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稲毛区 櫻井秀夫
hsakurai2016@yahoo.co.jp

新聞の私的読み方(安全保障の議論から)

 私は28年間、大手リベラル系新聞?を購読していますが、本日(3月21日)の朝刊に「自衛隊 海外活動拡大へ」という大きな見出しが出ました。
 私がマスコミ情報に接する際には、以下のことを心がけてます。
①主語を意識して読む(要は、「誰の情報」「誰の意見」なのか)
②文節末尾の述語を意識して読む(要は、日本語は文節の先頭ではなく、改行前の、文節の最後の述語に結論があることが多い)
 そんなの当たり前という声も聞こえてきそうですが、で、今朝の「1面」の「解説」の②は以下のとおりでした。
「安保政策の大転換に『つながる』」、
「(与党は?米国を)肩代わりする必要があると『考えているようだ。』」、
「自衛隊が相手からみて敵軍の一部と映る『懸念も増す。』」、
「本当に担保されるのか。その歯止めのかけ方が『なお問われている。』」
 テーマがテーマだけに、慎重な議論を要するのは当たり前。
 でも、私が付けたこの『』の言葉って、「1面の解説」で使える表現なのか?と思ってしまいました。述語としてはフワフワしすぎて、何も言ってないのでは?(その割には、各面の見出しだけは踊っていますが)
 極端に言えば、今回の合意内容について「これはダメ」と言った具体的な問題が提示できず、執筆者が長年強く守ってきた考え方と異なることから生じる「不安」「焦り」で書いてしまったのでは?
…うがった見方かもしれませんが、これでは、内実のない集団的自衛権という言葉だけを盛り込もうと躍起になって、祖父の代からのトラウマを克服しようとした側と、政策上のベクトルは真逆でも、動因となった心的構造は同型ではないかと感じてしまいました。
 
 私はこの解説から、逆に、今回の合意の枠組みをちゃんと守れば、問題はないという印象を持ちました。それを守るための国会の事前承認や国連決議ですが、それを法案に書き込む時にどうなるのか、私の関心はそこにあります。
 今後もこの議論は「虚心坦懐」に接する必要がありそうです。

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