弾丸移動の3箇所目は、ヘアーサロンニッタさん。
昨年、39年続けてこられた少年院での理髪ボランティアを終えて、表彰を受けられた様子が、NHK等で報じられました。
ひとこと御礼をと思い、5年ぶりに店をのぞくと、「あれっ?桜井さん」と。
覚えていて頂き、本当にありがたいですね。
4施設を掛け持ってくださった御功労。
99歳になったお婆ちゃんも頭脳明晰でお元気とのこと。
3代に渡るご尽力にただただ感謝です。

仙台弾丸移動の移動先2ヶ所目は、若林区古城にある東北少年院と青葉女子学園へ。
各種研修や本省勤務を共にした同期・同僚だった方々に、貴重なお時間を頂き、ご挨拶と意見交換。
少年院創立100周年、来年は刑務所に拘禁刑の導入です。社会にとっての「最後の砦」はどこに向かうのか、考える機会となりました。

今週は仙台市へ弾丸移動。
震災遺構市立荒浜小学校や、せんだい3.11メモリアル交流館へ。
風化が危惧されるなかで、語り継ぐだけでなく、次世代が主体的に考え、行動する場を繋げていこうとする試みを学びました。

19日で長かった千葉市議会令和6年第1回定例会が閉会。
最終日も討論で40分以上登壇。
正直、先週の一般質問に引き続きで疲れましたが、少し晴れやかな気持ち。
明けて本日20日の夕刻には、大きな虹が。
晴れやかな気持ちで、また地域を走ります。

本議会では一般質問を行いました。
通告事項は、
・平和啓発について
・発達障害児・者支援について
・地域防犯活動について
です。
例えば、
「千葉空襲に関して市が保有している資料が極めて少ない(10点前後)ため、明年の終戦80年に向けて、千葉空襲の戦災資料の提供を市から市民に呼び掛けてはどうか」
➡SNSも含めあらゆる機会に呼びかける

 
「来年度から新規に始める発達障害に関する啓発事業において、当事者の声を踏まえた取り組みをすべき」
➡啓発チラシに当事者の声を載せるなど検討する

 

 

「地域防犯活動に客観的データを活用して、効果的な地域防犯体制の整備を」
➨地域犯罪認知件数とや市費によって設置した防犯カメラの設置箇所の位置情報をGIS(地理情報システム)に表示し、地域防犯活動と連携する
などの質疑をしました。

 
ご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

 
当日の質疑の様子は以下の動画で確認できます↓
https://chiba-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3367

 

 
#デジタル平和資料館 #平和啓発 #発達障害 #防犯

3月13日に、私が副委員長を務めている都市建設委員会で神谷市長に対して「空家等対策に対する提言書」を提出しました。
この内容と様子が千葉日報に大きく取り上げられました。
昨年の選挙中にも危険な空家の相談をたくさん戴いておりますが、制度や体制の課題があって、なかなか解決できずにいました。これを機になんとか解決に向けて市政を進めます。

内容は以下の項目からなります。
提言、 実態調査、専門部署の設立、自治会との連携、広報・周知、民間組織との協働、調査委託の検討、初動の充実、標準処理期間の設定、福祉分野等との連携、関係団体における地域の将来像の共有
提言書の全文は以下のファイルでご覧いただけます。

https://www.city.chiba.jp/shigikai/documents/teigen_toshikensetsu.pdf

#空き家 #空家 #千葉市

先週の学びはまだ終わらず、です。
NPO法人全国薬物依存症者家族会連合会(通称・やっかれん)発行の漫画本「もしあなたの大切な人が薬物を使ったら・・・その後」
そして保護司へのオンライン講演会、千葉大学社会精神保健教育研究センターの東本愛香先生による「性犯罪事犯者との面接、どうしていますか?ー性犯罪事犯の理解と面接の意味ー」
自分自身をアップデートです。

先週は学びの機会の連続。
千葉での研究会が続き、著名な方々と交流をさせて頂きました。
その中でも。川名壮志さんとの再会は感慨深いものがありました。
(以前、被害・加害の双方に向き合った著書「謝るなら、いつでもおいで」(新潮社)を本ブログでも紹介させて頂きました。)
川名さんが1年半前に出された「記者がひもとく「少年」事件史―少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す」(岩波新書)は、私にとって最も感銘を受けた1冊で、著者本人に感動を伝えたいと思っていました。
重大事件の犯人が少年だと分かるたびに、社会と個人の責任、報道における実名・匿名、加害・被害の間で、社会は揺れ動いてきました。
少年事件に関する著作は、事件ルポだったり、少年法への評価だったり、時には特定機関を宣伝するための更生ストーリーだったりする印象を強く持っています。
本著はそれらとは一線を画し、日本社会における少年の表象(representation)の歴史を客観的に描き出しています。
つまり、社会が少年をどのようにとらえ、少年像を共有したきたか。
少年に関する言説が少年像を形成し、少年像に基づいて新たな言説が生じてきた歴史です。
当方のように多少なりとも実務現場でお世話になると、シンプルな厳罰主義やシンプルな保護主義に組みできない気持ちになります。
それらはいずれも、大人にとって都合のよいストーリーで、実はいずれも「少年不在」に感じるからです。本書の副題にあるように、大人は常に「理由を探す」のです。
さて、私は少年に関するどのような言葉を紡ぐのか、いまだに問いかけます。
#川名壮志 #記者がひもとく「少年」事件史 #少年事件 #非行
#少年法

先週は学びの連続
千葉大学社会科学研究院法学研究部門主催(千葉大学法学会共催)後藤弘子教授の退職記念講演会「マージナルな人々と法ー女性と子どもと犯罪ー」を拝聴しました。
後藤先生は、矯正における代表的な有識者ですが、個人的には大学院で…、さらに千葉市政においては「子どもへの性暴力防止対策検討会」の座長、同委員会委員長として、全国的にも先進的な取り組みを展開して頂いており、大変お世話になっております。
後藤先生が高校生時代(!)に感銘を受けた著作から、退官にあたっての今後の抱負まで多岐に。(「退官」される先生が「やりたいこと」を(えっ、そんなに!と思うくらい)列挙されるバイタリティー自体が、後藤先生だなぁと圧倒されました)
自分自身の権力性への自覚、当事者・現場との対話、ジェンダー差別規範への意識、自己へのマージナルな意識(相対化)、原点に立ち返ることの重要性、対立構造を持ち込まない理論構築…などなど自分にとってあまりにも重要な内容でした。
大変ご苦労様でした。
今後もよろしくお願いします( ´艸`)
#後藤弘子

先週末は都賀公民館にて「市長と語る会」に地元連協の自治会長さんたちを中心に住民の皆様と出席。
神谷市長が市政の現在、来年度への取組み、展望を語り、住民からの率直な質問・要望に答える現場を垣間見て、私にとっても学びの機会となりました。
市長の語りから資料の造りまで、住民の皆様に大好評でした。
#都賀公民館
#市長と語る会

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稲毛区 櫻井秀夫