昨秋の教訓を踏まえた千葉市の
「災害に強いまちづくり政策パッケージ」
が発表されました。(重要なので取り急ぎの投稿です。)
今後、この政策の是非から予算配分や実施時期など様々な議論が展開されていきますが、概要は以下のとおりで、具体的な手法等はサイトに掲載されています。
http://www.city.chiba.jp/somu/kikikanri/20200120seisakup.html
(1)電力の強靭化
・全ての公民館・市立学校等に太陽光発電設備・蓄電池を整備
・EV等で電気を届けるマッチングネットワークの構築
・自立的に電気を「作る」「ためる」「使える」環境づくりの促進
・長期停電時に電力を維持し速やかに復旧できる体制の構築と予防
(2)通信の強靭化
・停電しても通信途絶が起こらない仕組みの構築(携帯電話基地局の電力維持など)
・固定電話網の維持
・地域防災無線(携帯無線)の強化ほか
(3)土砂災害・冠水等対策の強化
・崩れたがけの復旧、被災した宅地の擁壁の改修・新設助成
・危険ながけ地付近からの移転助成
・危険箇所等についての周知啓発
・冠水等対策の強化(雨水貯留槽等)
(4)災害時の安全・安心の確保
・多様な手段で災害情報を収集・発信(SNSを使った情報収集ほか)
・避難所環境の整備(スポットエアコンのモデル設置ほか)
・断水対策の強化
(5)民間企業等との連携拡大
・幅広い連携による災害対応の強化(東京電力・NTT東日本・宅建協会等と協定締結、EV等で電気を届けるマッチングネットワーク、ほか)