皆様から戴いた声、私が直面した現場の課題として、千葉県との連携には問題が多々あり、改善を要するところでした。
そこで最初に、県との連携について二点に絞って質問しました。
まずは、千葉県外の方にも直接かかわる「帰宅困難者への対応」です。
リンク先の先日の記事のように、県との連携については台風15号への対応が話題になりがちですが(その問題設定では、15号では対応に問題があったものの、その後の災害対応では問題はなかったという印象を与えていますが、当方はそのように思っていません。)、
直近の10月25日の記録的豪雨によってJR各線が運転見合わせになり、千葉駅を中心に多くの帰宅困難者が発生した際の対応について取り上げました。

 
質問)当日は16時前後に降雨量が最も多くなり、帰宅困難者のための一時滞在施設が開設された。
17時半に市が開設した施設には800人以上が利用したが、21時半に県が開設した施設には最大でも60名程度しか利用していない。
これは初動に問題があったと考えられるが、県とはどのような連携だったのか?
答弁)当初、夕方に市民会館等の市有施設を開設しましたが、夜間に帰宅困難者の増加が見込まれることから、県有施設の開設を要請しました。県や鉄道事業者と検証して改善を検討していきます。(趣意)
意見)本来は、市の要請を待たずして、県も自発的にすぐ開設すべきでした。
(県は開設した際にもSNSでの発信は極めて消極的で、施設によっては後日報告している投稿も…)
今回のような千葉駅周辺の大混雑は危険で、事前に定めていた「千葉県帰宅困難者・滞留者対策に関する基本的指針」に基づいて、県も市町村も取り組むべきと、指摘しました。
実際、運転見合わせになった路線から推察すると、帰宅困難者になった方々の多くは、千葉市外の千葉県内在住の方ですので、県内の他自治体との連携を考えると、県の役割は大きいと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00010009-chibatopi-l12

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