「防災減災」新たな施策!…
本日、第40回九都県市合同防災訓練(千葉市会場)が千葉市役所を主会場として実施され、参加して参りました。また、市内274の避難所でも避難所開設・運営訓練が行われ、中央区の重点会場となった生浜小学校にも行ってきました。
さて千葉市では、この12月から「電話・FAXによる災害時緊急情報配信サービス」が開始されます。携帯電話を使用していない方で、緊急情報の入手が比較的困難な高齢者などを対象に、あらかじめ登録いただいた自宅の電話やFAXに災害時緊急情報を配信するものです。
私自身、東日本大震災以降、「防災行政無線が聞こえない」「高齢者など情報弱者対策を」と数多くの声を頂いて参りました。
本件については、震災直後に当局に要望し、防災行政無線の発信内容をインターネットや電話で確認できるサービスをいち早く導入頂きました。(電話番号:0180-994-999、アドレス:https://www.city.chiba.jp/mobile/musen/index.html)
その後、更なる要望も多かったことから4年前の議会質問(第一回定例会)において、当時横浜市で試験導入されていた電話一斉配信(今回仕組みと同様)を提案。当局からは「横浜市の取り組みは、メールやインターネットが使えない方への伝達手段の一つであり、緊急時の情報伝達方法について調査研究していく。」との答弁を頂いておりました。今回のサービス実施の一助となったのかもしれません。
来月2日から、各区役所(地域振興課)で受付が開始されます。
これまで、避難所運営委員会の設立や分散備蓄の推進、マンホールトイレの全市的展開など、防災減災の為の様々な施策を提案・推進してきましたが、今後とも災害に強いまちづくりに向け全力で取り組んで参ります。