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稲毛区 櫻井秀夫
hsakurai2016@yahoo.co.jp

Archive for the ‘3.マイノリティ(発達しょう害、LGBT、依存症、更生)理解’ Category

共通項は当事者の声

本日は、少女買春問題の「私たちは『買われた』展 in #千葉」を観て、依存症が疑われる複数の方と話し、ネット友人のみらいさん@mirailist に発達障がいに関する政策の相談を。
自分も当事者、というのはおこがましいかもしれませんが、部外者ではないと思ってます。

11月は児童虐待防止推進月間

推進月間ということでツイッターに15回にわたって連続投稿した児童虐待防止関連の内容を、今月の最後にホームページにて、まとめて掲載します。

私は児童虐待防止について千葉市議会 で取り上げるため、2016年1月に児童相談所 に泊り込んで視察しました。全国的にも例がない視察だそうです。

視察と言っても、ジャージを着て、児童には議員とは言わずに、職員の見習いとして扱って頂きました。
できるだけ、児童や職員の現場の生の声や姿を知りたかったからです。
学生バイトの夜間指導員に準ずる扱いなのか?児童たちからは「ヤシさん」と呼ばれました。
あれから随分たちますが、その視察結果を踏まえて行った議会質問について、いまだにお問い合わせを戴くので、それらを中心に紹介します。

 

 

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まずは現場の様子です。
この写真では時計が23時を超えています。
虐待通告のあった現場から職員がこの時間に 児童相談所 に帰ってきて、迎え入れた幹部も立ったまま緊急受理会議。
そして、翌朝に児童を保護する流れを意思統一、それから報告書作成。
更に24時には非行の身柄付通告で児童1名が児相へ…
20時半に1歳半の被虐待を疑われる乳幼児が入所したばかりなのに・・・・
本当に大変な職場だ…

議会質問①
児童相談所の一時保護所に「個室」の増設を求め、男女各3室ずつが増設されました。
当時はまだ「個室」のイメージが悪く、児童養護の重鎮の方から当方への御批判も戴きました。
心的葛藤を抱える児童、思春期と幼児との混在状況、多動的特性、インフルエンザ等の医療対応…個室の必要性は明らかで、現在ではかなり理解されてきていると思います。

 

 

男子個室③

 

 

 

 

 

 

 

 

質問②
一時保護所の児童に対する学習支援を求めました。
児童相談所 からは学校に通えないので、児相で保護されている期間(当時の全国平均在所期間は約30日間)は、児童が勉強する機会を児相で保障する必要があると考えました。
グランドの隅に学習室を建て、教員OBのNPOによる協力もあり充実に向かいました。

 

 

 

男子学習スペース(外①)

 

 

 

 

 

 

 

 

質問③
児童相談所 の強化と言うと児童福祉士や児童心理司の大幅増員で解決するかの印象をもたれやすいのですが、問題はその専門性を発揮できる体制です。
当時の職員の平均従事年数が約3年であることと、この分野のスーパーバイザーには10年以上の経験が必要であることを明らかにし、改善を求め、市も必要性を認めました。

③の補足
児相経験者の庁内配置は慢性的な人事課題ですし、全国の市立児童相談所 の多くは、市内に1か所しかないため、転勤先の児相を複数有する県立児相よりもスキルアップを図りにくい構造があります。そのため研修等で自助努力されていますが、自治体間の交流等も必要かと考えます。

質問④
児童相談所 は法的な争点が生じやすい業務にもかかわらず、福祉系の職員にとって法的対応は専門外です。
そこで弁護士の配置を求め、平成28年度から嘱託職員として児相に配置されました。
児相を守るだけでなく、福祉が時に陥る「良かれと思っての行動が、結果的に権利侵害」を防ぎたい想いもありました。

質問⑤
児童相談所 の一時保護所に限らず、「施設」というものは構造上閉じた生活世界になりがちなので、施設運営に外部評価の導入を試行するように求めました。
これはかなりレアな取り組みで、運営サイドには大変しんどい話ですが、意外にも市の答弁は即実行したいとのことで、翌年度に試行し結果を検証へ。
その過程で地元の専門家からの意見も一時保護所の運営に反映されるなど、貴重な機会になりました。

写真のとおり、懸案だった畳も外部評価のメンバーの方々が知恵を出し合って、新調してくれました(感謝)。

 

