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稲毛区 櫻井秀夫
hsakurai2016@yahoo.co.jp

成人雑誌の陳列対策(8):時系列的理解

批判の中に「千葉市がミニストップを規制した、圧力をかけた」という誤解が目立ちます。
この問題を理解するために必要なのは、表現の自由に関する知識や、仰々しい(それゆえ結果的に軽々しい)権力論ではありません。
千葉市における客観的事実の時間的な流れ、つまり時系列的に出来事を理解すれば良いだけのことです。その流れとは、

最もシンプルに示せば、
①桜井秀夫市議が千葉市議会で陳列対策を提案
②千葉市が29年度予算案に陳列対策事業を盛り込み、千葉市議会で可決
③ミニストップを含むコンビニ4社に断られる→千葉市は事業断念
④ミニストップが「千葉市からの働きかけをきっかけとして」独自に販売中止を決定・発表
…これだけです。

千葉市からの規制や圧力があれば、それが有効なら、③は起こりえないですよね…千葉市にとっては、④ではなく、予算措置・可決した②を最初からやってくれればいいだけのことですから。

千葉市長とミニストップの社長が一緒に並んで握手した写真が独り歩きしている印象で、純粋にそれは「絵的」な問題にしかすぎません。しかも、それはミニストップが望んだ絵で、ミニストップが千葉市政に協力的、理解があるということを象徴する、いわゆる絵面(エズラ)。
この絵面をもってして「規制、圧力」という論調もありますが、その見方は、見事にミニストップの経営戦略にハマり過ぎているとさえ言えます。

時系列から見える本質は以上です。

報道・広報などの詳細な動きを含めても、関連する事実関係は以下の動きだけです。きわめてシンプルです。

2016年3月16日 堺市が市内ファミリーマートで陳列対策開始
    3月18日   日本雑誌協会が日本書籍出版協会と連名で、堺市長あてに公開質問状
        「表現の自由に抵触するのではないか」
    3月31日    堺市長から「問題ない」との回答
    4月 4日 日本雑誌協会が日本書籍出版協会と連名で反対声明
        「成人に対する図書選択の自由を阻害する」「協定の即刻解除を」
    4月19日 桜井市議が堺市役所と導入第1号店を現地視察
    6月17日 千葉市議会第2回定例会で桜井市議が一般質問で陳列対策を提案

2017年2月    当初予算案に陳列対策が盛り込まれる
    3月   予算案可決
    5月   千葉市でWEBアンケート実施
    8月31日 千葉市報告「実施困難」「他手法検討」
    9月 6日 千葉日報「表紙にカバー 市事業が難航」
   10月11日    日経ビジネス「コンビニに成人雑誌は必要か」
   11月21日 ミニストップと千葉市長で共同記者会見
        日本雑誌協会「各法人の判断なので協会としてコメントする立場にはない。」とコメント(「危惧」もコメント)
           11月23日  桜井市議がAbemaPrimeに出演して説明「千葉市は規制していない。ミニストップの主体的な経営戦略。」

ちなみに、「虚心坦懐」に時系列の詳細を眺めると、千葉市というよりも、違う側の動きに様々な変化が見えて、興味深いです。

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