昨年の暮れに、「ろっぽう水のみち」遊歩道の千草台東小学校と都賀中学校の裏付近で、不審者が出没したとの行政メールが流れました。
保護者から御相談を戴き、少しでも安全安心な通学路にすべく、関係機関と協議を重ねました。

当初は防犯街灯の増設も検討しましたが、現地を夜に確認すると、街灯は既に配置されており、それ以上に樹木による死角があまりにも多いことが問題と考えました。その一方で、教育上の配慮から植えられている経緯も伺いました。
そこで、木の全面伐採ではなく、不審者が隠れやすい樹木の下部の剪定を全体に行うこととしました。

今回は場所の所管が多岐にわたるために、様々な部署の協力を必要としました。学校や教育委員会はもとより、建設局の都市水路遊歩道を管理する部署や、稲毛区役所のくらし安心室にも暗い時間に足を運んでいただきました。
一つの部署で解決できないことを「縦割り行政」と批判することはたやすいのですが、当方のように行政出身だと、それらは役割の明確化としての機能もあり、要はそれらを結びつける方法の問題であることから、そこに議員としての役割を感じることもあります。

満点とはいかない対応かもしれませんが、今後も協力して児童・生徒の安全を推進したいと思います。

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稲毛区 櫻井秀夫