人雑誌 の陳列対策(9)実話によるたとえ

このカップラーメンは、
近所のコンビニSにはなく、コンビニMにはあります(実話)。
でも
Sに「権利侵害」とは誰も言えない。

商品を置くか否か、どう置くかはSの「権限」です。店の経営方針です。

成人雑誌だと何が違う…同じです。
「表現の自由」とは関係なかったんです…

成人雑誌の陳列対策(8):時系列的理解

批判の中に「千葉市がミニストップを規制した、圧力をかけた」という誤解が目立ちます。
この問題を理解するために必要なのは、表現の自由に関する知識や、仰々しい(それゆえ結果的に軽々しい)権力論ではありません。
千葉市における客観的事実の時間的な流れ、つまり時系列的に出来事を理解すれば良いだけのことです。その流れとは、

最もシンプルに示せば、
①桜井秀夫市議が千葉市議会で陳列対策を提案
②千葉市が29年度予算案に陳列対策事業を盛り込み、千葉市議会で可決
③ミニストップを含むコンビニ4社に断られる→千葉市は事業断念
④ミニストップが「千葉市からの働きかけをきっかけとして」独自に販売中止を決定・発表
…これだけです。

千葉市からの規制や圧力があれば、それが有効なら、③は起こりえないですよね…千葉市にとっては、④ではなく、予算措置・可決した②を最初からやってくれればいいだけのことですから。

千葉市長とミニストップの社長が一緒に並んで握手した写真が独り歩きしている印象で、純粋にそれは「絵的」な問題にしかすぎません。しかも、それはミニストップが望んだ絵で、ミニストップが千葉市政に協力的、理解があるということを象徴する、いわゆる絵面(エズラ)。
この絵面をもってして「規制、圧力」という論調もありますが、その見方は、見事にミニストップの経営戦略にハマり過ぎているとさえ言えます。

時系列から見える本質は以上です。

報道・広報などの詳細な動きを含めても、関連する事実関係は以下の動きだけです。きわめてシンプルです。

2016年3月16日 堺市が市内ファミリーマートで陳列対策開始
    3月18日   日本雑誌協会が日本書籍出版協会と連名で、堺市長あてに公開質問状
        「表現の自由に抵触するのではないか」
    3月31日    堺市長から「問題ない」との回答
    4月 4日 日本雑誌協会が日本書籍出版協会と連名で反対声明
        「成人に対する図書選択の自由を阻害する」「協定の即刻解除を」
    4月19日 桜井市議が堺市役所と導入第1号店を現地視察
    6月17日 千葉市議会第2回定例会で桜井市議が一般質問で陳列対策を提案

2017年2月    当初予算案に陳列対策が盛り込まれる
    3月   予算案可決
    5月   千葉市でWEBアンケート実施
    8月31日 千葉市報告「実施困難」「他手法検討」
    9月 6日 千葉日報「拍子にカバー 市事業が難航」
   10月11日    日経ビジネス「コンビニに成人雑誌は必要か」
   11月21日 ミニストップと千葉市長で共同記者会見
        日本雑誌協会「各法人の判断なので協会としてコメントする立場にはない。」とコメント(「危惧」もコメント)
           11月23日  桜井市議がAbemaPrimeに出演して説明「千葉市は規制していない。ミニストップの主体的な経営戦略。」

ちなみに、「虚心坦懐」に時系列の詳細を眺めると、千葉市というよりも、違う側の動きに様々な変化が見えて、興味深いです。

TV番組「Abema Prime」 生出演

何故かテレビ朝日系列のインターネットテレビAbemaTVの番組に生出演。
…というくらい、コンビニにおける成人雑誌の陳列対策が、この数日間で急転直下しました。
詳報は改めて報告させて頂きます。

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#成人雑誌 の陳列対策(7)そもそも論②

「成人雑誌なんて非行に関係ない」も、良く聞く批判です。
非行臨床の端くれに携わっていた者として、成人雑誌が非行の原因なんて考えたこともありません(笑)。

それに、見たい子はネットで見てる。
問題は、見たくない人にも見せてる。
しかも、見せたくない我が子にも見せてる、

ということ。
母親の視点で、まちの光景を眺め直してみる一つの提案です。

私自身が、当たり前と30年来見慣れてきた、慣れてしまっていた光景でしたが、ひとりのお母さんの声に気付かされた想いでした。

「こんなのいいじゃないか、大したことない」「少しぐらい性への免疫つけなければ、純粋培養は怖い」などと私が、私の立場から考えるのは自由ですが、

その横で、平気ではなかった親御さんたちの気持ちには気づきませんでした。

#成人雑誌 の陳列対策(6)そもそも論①

この連載風のつぶやき、まだ終わりません…

思考の試行ですが。
成人雑誌の問題で、憲法21条が保障する「表現の自由」によって反対する立場があり、結構当たり前のように論じてますが、

「商品陳列=表現の自由」
は、本当に正しいのでしょうか?

ほかの食料品や日用品などの商品と同様に、
商品の外装のどこを見せて、
どこに置いて売ろうが、
それは店の権限のはずでは。
行政もメーカーも店に対して権限はなく、「お願いベース」しかありえないのでは。
「表現の自由」とは無関係では?
となると、
千葉市が、コンビニに対して、「任意」で市民への配慮を求めているのは妥当ですが、
一方、業界が「表現の自由」で反対するのは、ミスリードということになるのでは?
他の商品と同様に、単に店が陳列方法を判断するだけの問題を、まさか確信犯的に誰かがすり替えた?

写真の陳列で
「紅茶が見えにくいのはおかしい」、
「下のデザインが見えないのは、表現の自由への侵害だ」
とは言わないですもんね。

…にしても、コーヒー缶、似すぎ?余談でした…

#成人雑誌 の陳列対策(5)ヤフー意識調査

下記のアドレスは、Yahooのネット意識調査「コンビニの成人雑誌どうすべき?」です。

https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/30663/result?fr=fb_pc_svy

フェイスブックの友人(先輩?)から貴重な情報を頂きました。

9月10日現在で、カバーをして販売すべきと、販売禁止すべきを合わせて57%。
そのままで販売すべきが42%。
そして、この結果以上に、このテーマへの投票数がトップで、先の千葉日報の記事が関東地域のアクセス件数でトップだったのと合わせても、この問題への関心の高さに非常に驚きました。

それにしても、忖度した質問の仕方です…。

 

 

#成人雑誌の陳列対策(4)漫画家の反応

コンビニに陳列する成人向け雑誌に、さらに子どもや女性に(男性にも?)配慮する対策を講じることについて、

反対意見として「表現の自由」を妨げるからと言われがちですが、その当の表現者である漫画家さんたちの意見は??

なので、直接聞きました。
すると、

「本当はもっとディープなエロを書きたいのに、コンビニが小学生にも見えるような場所に置くから、こちらも『筆が鈍る』」と。

エロ漫画先生の一言で、こちらの肚が決まった瞬間でした。