雑感…
「人間は間違った風説でも聞きなれると迷わされる」〜魯迅
一部の事実と多くの誤解。
聞く耳を持たず、たたみ掛けるように文句を並べる。
そうした方にこのところよく出くわす。
残念ながら、特にご高齢の方が多い。
いったいどこで得た情報なのか…。
偏った(極端な)レッテルの横行により、本来政治に求められるくらしの安全・安心、安定といったものがないがしろにされ、むしろ混乱が求められているかのような錯覚すら感じることがある。
そこそこ豊かになり、多様化の時代である。また一方で格差も広がっている。
そうしたリアルなくらしの現場に寄り添うとともに、若い世代、子どもたちの将来を見据えた未来思考のスタンスも求められる。
本当にバランスが必要な時。
だからこそ、(「より全体感に立った庶民のくらしの安定」という)目的を見失い、(他者の失点稼ぎのみに血まなこになるといった)偏った方向へ扇動する風潮や勢力は、無責任に思えてしまう。そうでないと主張されるのであれば、今に代わる明快な具体像を堂々と示すべきである。それを示せない以上、それは偽物であり、議論など深まることはないと思う。
追記:実権を握ったものは襟を正し、どこまでも謙虚に。。