千葉市の夏で恒例になっている「子ども議会」が、今週行われ、私も「傍聴」しました。
単に子どもに議会制度を説明する機会でなく、議員役の子どもの提案に市長はじめ答弁し、施策として取り入れています。
子どもたちの方が「エビデンス・ベース」を実践できているのでは(汗)…と自省の念に至るほど、その問題意識や分析、提案の仕方に感心しました。
「エビデンス」というと「数値」を示すことだと勘違いしている大人が多い中で、きちんと「関連性のある事実」を提示していて感心しました。
大人になると、イデオロギーとかで目が曇る。
「こうあるべき」と言う前に、「現状はどうなのか」「何が求められているのか」をきちんと示すことが大事だと改めて痛感です。
本日の公明新聞6面に、同僚の青山議員(若葉区)とともに6月議会の一般質問の内容を掲載していただきました。
私の方は、千葉市の人権施策の一環として、コンビニでの成人(アダルト)雑誌の陳列方法の改善と、ヘイトスピーチ(憎悪表現)解消法の成立に伴う千葉市の取り組みについて伺い、公明新聞にはこの後者を掲載していただきました。
この法律自体が、成立が危ぶまれた難しい法案でしたが、合意形成の公明党の本領を発揮したものとなっています。
そして、法案成立・施行から2週間程度での千葉市議会での質問で、準備は困難でしたが、それでも質問をしなければとの強い想いがありました。
差別におびえる人々の声、また私自身の公約でもあり、本年1月26日付の新聞での提言が、私を突き動かしました。
話題も全国的な内容のせいか、各地から「新聞見たよ」との有難い声を戴きました。ありがとうございます。
千葉市の人権施策は後進的であるというのが、人権関係団体や学術団体からの評価になっており、それを覆し、全ての人々の人権が守られ、安心して暮らせるまちづくりを目指しています。
今回の質問に関連して、人権についての職員研修を拡充するという答弁を頂きましたが、それに対して私からは、
「私もその研修に参加させて頂きます。」と公言いたしました。
その際に議場の執行部の方でざわついた雰囲気もあったので、後日聞くと、
「児童相談所の次はそっちに行ったか、と思いました。踏み込みますね。」との関係者からの感想。
この問題への取り組みは始まったばかり、これからも現場主義で行きます!
議会質問については下記のリンクから録画中継をご覧いただけます。
http://www.chiba-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=114
今年はまだ梅雨が明けきらず、不思議な天候ですが、既に各地の盆踊り、納涼会は真っ盛り。
今年は私も議員として2回目の夏のせいか、少し状況が見えて、各地に「地域にこの人あり!」と感じさせる名物司会者がいらっしゃることに気づきました。
地域のために盛り上げようと一生懸命に気を配られている姿に感銘です。
来年も元気な姿で皆で再会したいと思わせてくれます。
そして、稲毛区はわが娘も歌って踊れる「いな~げ、なげ、なげっ」の稲毛音頭がありますが、稲毛の新曲にも遭遇しました!
そんなこんなで盛り上がっている稲毛区(写真の船は中央区)で、元気に活動させていただいておりますが、今回珍しく、私の写真が多いのは、会場でお会いすることの多い、田沼隆元衆議院議員のおかげです。
地方議員は独りで各会場を回るため、記録まで手が回りませんが、田沼元衆議院議員は千葉市議会出身でもあり、状況をくみ取って、親切にしていただくことが多いです。
この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございます!
久しぶりに、少し長文です。
リンク先を下に示しておきました表記の記事を読みましたが、最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)が再抗告を棄却したことしか分かりません。
どうやら、捜査段階では嘱託(依頼)殺人を認めていたとされる少年が、少年審判では自殺であると主張を変えたようで、その事件への少年院送致決定に対して行われた抗告の(さらにその抗告の)てん末。
報道が、逮捕直後の些末的かつ断片的な未確定情報も全て導入して「嘱託殺人」を構築してしまうため、そのイメージが社会一般では定着しますが、その一方で、自殺であることを少年(又は付添人)が主張する論拠は、殆ど報道されません。
もちろん、今回の事件について私が殺人だの自殺だの、とやかく言うつもりも、その資格も判断材料もありません。
ただ、逮捕直後のあのどうでもいい情報の圧倒的な量に比べて、抗告裁判では何が争点であるかさえも報道されないことに、日頃の違和感が甦った次第です。
少年審判が非公開だから?いえいえ、それは逮捕直後から条件は同じです。簡単な取材ですぐに分かります。電話一本でできます。
私は少年事件だけでなく、最近では政治にも、その報道の在り方に強い違和感を感じてきましたが、その一方で、それ以外の分野、専門ではない分野の報道に対して、その違和感を忘れてしまったり、無批判に受け入れている傾向が自分にあることにも気を付けなければと思います。
つらつらと書きましたが、ちなみに、事の発端は「あ、局長…」と眼に留まったことからでした。
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/44/889d968e5ef1f225fa540075e21f5426.html?isp=00002