 

 

畳の新調

 

 

 

 

 

 

 

 

質問⑥
児童相談所 で生活する児童から不安や不満を「聴く姿勢を大人側が常に示す」必要があると考え、食堂の隅にあった目立たない意見箱を目立たせ、当直に関わらない幹部職員が中身を確認するように求めました。当直する職員には言えないこともあるからです。所長が毎朝見ると答弁(!)これも意外なほど積極的な答弁でした。

 

 

 

 

意見箱tw分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

質問⑦
保護者が保護に不同意で、法定の保護期間(2カ月)を超えた一時保護については、法改正により家裁の承認が平成30年度から必要になりましたが、当時から私は保護期間の長期化が課題であるとして、法定期間を超えて保護している児童には、本人が特段希望していなくとも、弁護士の聴き取り調査を行うように求めました。
親も頼れない児童には、児相の職員とは別に、味方となる大人が必要と考えました。権利擁護と心情の安定のためです。

質問⑧
現在、児童相談所 と警察との全件共有が議論に。当時の私に議会質問でも恒常的な連携を制度的に整備すべきと求めました。
しかし、千葉市 では、既に児相に警察OBが配置され、援助要請マニュアルも警察に周知されていました。当時の児相課長が警察に自ら持ち込み説明してきた汗の結晶で、敬服しました。

実際には、1回の議会質問で13問もぶつけるなど他にも質問をしているのですが、今後随時掲載ということで、ここらでいったん中締めに。

まとめ①
2年前のこれらの議会質問では、一時保護所の話題にかなり時間を割きましたが、それは一時保護所の運営が安定・充実しないと、児童が保護されても安定せず、それ以降の大人による働きかけも効果が薄くなる、児童相談所のマンパワーをアウトリーチに割けなくなる、と私なりに考えたからです。

まとめ②
現在、千葉市 内に1か所の 児童相談所 を増設するように会派として求めるなど、その後も様々な取組み。
私の政策も 一時保護所 と職員体制の整備は「ホップ」で、増設は「ジャンプ」。
「ステップ」は?
…里親制度やアウトリーチの充実が必要で、これまで単独で新潟市、会派で福岡市を視察。

その後①
議会質問で終わりではなく、答弁後の設備・体制向上の進捗を毎年、現地視察し確かめてきました。そして、今夏は自分だけでなく、公明党千葉市議会議員団 全員で一時保護所に出向き、空調設備も含めた、猛暑の中での児童の生活現場を視察しました。
小中学校でのエアコン整備が騒がれる中、私は一時保護所の空調が心配でした。頼れる親のいない児童のことが心配でした。
設備は整っていましたが、運用がいまいちの印象で、だからこそ視察してよかったと思いました。

 

 

 

 

児童相談所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後②
で、政策第二段階「ステップ」の里親 さん。
先日の千葉日報に掲載された里親夫婦と、#千葉市 の里親制度の実情と課題について、今週、腰を据えて懇談。
これからの #児童養護 の核となる重要な役割。ここでも学ぶべきは当事者・現場からです。

 

 

 

里親

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログは、今後も私が児童虐待防止に取り組む限り、書き足して、特設ページに転記していきます。
まだまだ、内容が増えなければならないと自分に対して戒めています。
次は予告通り「ステップ」です・・・。

千葉県民のつどい

11月25日から12月1日までは「犯罪被害者週間」。

会場では、20世紀最後の日(2000年12月31日)に起きた世田谷一家殺人事件の遺族・入江杏さんによる講演。
ロビーでは、被害者の等身大人形による生命のメッセージ展が。

これまでも、犯罪被害者支援を議会で質問し、全庁横断的な検討会議を開いたり、市営住宅への優先入居を実現したり、取り組んでまいりましたが、この問題は臨床的にデリケートであるだけでなく、統計的にも数字を県警が人権を理由に出したがらないという傾向もあり、実態を把握するのが困難で、政策的に進めるのが難しい側面があります。

しかし、本日の集いで、困難があっても着実に #千葉市 における支援も進めようと決意を新たにしました。

#里親制度 の現場

今月の千葉日報で掲載(有料記事なのでボカシ入り)されていた里親さん夫妻と、#千葉市 里親における制度の現場の実情と課題について、じっくりと、多岐にわたる意見交換をさせて頂きました。

児童虐待の壁と向き合う現場はきれいごとではありませんが、でも、そこに児童の笑顔があればこそ、やりがいが。
そして、大人としての生き様を見た気がしました。

一人の児童を育てるという偉大な取り組み、そして社会的にも大きな役割を担っていただいている里親さんたちを支えていけるように、今回の不思議かつ、ありがたい御縁を必ずや市政に活かして参ります。

第21回千葉矯正展

千葉刑務所 にて盛り沢山の企画で今年も開催。
千葉少年鑑別所 による性格検査体験コーナーも。
これらは更生支援 の理解促進にもなっていますが、何より地元の方に喜ばれ、地域に定着した楽しい催し物となっています。

実は、市議としては、これまではなかなか見に行けず、今回が初めて見る機会となりました。
6月に行った自分の議会質問について、その後の経過を報告したく、またその反応を確かめたく伺った面も…。
いずれにせよ、役員の方に大変丁寧に対応して頂き感謝です。

来年は皆様も是非!

少年鑑別所の弁当方式

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000013-asahi-soci&fbclid=IwAR11dWfux8AbkfjGXJiGlK8zw2jkSTbnd6u2LcrtuNU8VuWDpoU8nDURs8c
「少年鑑別所の食事、弁当式ならコスト減 検査院が指摘」という見出しの記事を目にしました。

少年鑑別所において青少年への健全育成に資する処遇を全国的に展開するとともに、弁当方式を全国的に導入したのは13年前だったと思います。
当時の局担当者であった私は、後者の施策は食育に反するとして、現場の方から涙ながらに非難されたこともありました。
両方の施策の実態を知りたくて、また自ら汗をかきたい(責任を取りたい?)想いで、両方の施策を導入した繁忙施設へ、本省からの異動を強く願い出ました。
そのようなカッコつけのわがまま(?)がもたらす影響も学びました。

その後の現場で経験したことや出会いは職業人生を決定づけましたし、前者の施策はいまだに論文で書く機会を戴くなど感謝の想いは尽きません。

後者の施策がこのような形で報道されて記憶が蘇りましたが、せっかく「関係者への取材」で明らかになったのであれば、検査院の指摘の紹介だけでは記事として消化不良な印象ではあります。

千葉市議会 一般質問①いじめ対策

#いじめ問題 については、三つの視点から対策を提案しました。

1.加害児童生徒への視点
2.人権や法的な視点
3.マイノリティと生徒集団への視点

詳細は追々投稿しますが、質問は終わっても時間をかけて考えたいと思っています。
実際、この同じ内容の投稿を全てのSNSで今晩投稿したところ、早速様々な反応、御意見を頂いています。
関心の高さを感じます。
感謝。

議会質問⑥更生支援

本日の公明新聞6面に掲載して頂きました!

先日の市民セミナーでもお話しさせて頂いたように、個別事件は地域や個人の努力で防げる面もありますが、
そもそも、犯罪を減らす、加害者を減らすことが根本的な問題解決につながります。

「なぜ加害者なんかを支援しなければならないのか」という市民感情は当然理解できますが、
本気で犯罪を減らそうと考えるならば、感情を乗り越えて、効果的な政策を講じる必要があります。

千葉市議会 質問⑤ギャンブル依存症

千葉市が行った調査では「問題ギャンブラー」は男性7.8%、女性1.2%(当方の理解ではほぼ全国レベルか)。
依存症の把握には、一層詳細なデータ解析が必要です。
調査自体に反対する会派もいた中で、まず現状認識に取り組んだことは率直に評価しています。

また、公営事業の依存症予防への配慮について、国の動向を踏まえて質問しました。
本年度から公営競技ギャンブル依存症カウンセリングセンターの設置。
競輪業界では、各競輪場に依存症相談窓口を設置、依存症者本人や家族が希望すれば車券購入停止が可能に。

これら業界の取組みの効果を注視して参ります。

 

千葉県議会 でも #依存症対策 !

依存症関連のフォーラムに公明党の秋林たかし県会議員と一緒に参加したことは、以前ここでも投稿しましたが、昨日、その秋林県議が千葉県議会で依存症対策について議会質問を行い、
その内容が本日の千葉日報1面に大きく掲載されました!

ネットワーク政党の強み。
市政と県政が協力し、力強く推進していきたい。